第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 また、当社は、当第3四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。

 

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和等を背景に緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、急激な円高の進行や新興国、資源国等の景気下振れリスク等により先行きは不透明な状況が続いております。

 当社グループの業界におきましては、株式会社MM総研の調査によると、平成27年9月末の我が国におけるスマートフォン契約数は7,237万件で、携帯電話端末契約数全体の56.9%まで達しており、平成30年度にはスマートフォン契約数が1億件を突破する見通しであるとされています。また、The Goldman Sachs Group, Inc.の調査によると、次世代のデバイスとして期待されるVR(仮想現実:Virtual Reality)デバイス及びその関連サービスの世界市場規模は、平成37年までに800億ドルに達すると予測されております。

 当社グループにおきましては、スマートフォン向けの既存ゲームについてはユーザとのエンゲージメントを高めることを意識し、新規ゲームについてはその投入と立ち上げに注力してまいりました。また、VRを具現化するHMD端末(頭部装着型表示端末)向けサービスへの注力も進めており、様々な開発実験を行ってまいりました。

 売上の多くを占めるオンライン型ゲームアプリでは、第3四半期連結累計期間に台湾・香港・マカオ向けに「バトルガール ハイスクール」を、国内向けに「激突!!Jリーグプニコンサッカー」「ドラゴンプロジェクト」の配信を開始いたしました。また、前々事業年度に配信を開始いたしました「白猫プロジェクト」や前事業年度に配信を開始いたしました「バトルガール ハイスクール」「東京カジノプロジェクト」といった既存タイトルも売上の拡大に寄与いたしました。

 HMD端末向けサービスでは、Oculus Rift向けVRゲーム「Fly to KUMA」、「VR Tennis Online」の配信を開始いたしました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は64,579,930千円、営業利益は25,622,167千円、経常利益は25,079,422千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は14,746,033千円となりました。

 なお、当社グループにおける報告セグメントはモバイルサービス事業のみであり、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末における流動資産は58,472,592千円となりました。主な内訳は、現金及び預金47,510,596千円及び売掛金8,978,809千円となっております。

 また、固定資産は9,560,197千円となりました。主な内訳は、投資その他の資産6,880,143千円及びのれん1,351,104千円となっております。

 以上の結果、総資産は68,032,789千円となりました。

 

(負債)

 当第3四半期連結会計期間末における流動負債は11,259,243千円となりました。主な内訳は、未払金4,571,062千円及び未払法人税等3,883,969千円となっております。

 また、固定負債は532,708千円となりました。主な内訳は、資産除去債務415,453千円となっております。

 以上の結果、負債合計は11,791,951千円となりました。

 

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末における純資産は56,240,837千円となりました。主な内訳は、利益剰余金48,410,168千円となっております。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当社グループは「どの時代においても、沢山のユーザに受け入れられる、新しいエンターテインメントを作り続

ける」というビジョンを掲げ、ビジョン実現のために研究開発活動を積極的に行っています。

特に将来が大きく期待されているVRを具現化するHMD端末(頭部装着型表示端末)向けサービスへの注力を進め

ており、様々な開発実験を行っています。VR専門のチームも発足させ、これまでにない画期的なユーザ体験をもたらすVR市場の拡大を見据え、市場の成長が当社の成長となるよう今から着々と準備をしております。

その他にも、新タイトルの開発と平行し新しいユーザ体験を実現するための新技術の研究等を行っております。

なお、当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、2,240,383千円であります。

 

(5)従業員数

 当第3四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成していることに加え、当第3四半期連結累計期間において、事業拡大のため積極的に人員採用を行った結果、当第3四半期連結会計期間末の当社グループの従業員数は1,171名となりました。

 なお、当社グループにおける報告セグメントはモバイルサービス事業のみであり、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメントごとの記載を省略しております。