第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」からの重要な変更は以下のとおりであります。変更点は下線で示しております。なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)戦略と計画

 ⑤M&A等(企業買収等)にかかるリスク

 当社グループは、将来の成長可能性の拡大に寄与すると判断する場合には、M&A等の投融資を実行し、企業規模の拡大に取り組む方針であります。

 M&A等の投融資の実施にあたっては、対象企業の財務内容や契約関係等についての詳細な事前審査を行い、十分にリスク検討をしておりますが、対象企業における偶発債務の発生や未認識債務の判明等事前の調査によっても把握できなかった問題が生じた場合や、事業展開が計画通りに進まない場合、投下資本の回収が困難になる等、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、M&A等により、当社グループが従来行っていない新規事業が加わる際には、当該事業固有のリスク要因が加わる可能性があります。

 

 ⑥投資育成事業にかかるリスク

 当社グループは成長戦略の一環として、国内外のIT関連・エンターテインメント企業等を対象に投資をしております。

 投資にあたっては、対象企業の財務内容等の詳細な事前審査を行い、十分にリスク検討しておりますが、投資先企業の事業が計画通りに進捗せず、業績の悪化や株価の動向によっては投資が回収できず、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の分析

①経営成績

 当社グループは、「“Entertainment in Real Life” エンターテインメントで日常をより楽しく、より素晴らしく」をMissionとし、エンターテインメントを通じ、人々の何気ない日常をより豊かにすることを目指しております。既存ゲームについてはユーザとのエンゲージメントを高めることを意識し、新規ゲームについてはそのリリースに向けて注力してまいりました。また、当第2四半期連結会計期間において、投資育成事業を主要な事業の一つと位置づけました。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載のとおりであります。

 なお、多くの国々で外出や稼働が制限されるなど、消費や企業の経済活動が停滞する状況が続いておりますが、当社グループの新型コロナウイルス感染症による当第2四半期連結累計期間の業績への影響は限定的です

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は19,325百万円(前年同四半期比13.6%減)、営業利益は4,135百万円(同44.3%減)、経常利益は5,523百万円(同25.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,010百万円(同24.3%減)となりました。

 

 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。

 当第2四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、当第2四半期連結累計期間の分析は変更後の区分に基づいております。

 

a.エンターテインメント事業

 エンターテインメント事業は、主にスマートフォン向けゲームの開発・運営を行っております。

 当第2四半期連結累計期間において、売上の多くを占めるスマートフォン向けゲームでは、他社IPタイトルの「ドラゴンクエストウォーク(企画・制作:株式会社スクウェア・エニックス、開発:当社)」は堅調に推移し、当社グループの連結業績に貢献しました。また、自社IPタイトルの「白猫プロジェクト」がTVアニメ「呪術廻戦」とのコラボイベントを開催し、「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」及び「アリス・ギア・アイギス」が周年記念イベントを開催するなど、主力タイトルが好調に推移いたしました。

 この結果、売上高は19,263百万円、営業利益は4,189百万円となりました。

 

b.投資育成事業

 投資育成事業は、主にIT関連・エンターテインメント企業等を対象とした投資を行っております。

 当第2四半期連結累計期間において、売上高は61百万円、営業損失は54百万円となりました。

 

②財政状態

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末における流動資産は76,546百万円(前連結会計年度末比2,366百万円増)となりました。これは主に、現金及び預金が減少したものの、固定資産の投資その他の資産に計上していた投資有価証券の一部を流動資産の営業投資有価証券に組替えたことによる増加であります。

 また、固定資産は7,190百万円(同4,462百万円減)となりました。これは主に、固定資産の投資その他の資産に計上していた投資有価証券の一部を流動資産の営業投資有価証券に組替えたことによる減少であります。

 以上の結果、総資産は83,737百万円(同2,096百万円減)となりました。

 

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末における流動負債は6,493百万円(同3,028百万円減)となりました。これは主に、未払法人税等が減少したことによるものであります。

 また、固定負債は516百万円(同15百万円減)となりました。これは主に、その他の固定負債が減少したことによるものであります。

 以上の結果、負債合計は7,010百万円(同3,043百万円減)となりました。

 

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産は76,727百万円(同947百万円増)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が増加したことによるものであります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況の分析

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,793百万円減少し、62,515百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において営業活動により得られた資金は402百万円(前年同四半期は9,391百万円の収入)となりました。主な収入要因は税金等調整前四半期純利益5,523百万円であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において投資活動により使用した資金は584百万円(前年同四半期は1,085百万円の収入)となりました。主な支出要因は投資有価証券の取得による支出2,482百万円であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において財務活動により使用した資金は3,177百万円(前年同四半期は2,108百万円の支出)となりました。主な支出要因は配当金の支払額3,189百万円であります。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、1,971百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。