(1)業績の状況
当社グループは、「あらゆる人が、あらゆる場所で、あらゆるモノを売り買いできる新たな時代を創る」というミッションを掲げ、「グローバルな循環型消費社会の先駆者であり続ける」というビジョンのもとに、ネットオークション・ショッピングの比較検索サイト「オークファン」をはじめとした情報提供(インターネットメディア)事業、卸企業様・メーカー様等を対象としたマーケットプレイス運営事業、インターネット上での販売活動支援等を行うソリューション事業及び、事業投資活動等を行うインキュベーション事業を展開しております。
当社グループは、消費者に届けられることなく廃棄される約22兆円の法人在庫(※)に着目し、創業来蓄積した大量の商品実売データを基に、これらの在庫を「適切な価格で」「適切なマーケットに」お届けする支援を行ってまいりました。特に、2017年12月からはBtoC向けお買い得品EC事業の株式会社ネットプライスを子会社化したことにより、相場データのみならず自ら積極的に流通に関与するマーケットプレイス事業への本格展開も果たしました。
このような中、当連結会計年度においても22兆円の巨大市場の攻略に向け、事業推進を行ってまいります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は3,361,199千円(前年同四半期比34.7%増)、営業利益は640,536千円(同1,137.9%増)、経常利益は637,209千円(同953.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は479,483千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失26,465千円)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
(メディア)
当セグメントは、創業来のデータの収集・解析基盤及び、これらのデータを活用したインターネットメディア(aucfan.com)の運営を主とした当社グループの基盤の一つとなるセグメントであります。
当社が保有する流通相場データを活用した「オークファンプロPlus」や、オークション教育・個別サポートサービス「オークファンスクール」開校数の増加などが業績を牽引し、売上高1,145,833千円、営業利益114,653千円となりました。
(マーケットプレイス)
当セグメントは、22兆円の巨大市場の攻略への足がかりとして最も重要なセグメントであると位置づけております。
法人向け商品流動化支援事業「リバリュー」、国内最大級のBtoB仕入れサイト「NETSEA」、BtoC向けECサイト「ネットプライス」及び社会貢献型サンプリングサービス「Otameshi」それぞれにおいて積極的な投資・成長に向けた施策の実行により、「NETSEA」では日次流通額が1億7,000万円となり過去最高流通額を記録し、「Otameshi」においては東京ガス株式会社と「junijuni sponsored by TOKYO GAS」の開設準備(4月25日開設済)を進めるなど着実に成果が現れ始めています。これらの結果、売上高1,638,209千円、営業利益30,089千円となりました。
(ソリューション)
当セグメントは、データとマーケットプレイス(販路)を繋ぐ戦略的事業投資を含む、当社グループにとって重要なセグメントであり、継続的に事業投資を実施しております。
このような投資フェーズの中、複数のEマーケットプレイスへの同時出品・在庫連動等が可能なASPサービス「タテンポガイドNEXT」の安定的な黒字化に向けた販売促進及び費用の見直しを継続した結果、売上高144,253千円、営業利益4,589千円となりました。
(インキュベーション)
当セグメントは、事業投資活動を通じて、当社が中長期に亘り競合優位性を構築・維持していくための知見とネットワークを得ることを目的とした事業セグメントであります。
営業投資有価証券の売却及び、投資先企業へのコンサルティング等を実施した結果、売上高557,352千円、営業利益485,653千円となりました。
※ 出所:平成28年度法人企業統計(財務省)などを基に当社試算
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産、負債及び純資産の状況とそれらの要因は次のとおりです。
①資産
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、6,071,090千円(前連結会計年度末は5,873,838千円)となりました。
流動資産は、4,426,355千円(前連結会計年度末は4,049,504千円)となりました。主な要因といたしましては、営業投資有価証券が418,445千円増加、現金及び預金が184,877千円増加、受取手形及び売掛金が109,572千円減少、仕掛品が59,829千円減少した結果であります。
固定資産は1,643,182千円(前連結会計年度末は1,822,160千円)となりました。主な要因といたしましては、長期貸付金が59,464千円増加、のれんが87,231千円減少、ソフトウエア仮勘定が69,743千円減少した結果であります。
繰延資産は1,552千円(前連結会計年度末は2,173千円)となりました。要因といたしましては、社債発行費が620千円減少した結果であります。
②負債
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、2,548,268千円(前連結会計年度末は3,156,679千円)となりました。
流動負債は、1,737,780千円(前連結会計年度末は1,965,168千円)となりました。主な要因といたしましては、未払法人税等が81,745千円増加、買掛金が105,836千円減少、未払金が46,875千円減少した結果であります。
固定負債は、810,488千円(前連結会計年度末は1,191,511千円)となりました。主な要因といたしましては、長期借入金が323,458千円減少、社債が62,500千円減少した結果であります。
③純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、3,522,822千円(前連結会計年度末は2,717,158千円)となりました。主な要因といたしましては、利益剰余金が479,483千円増加、資本金が181,566千円増加、資本剰余金が181,566千円増加、自己株式が159,920千円増加した結果であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は2,279,602千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前四半期純利益682,620千円、減価償却費137,624千円、のれん償却額76,000千円などの計上に対し、営業投資有価証券の増加額242,982千円、仕入債務の減少額112,541千円、法人税等の支払額90,703千円などにより、営業活動の結果獲得した資金は438,571千円(前年同四半期は198,864千円の獲得)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
貸付金の回収による収入20,830千円の計上に対し、有形固定資産の取得による支出3,747千円、無形固定資産の取得による支出135,092千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出24,327千円などにより、投資活動の結果使用した資金は155,113千円(前年同四半期は173,312千円の使用)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
新株予約権の行使による株式の発行による収入362,577千円、短期借入れによる収入200,000千円などの計上に対し、短期借入金の返済による支出200,000千円、長期借入金の返済による支出236,380千円、自己株式の取得による支出159,920千円、社債の償還による支出62,500千円などにより、財務活動の結果使用した資金は97,428千円(前年同四半期は504,211千円の獲得)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。