第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、アジア新興国等の経済の先行きや政策に関する不確実性が残るものの、企業収益や雇用環境の改善が見られたことなどから、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。

医療業界においては、増加し続ける医療費を背景に「社会保障・税一体改革」のもと、団塊の世代が75才以上になる2025年に向けて、医療制度改革が進められております。医療資源を効率的に活用するため、入院・外来・在宅等の医療機関の機能分化や急性期・回復期等の病床機能分化による地域完結型の医療体制(地域包括ケアシステム)の構築が進められており、急性期病院では施設基準の厳格化に伴い、経営方針の見直しが行われております。そのため、医療機関においては、コスト意識が更に高まってきており、納入業者に対する値下げ要請や大学系列病院・グループ系列病院等で商品の集約化や価格の統一化が進められております。

当社グループといたしましては、このような環境の変化を的確に把握し、顧客が持つ課題の解決に向けた付加価値の高い提案を行うことで、既存顧客の深耕と新規顧客の獲得に努めました。顧客病院のマルチスペシャリティ化支援を強化したことで、主力の虚血性心疾患関連、心臓律動管理関連、心臓血管外科関連はいずれも販売数量が伸長いたしました。

この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は29,753,582千円(前年同四半期比7.4%増)、経常利益は1,499,772千円(同4.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,018,982千円(同3.7%増)となりました。

 

分類別の業績は以下のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自 平成28年4月1日

至 平成28年9月30日)

当連結会計年度

(自 平成29年4月1日

至 平成29年9月30日)

 

増減

金額(千円)

構成比(%)

金額(千円)

構成比(%)

金額(千円)

増減率(%)

虚血性心疾患関連

10,491,899

37.9

11,055,959

37.2

564,059

5.4

心臓律動管理関連

6,601,715

23.8

7,034,336

23.6

432,621

6.6

心臓血管外科関連

3,121,005

11.3

3,787,726

12.7

666,720

21.4

末梢血管疾患関連及び脳外科関連

2,352,047

8.5

2,553,068

8.6

201,021

8.5

大型医療機器関連

2,330,718

8.4

2,307,128

7.8

△23,590

△1.0

その他

2,816,327

10.1

3,015,363

10.1

199,035

7.1

合計

27,713,714

100.0

29,753,582

100.0

2,039,867

7.4

 

・虚血性心疾患関連

既存顧客に対して集患支援の提案を積極的に実施し、主力商品である薬剤溶出型ステント(DES)やPTCAバルーンカテーテル、血管内超音波(IVUS)診断カテーテルの販売数量が伸長したことにより、虚血性心疾患関連の売上高は11,055,959千円(前年同四半期比5.4%増)となりました。

 

・心臓律動管理関連

既存顧客の深耕と新規顧客の獲得に注力するため、人員の増強を図り営業活動を強化しました。その結果、不整脈の治療で使用するEPアブレーション関連商品やMRI対応型ペースメーカの販売数量が伸長したことにより、心臓律動管理関連の売上高は7,034,336千円(前年同四半期比6.6%増)となりました。

 

・心臓血管外科関連

経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)関連商品の販売数量が伸長したことにより、心臓血管外科関連の売上高は3,787,726千円(前年同四半期比21.4%増)となりました。

 

・末梢血管疾患関連及び脳外科関連

経皮的シャント拡張術で使用するPTAバルーンカテーテルの販売数量が伸長したことにより、末梢血管疾患関連及び脳外科関連の売上高は2,553,068千円(前年同四半期比8.5%増)となりました。

 

・大型医療機器関連

医療施設の新築・増改築の情報収集を早期に行い、地域の市場動向に沿った設備投資の提案を行いました。しかしながら、前年同期に比べ大型案件が減少したため、大型医療機器関連の売上高は2,307,128千円(前年同四半期比1.0%減)となりました。

 

・その他

循環器領域以外の診療科に対する営業活動を強化し、顧客医療機関における当社グループの取扱商品の拡大を図りました。この結果、糖尿病関連の販売数量が伸長したこと等から、その他の売上高は3,015,363千円(前年同四半期比7.1%増)となりました。

 

主な分類別の取扱商品は以下のとおりであります。

分類

取扱商品

虚血性心疾患関連

当社グループの主要商品群であり、心筋梗塞や狭心症といった虚血性心疾患の治療に使用されるカテーテル等の医療機器であります。これらの医療機器を使用した治療は、患者の身体に対する負担が少ないことから、「低侵襲治療」と呼ばれております。

<薬剤溶出型ステント(DES)、PTCAバルーンカテーテル、血管内超音波(IVUS)診断カテーテル等>

心臓律動管理関連

不整脈の治療に使用される医療機器であります。

<ペースメーカ、植込型除細動器(ICD)、両室ペーシング機能付き植込型除細動器(CRTD)、電気生理検査用カテーテル、心筋焼灼術用カテーテル等>

心臓血管外科関連

心臓疾患を治療するための外科手術の際に使用される医療機器であります。

<ステントグラフト、径カテーテル生体弁、人工血管、人工心肺等>

末梢血管疾患関連及び脳外科関連

末梢血管や脳血管の疾患を治療するために使用される医療機器であります。

<PTAバルーンカテーテル、末梢血管用ステント、塞栓用コイル等>

大型医療機器関連

放射線科や手術室等で使用される医療機器であります。

<X線血管撮影装置、コンピュータ断層撮影装置(CT)、磁気共鳴画像診断装置(MRI)、麻酔器等

その他

上記以外の医療機器等であります。

<インスリンポンプ、血圧トランスデューサーセット、血圧モニター用チューブ等>

 

(2)財政状態

①資産、負債及び純資産の状況

(資産)

資産は、前連結会計年度末に比べ433,375千円増加し、33,621,086千円となりました。これは、受取手形及び売掛金が1,844,065千円、投資その他の資産が1,320,845千円増加した一方、現金及び預金が2,671,680千円減少したこと等によるものであります。

 

(負債)

負債は、前連結会計年度末に比べ160,263千円増加し、17,854,343千円となりました。これは、支払手形及び買掛金が266,206千円増加した一方、賞与引当金が117,896千円減少したこと等によるものであります。

 

(純資産)

純資産は、前連結会計年度末に比べ273,111千円増加し、15,766,742千円となりました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益により1,018,982千円増加した一方、前期の配当金の支払により746,417千円減少したこと等によるものであります。

 

②キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、9,283,308千円となりました。

主な要因は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、当第2四半期連結累計期間末が銀行休業日であったこと等により売上債権の増加が1,844,065千円あった一方、税金等調整前四半期純利益が1,483,057千円あったこと等により562,115千円の支出(前年同四半期は1,898,833千円の収入)となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、株式会社大沢商事(現 テスコ秋田販売株式会社)の株式取得代金前払により投資有価証券等の取得による支出が1,250,000千円あった他、有形固定資産の取得による支出が98,487千円あったこと等により1,363,147千円の支出(前年同四半期は79,412千円の支出)となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、前期の配当金の支払が746,417千円あったことにより746,417千円の支出(前年同四半期は588,521千円の支出)となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。