第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当社グループは、「あらゆる人が、あらゆる場所で、あらゆるモノを売り買いできる新たな時代を創る」というミッションを掲げ、「グローバルな循環型消費社会の先駆者であり続ける」というビジョンのもとに、ネットオークション・ショッピングの比較検索サイト「オークファン」をはじめとした情報提供(インターネットメディア)事業、卸企業様・メーカー様等を対象としたマーケットプレイス運営事業及び、インターネット上での販売活動支援等を行うソリューション事業を展開しております。

 当社グループは、消費者に届けられることなく廃棄される約22兆円の法人在庫(※)に着目し、創業来蓄積した大量の商品実売データを基に、これらの在庫を「適切な価格で」「適切なマーケットに」お届けする支援を行って参りました。特に、2017年12月からはお買い得品EC事業の株式会社ネットプライスを子会社化し相場データのみならず、自ら積極的に流通に関与するマーケットプレイス事業への本格展開も果たしました。

 本年度は、22兆円の巨大市場の攻略に向け、事業の選択と集中を実施しながら事業推進を行っております。

 

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は3,979,447千円(前年同四半期比41.7%増)営業利益は143,163千円21.0%減経常利益は151,548千円47.9%減親会社株主に帰属する四半期純利益は42,376千円87.8%減となりました。

 

 セグメントの業績は次のとおりです。

(メディア)

 当セグメントは、創業来のデータの収集・解析基盤及び、これらのデータを活用したインターネットメディア(aucfan.com)の運営を主とした当社グループの基盤となるセグメントであります。第2四半期に開発・販売促進活動を進めてきた当社流通相場データを活用した新規サービスや、オークション教育・個別サポートサービス「オークファンスクール」など周辺サービスが業績を牽引し、売上高1,301,844千円、営業利益44,368千円となりました。

(マーケットプレイス)

 当セグメントは、22兆円の巨大市場への足がかりとして最も重要なセグメントであると位置づけております。法人向け商品流動化支援事業「リバリュー」及び国内最大級のBtoB仕入れサイト「NETSEA」においては積極的な事業拡大の優先、また2017年12月から当社の連結子会社となった株式会社ネットプライスの収益貢献の影響もあり、売上高2,296,437千円、営業利益66,037千円となりました。

(ソリューション)

 当セグメントは、データとマーケットプレイス(販路)を繋ぐ戦略的投資事業を含む、当社グループにとって重要なセグメントであります。複数のEマーケットプレイスへの同時出品・在庫連動等が可能なASPサービス『タテンポガイドNEXT』の安定的な黒字化に向けた費用の見直し、また2018年3月から連結子会社となった株式会社ゼロディブの早期の収益化により、売上高323,149千円、営業損失52,938千円となりました。

 なお、株式会社ゼロディブについては第2四半期においては、貸借対照表のみを連結し、当第3四半期会計期間より損益計算書を連結しているため、2018年4月から6月の3ヵ月間の業績を連結に反映しております。

(インキュベーション)

 当セグメントは、事業投資活動を通じて、当社が中長期に亘り競合優位性を構築・維持していくための知見とネットワークを得ることを目的とした事業セグメントであります。当第3四半期においては、保有しております会社株式の売却が発生しなかったため、売上高119,141千円、営業利益75,462千円となりました。

 

※ 出所:平成28年度法人企業統計(財務省)などを基に当社試算

 

(2)財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末における資産、負債及び純資産の状況とそれらの要因は次のとおりです。

 ① 資産

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は、5,701,214千円(前連結会計年度末は4,216,731千円)となりました。

 流動資産は、3,870,924千円(前連結会計年度末は2,476,630千円)となりました。主な内訳といたしましては、現金及び預金が737,801千円増加、売掛金及び受取手形が288,241千円増加、営業投資有価証券が390,799千円増加した結果であります。

 固定資産は、1,827,806千円(前連結会計年度末は1,736,686千円)となりました。主な内訳といたしましては、ソフトウェアが158,556千円増加、のれんが74,909千円減少した結果であります。

 繰延資産は、2,483千円(前連結会計年度末は3,415千円)となりました。内訳といたしましては、社債発行費が931千円減少した結果であります。

 ② 負債

 当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、3,153,808千円(前連結会計年度末は1,710,720千円)となりました。

 流動負債は、1,819,241千円(前連結会計年度末は1,132,652千円)となりました。主な内訳といたしましては、買掛金が205,729千円増加、1年内返済予定の長期借入金が183,239千円増加、短期借入金が200,000千円増加した結果であります。

 固定負債は、1,334,567千円(前連結会計年度末は578,068千円)となりました。主な内訳といたしましては、長期借入金が876,880千円増加、社債が125,000千円減少した結果であります。

 ③ 純資産

 当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、2,547,405千円(前連結会計年度末は2,506,011千円)となりました。主な内訳といたしましては、利益剰余金が42,376千円増加した結果であります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当社の第3四半期連結累計期間は、第1四半期にソリューションセグメントにおいて発生した一時的な費用等の影響により、当初計画からは一部乖離した推移となりました。一方で、当期計画しておりました事業の選択と集中が順調に進捗しており、第4四半期からは各セグメントにおける収益基盤の大幅な強化を見込んでおります。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。