第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府・日銀による経済政策や大胆な金融政策などを背景として、企業業績の向上や雇用環境の改善など、着実に景気回復の兆しが見られてきております。

このような状況の中、当社グループは駐車場事業の収益力向上、不動産等事業における新築マンション及び駐車場小口化商品「トラストパートナーズ」の販売強化、ウォーター事業における固定客確保等に注力してまいりました。また、平成28年12月には資産の効率的運用の観点から保有不動産(賃貸マンション、福岡市博多区博多駅南)の売却を実施いたしました。

以上の結果、売上高は5,730,827千円(前年同期比11.8%減)、営業損失148,488千円(前年同期は128,210千円の営業利益)、経常損失297,077千円(前年同期は13,279千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は106,711千円(前年同期は39,808千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

セグメントの業績については、以下のとおりであります。

 

①駐車場事業

収益性を重視した新規駐車場の開発及びタイムリーな料金改定等の既存駐車場活性化に加え、不採算駐車場の地代交渉、閉鎖等を引き続き実施してまいりました。

以上の結果、売上高は3,360,517千円(前年同期比0.8減)、営業利益342,267千円(同9.4増)となりました。

なお、当第2四半期連結会計期間末の駐車場数は769ヶ所(前年同期より3ヶ所減、前連結会計年度末より7ヶ所増)、車室数は31,216車室(前年同期より840車室増、前連結会計年度末より1,351車室増)となっております。

 

②不動産等事業

マンション、戸建住宅等の販売等部門につきましては、当第2四半期連結累計期間においては、新築マンションの竣工はなく、既竣工物件である「トラストネクサス長崎オーシャンコート(長崎県長崎市)」、「トラストネクサス長府侍町(山口県下関市)」、「トラスト三原ネクサージュ(広島県三原市)」、「トラストネクサス宇部黒石(山口県宇部市)」の販売に注力、31戸の引渡を実施し、「トラストネクサス長崎オーシャンコート」及び「トラスト三原ネクサージュ」の2棟が全戸完売いたしました。

その結果、当部門は売上高822,785千円、営業損失110,453千円となりました。

なお、引き続き販売中の「トラストネクサス長府侍町」及び「トラストネクサス宇部黒石」の2棟につきましては、当第2四半期連結会計期間末時点で残戸数が9戸となり、早期完売を目指しております。

また、当連結会計年度におきましては、「トラスト前原中央ネクサージュⅡ(福岡県糸島市、52戸、平成29年2月竣工予定)」及び「トラストネクサス新椋野Ⅱ(山口県下関市、60戸、平成29年4月竣工予定)」の新築マンション2棟を予定しております。

不動産特定共同事業法に基づく駐車場小口化商品であります「トラストパートナーズ」の販売部門につきましては、「トラストパートナーズ第5号(札幌市、北九州市、福岡市、鹿児島市の4物件を1パッケージ化)」の販売に注力いたしました結果、売上高4,145千円、営業損失122,265千円となりました。

以上の結果、不動産等事業の売上高は826,930千円(前年同期比34.8減)、営業損失232,718千円(前年同期は186,021千円の営業損失)となりました。

 

③ウォーター事業

水素水の販売を中心として行うウォーター事業につきましては、第1四半期連結会計期間においては、固定客を確保し、今後の当社グループの収益事業の一つとして大きく拡大、発展させるための先行投資として広告宣伝費等を積極的に投入いたしましたが、参入企業の増加による競合が激化する中、効果的な広告宣伝を行うことができなかったこと等の要因により、売上高が伸び悩み、収益が大幅に悪化し、158,740千円の営業損失を計上いたしました。これを受けまして、当第2四半期連結会計期間においては、広告戦略等の大幅な見直しを実施した結果、31,803千円の黒字を確保いたしました。

以上の結果、売上高762,750千円(前年同期比33.6%減)、営業損失126,937千円(前年同期は45,146千円の営業利益)となりました。

 

④アミューズメント事業

アミューズメント事業につきましては、温浴施設「那珂川清滝(福岡県筑紫郡那珂川町)」、「和楽の湯 下関せいりゅう(山口県下関市)」及びゴルフ練習場「カスタネット倶楽部水巻(福岡県遠賀郡水巻町)」において、来場者数が伸び悩む中、収益確保のため、サービス力及び営業力強化を図ってまいりました。

以上の結果、売上高404,716千円(前年同期比5.9%減)、営業損失36,130千円(前年同期は8,911千円の営業損失)となりました。

 

⑤RV事業

RV事業につきましては、人材確保に時間を要したことで、最優先課題として取り組んでまいりました販売体制の構築に遅れが生じた影響もあり、販売台数を伸ばすことができませんでした。

以上の結果、売上高181,412千円(前年同期比108.2)、営業損失47,797千円(前年同期は52,338千円の営業損失)となりました。

なお、平成28年11月には福岡県筑紫郡那珂川町に新店舗をオープンし、平成29年1月より営業人員を増員しております。引き続き販売体制の強化に努め、早期の収益改善を図ってまいります。

 

⑥その他事業

その他事業につきましては、警備事業、メディカルサービス事業等の既存事業は概ね堅調に推移いたしました。

新規事業としましては、第1四半期連結累計期間より、スキンケア商品「ミニュール」の販売を開始いたしました。また、トラストホームエナジー株式会社において、エネファーム及びオール電化等の住宅設備機器等の販売活動を開始、当第2四半期連結会計期間より受注を獲得できる体制となり、早期の収益化に向け注力してまいりました。

以上の結果、売上高194,498千円(前年同期比7.3増)、営業損失67,051千円(前年同期は12,460千円の営業利益)となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較し272,518千円減少し、1,651,327千円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、766,674千円のマイナス(前年同期は214,817千円のマイナス)となりました。これは主に、駐車場設備等の減価償却費312,751千円、のれん償却額46,903千円、たな卸資産の増加による減少額1,046,535千円、仕入債務の減少額291,397千円、前受金の増加額778,149千円、利息の支払額91,563千円等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、748,797千円のプラス(前年同期は425,517千円のマイナス)となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入948,047千円と有形固定資産の取得による支出230,108千円、投資有価証券の売却による収入76,233千円、貸付けによる支出40,000千円等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、254,956千円のマイナス(前年同期は519,276千円のプラス)となりました。これは主に、短期借入金の純減少額855,700千円、長期借入れによる収入2,070,000千円と長期借入金の返済による支出1,340,898千円、配当金の支払額40,717千円等によるものであります。

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は3,832千円となっておりますが、当社の将来の経営成績に与える影響に重要性はありません。