第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間(2020年1月1日~6月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言の発令を受け、企業活動や消費動向が急速に停滞し極めて厳しい環境となりました。社会経済活動レベルの段階的な引き上げに伴い持ち直しに向かうことが期待されるものの、国内外の感染症の動向は依然として予断を許さない状況が続いています。

このような環境下、当社グループが属する情報サービス産業においては、新しい働き方の実現に向けたDX(デジタル・トランスフォーメーション)への取り組みが加速し、テレワークをはじめオンライン化推進への投資需要が高まりました。その反面、先行き不透明な景況感を背景に、DX領域以外の新規投資には慎重さが見られました。

当社グループは企業理念である「感謝と喜び」の心を根本として、お客様の事業継続を支えるとともに、事業創造にも貢献できるよう活動してまいりました。お客様にとって不可欠な基幹システムを提供しているという認識のもと、サービス提供とお客様サポートを平時と変わらず実施することは社会的責任であると考え、お客様に対してもオンライン化を推進するなど環境変化に即した対応を行いました。一方、オンライン商談に不慣れなお客様が相当数あったため、ソフトウエアの継続利用を含む商談全般において、クロージングに至るまでの期間が長期化することとなりました。これにより、第2四半期までに予定していた商談の多くが第3四半期以降に順次ずれ込み、商談成立数が計画を下回ることとなりました。

これらの結果、当第2四半期連結累計期間(2020年1月1日~6月30日)においては、売上収益は102億32百万円(前年同期比7.6%減となりました。営業利益は16億28百万円(前年同期比21.7%減)、税引前四半期利益は16億14百万円(前年同期比22.2%減となり、親会社の所有者に帰属する四半期利益は10億66百万円(前年同期比21.7%減)となりました。

当社グループはITサービス事業の単一セグメントですが、売上分野別の状況は次のとおりです。

(単位:百万円)

区 分

前第2四半期連結累計期間

(自 2019年1月1日

  至 2019年6月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2020年1月1日

  至 2020年6月30日)

前年同期比(増減率)

プラットフォーム

4,948

4,872

△1.5

アプリケーション

6,123

5,360

△12.5

合 計

11,072

10,232

△7.6

 

(2)財政状態の状況

(資産)

当第2四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べて4億2百万円増加し、320億91百万円となりました。流動資産は53百万円減少79億34百万円、非流動資産は4億55百万円増加241億57百万円となりました。非流動資産の増加の主な要因は、無形資産7億28百万円の増加によるものです。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて1億35百万円減少し、83億34百万円となりました。流動負債は69百万円減少70億31百万円、非流動負債は66百万円減少13億3百万円となりました。流動負債の減少の主な要因は、短期有利子負債9億87百万円の増加があったものの、営業債務及びその他の債務4億66百万円の減少、契約負債2億19百万円の減少及びその他の流動負債2億56百万円の減少によるものです。非流動負債の減少の主な要因は、長期有利子負債66百万円の減少によるものです。

 

(資本)

当第2四半期連結会計期間末における資本は、前連結会計年度末に比べて5億37百万円増加し、237億57百万円となりました。資本の増加の主な要因は、利益剰余金4億97百万円の増加によるものです。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて2億8百万円減少し、28億26百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により得られた資金は、11億円(前年同期比22.5%増)となりました。この主な要因は、営業債務及びその他の債務の減少額4億82百万円、法人所得税等の支払額6億46百万円があったものの、税引前四半期利益16億14百万円、減価償却費及び償却費10億29百万円があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により使用した資金は、12億84百万円(前年同期比37.0%減)となりました。この主な要因は、無形資産の取得による支出12億33百万円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により使用した資金は、23百万円(前年同期は13億24百万円の支出)となりました。この主な要因は、リース負債の返済による支出4億54百万円、配当金の支払額5億68百万円があったものの、短期借入金の純増額10億1百万円によるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は86百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。