当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中、政府による経済政策の効果を背景に景気は緩やかな回復基調で推移いたしましたが、海外経済の不確実性や相次ぐ自然災害の経済への影響等により、先行きは不透明な状況が続いております。
医療業界においては、平成30年4月に診療報酬改定が行われました。今改定では医療機能や患者の状態に応じた診療報酬体系の見直しが導入されたこと等から、医療機関にとって厳しい改定内容となっております。こうした状況を背景に、医療機関においては、経営の合理化・効率化が進められており、納入業者に対する値下げ要請や大学系列病院・グループ系列病院等で商品の集約化や価格の統一化が進められております。また、特定保険医療材料の償還価格改定も行われ、当社グループの主力商品であるステントやPTCAバルーンカテーテル、ペースメーカ等の販売価格が下落しております。
このような環境のもと、当社グループといたしましては、顧客が持つ課題の解決に向けた付加価値の高い提案を行うことで、既存顧客の深耕と新規顧客の獲得に努めました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年下期にグループ化したテスコ秋田販売株式会社(現テスコ株式会社)の売上高が寄与した他、心臓律動管理関連と心臓血管外科関連において販売数量が伸長したこと等により31,863,568千円(前年同四半期比7.1%増)となりました。利益につきましては、仕入先との仕切価格交渉や目標販売数量を設定した上でのリベートプログラムの実施等により利益改善に取組んだことで第1四半期累計期間から減益率は改善しましたが、第2四半期累計期間においては償還価格下落の影響を吸収しきれていないため、経常利益は1,273,799千円(前年同四半期比15.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は896,302千円(前年同四半期比12.0%減)となりました。
分類別の経営成績は以下のとおりであります。
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前連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日) |
当連結会計年度 (自 平成30年4月1日 至 平成30年9月30日) |
増減 |
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金額(千円) |
構成比(%) |
金額(千円) |
構成比(%) |
金額(千円) |
増減率(%) |
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虚血性心疾患関連 |
11,055,959 |
37.2 |
10,204,013 |
32.0 |
△851,946 |
△7.7 |
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心臓律動管理関連 |
7,034,336 |
23.6 |
8,707,007 |
27.3 |
1,672,670 |
23.8 |
|
心臓血管外科関連 |
3,787,726 |
12.7 |
4,641,212 |
14.6 |
853,486 |
22.5 |
|
末梢血管疾患関連及び脳外科関連 |
2,553,068 |
8.6 |
2,777,722 |
8.7 |
224,653 |
8.8 |
|
大型医療機器関連 |
2,307,128 |
7.8 |
1,530,256 |
4.8 |
△776,871 |
△33.7 |
|
その他 |
3,015,363 |
10.1 |
4,003,355 |
12.6 |
987,992 |
32.8 |
|
合計 |
29,753,582 |
100.0 |
31,863,568 |
100.0 |
2,109,986 |
7.1 |
・虚血性心疾患関連
集患支援の提案を積極的に実施し、既存顧客の深耕に努めましたが、償還価格改定に伴う販売価格下落の影響により、虚血性心疾患関連の売上高は10,204,013千円(前年同四半期比7.7%減)となりました。
・心臓律動管理関連
不整脈の治療で使用するEPアブレーション関連商品や植込型除細動器(ICD)及び両室ペーシング機能付き植込型除細動器(CRTD)の販売数量が伸長したことにより、心臓律動管理関連の売上高は8,707,007千円(前年同四半期比23.8%増)となりました。
・心臓血管外科関連
経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)関連商品やステントグラフト関連商品の販売数量が伸長したことにより、心臓血管外科関連の売上高は4,641,212千円(前年同四半期比22.5%増)となりました。
・末梢血管疾患関連及び脳外科関連
経皮的シャント拡張術で使用するPTAバルーンカテーテルや脳外科関連商品の販売数量が伸長したことにより、末梢血管疾患関連及び脳外科関連の売上高は2,777,722千円(前年同四半期比8.8%増)となりました。
・大型医療機器関連
医療施設の新築・増改築の情報収集を早期に行い、地域の市場動向に沿った設備投資の提案を行いました。しかしながら、前年同期に比べ大型案件が減少したため、大型医療機器関連の売上高は1,530,256千円(前年同四半期比33.7%減)となりました。
・その他
循環器領域以外の診療科に対する営業活動を強化し、顧客医療機関における当社グループの取扱商品の拡大を図りました。この結果、糖尿病関連商品であるインスリンポンプのレンタルの普及が進んだこと等から、その他の売上高は4,003,355千円(前年同四半期比32.8%増)となりました。
主な分類別の取扱商品は以下のとおりであります。
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分類 |
取扱商品 |
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虚血性心疾患関連 |
当社グループの主要商品群であり、心筋梗塞や狭心症といった虚血性心疾患の治療に使用されるカテーテル等の医療機器であります。これらの医療機器を使用した治療は、患者の身体に対する負担が少ないことから、「低侵襲治療」と呼ばれております。 <薬剤溶出型ステント(DES)、PTCAバルーンカテーテル、血管内超音波(IVUS)診断カテーテル等> |
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心臓律動管理関連 |
不整脈の治療に使用される医療機器であります。 <ペースメーカ、植込型除細動器(ICD)、両室ペーシング機能付き植込型除細動器(CRTD)、電気生理検査用カテーテル、心筋焼灼術用カテーテル等> |
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心臓血管外科関連 |
心臓疾患を治療するための外科手術の際に使用される医療機器であります。 <ステントグラフト、経カテーテル生体弁、人工血管、人工心肺等> |
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末梢血管疾患関連及び脳外科関連 |
末梢血管や脳血管の疾患を治療するために使用される医療機器であります。 <PTAバルーンカテーテル、末梢血管用ステント、塞栓用コイル等> |
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大型医療機器関連 |
放射線科や手術室等で使用される医療機器であります。 <X線血管撮影装置、コンピュータ断層撮影装置(CT)、磁気共鳴画像診断装置(MRI)、麻酔器等> |
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その他 |
上記以外の医療機器等であります。 <インスリンポンプ、血圧トランスデューサーセット、血圧モニター用チューブ等> |
(2)財政状態の状況
①資産、負債及び純資産の状況
(資産)
資産は、前連結会計年度末に比べ295,406千円減少し、35,892,955千円となりました。これは、受取手形及び売掛金が1,468,237千円減少した一方、商品が512,838千円、現金及び預金が435,826千円それぞれ増加したこと等によるものであります。
(負債)
負債は、前連結会計年度末に比べ359,211千円減少し、18,064,796千円となりました。これは、支払手形及び買掛金が159,788千円、流動負債のその他が155,395千円それぞれ減少したこと等によるものであります。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べ63,805千円増加し、17,828,158千円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益により896,302千円増加した一方、前期の配当金の支払により832,539千円減少したこと等によるものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、13,752,934千円となりました。
主な要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益が1,272,639千円、売上債権の減少が1,468,237千円あった一方、たな卸資産の増加が512,990千円、法人税等の支払が490,775千円あったこと等により1,327,509千円の収入(前年同四半期は562,115千円の支出)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出が53,644千円あったこと等により59,140千円の支出(前年同四半期は1,363,147千円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、前期の配当金の支払が832,539千円あったこと等により832,542千円の支出(前年同四半期は746,417千円の支出)となりました。