当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の法的位置付けが5類感染症に移行されたこと等から、社会経済活動は一段と正常化へ進み国内景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、長期化するウクライナ情勢を背景とした資源・資材価格の高騰や急激な為替相場の変動等により、先行きは依然として厳しい状況が続いております。
医療業界におきましては、増加し続ける医療費を背景に医療制度改革が実施されており、効率的で質の高い医療提供体制の構築等が進められております。これにより医療機関におきましては、経営の合理化・効率化が重要課題となっております。このような状況の中、人手不足が常態化していることに加え、電力料金の高騰や輸送コストの上昇による物価高騰の影響等により、厳しい経営環境が続いております。そのため、納入業者に対する値下げ要請や大学系列病院・グループ系列病院等で商品の集約化や価格の統一化の動きはますます強まってきております。
当社グループといたしましては、このような環境の変化を的確に把握し、顧客の課題解決に向けた付加価値の高い提案を行うことで、既存顧客の深耕と新規顧客の獲得に努めました。また、当社グループの新たな事業展開を目的に株式会社トライテックをグループ化いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は35,179,023千円(前年同四半期比4.6%増)となりました。一方、利益面については、増収による売上総利益の増加があったものの、業容拡大に伴い人件費等の販売費及び一般管理費が増加したことから、経常利益は972,018千円(前年同四半期比12.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は702,934千円(前年同四半期比5.2%減)となりました。
分類別の経営成績は以下のとおりであります。
・虚血性心疾患関連
顧客の課題解決に向けた付加価値の高い提案を行うことで、既存顧客の深耕と新規顧客の獲得に努めました。その結果、主力商品であるPTCAバルーンカテーテルの販売数量が伸長したこと等により、虚血性心疾患関連の売上高は8,288,487千円(前年同四半期比4.3%増)となりました。
・心臓律動管理関連
既存顧客の深耕と新規顧客の獲得に注力するため、人員の増強を図り営業活動を強化しました。その結果、不整脈の治療で使用するEPアブレーション関連商品やペースメーカの販売数量が伸長したこと等により、心臓律動管理関連の売上高は9,205,263千円(前年同四半期比2.7%増)となりました。
・心臓血管外科関連
経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)やステントグラフト関連商品の販売数量が伸長したこと等により、心臓血管外科関連の売上高は6,157,794千円(前年同四半期比22.9%増)となりました。
・末梢血管疾患関連及び脳外科関連
経皮的シャント拡張術で使用するPTAバルーンカテーテルや脳外科関連商品の販売数量が伸長したこと等により、末梢血管疾患関連及び脳外科関連の売上高は3,945,083千円(前年同四半期比14.8%増)となりました。
・医療機器関連
医療施設の新築・増改築及び医療機器の更新情報収集を早期に行い、地域の市場動向に沿った設備投資の提案を行いました。しかしながら、前年同期に比べ大型案件が減少したため、医療機器関連の売上高は2,843,380千円(前年同四半期比26.3%減)となりました。
・その他
循環器領域以外の診療科に対する営業活動を強化し、顧客医療機関における当社グループの取扱商品の拡大を図りました。この結果、消化器関連や糖尿病関連の販売数量が伸長したこと等により、その他の売上高は4,739,014千円(前年同四半期比7.7%増)となりました。
主な分類別の取扱商品は以下のとおりであります。
①資産、負債及び純資産の状況
資産は、前連結会計年度末に比べ1,606,298千円減少し、42,277,029千円となりました。これは、電子記録債権が903,109千円増加した一方、受取手形及び売掛金が2,223,074千円、その他(流動資産)が357,913千円減少したこと等によるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ1,039,615千円減少し、20,061,225千円となりました。これは、その他(流動負債)が171,925千円増加した一方、支払手形及び買掛金が1,274,733千円減少したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ566,683千円減少し、22,215,804千円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益により702,934千円増加した一方、前期の配当金の支払により1,420,986千円減少したこと等によるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、11,499,536千円となりました。
(現金及び預金の四半期末残高)
主な要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、仕入債務の減少が1,332,461千円、法人税等の支払が527,721千円あった一方、売上債権の減少が1,549,999千円、税金等調整前四半期純利益が1,041,708千円あったこと等により1,171,957千円の収入(前年同四半期は1,055,774千円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出が290,410千円あった一方、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入が150,344千円、その他が141,030千円あったこと等により964千円の収入(前年同四半期は654,154千円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、前期の配当金の支払が1,420,986千円あったこと等により1,445,132千円の支出(前年同四半期は1,162,870千円の支出)となりました。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。