第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府・日銀による経済政策や大胆な金融政策などを背景として、企業業績の向上や雇用環境の改善など、着実に景気回復の兆しが見られるものの、アメリカ新政権の政策運営、イギリスのEU離脱問題、中国経済の減速など、先行きは不透明な状況であります。

このような状況の中、当社グループは駐車場事業の収益力向上、不動産等事業における新築マンション及び不動産特定共同事業法に基づく駐車場小口化商品「トラストパートナーズ」の販売強化、ウォーター事業における固定客確保等に注力してまいりました。特に、「トラストパートナーズ」につきましては、各種販売施策・広告宣伝等の効果により、当第3四半期連結会計期間末時点において「トラストパートナーズ第5号(札幌市、北九州市、福岡市、鹿児島市の4物件を1パッケージ化)」全5,370口(1口1百万円)中5,130口(全口数の95.5%)の販売をいたしました

また、平成28年12月には資産の効率的運用の観点から保有不動産(賃貸マンション、福岡市博多区博多駅南)の売却を実施いたしました。

以上の結果、売上高は14,665,119千円(前年同期比47.9%増)、営業利益681,193千円(同744.4%増)、経常利益449,892千円(前年同期は140,994千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は312,042千円(前年同期は158,030千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

セグメントの業績については、以下のとおりであります。

 

①駐車場事業

収益性を重視した新規駐車場開発及びタイムリーな料金改定等の既存駐車場活性化に加え、不採算駐車場の地代交渉、閉鎖等を引き続き実施してまいりました。

以上の結果、売上高は4,982,700千円(前年同期比0.5減)、営業利益478,945千円(同13.8増)となりました。

なお、当第四半期連結会計期間末の駐車場数は762ヶ所(前年同期より4ヶ所減、前連結会計年度末より増減なし)、車室数は30,927車室(前年同期より775車室増、前連結会計年度末より1,062車室増)となっております。

 

②不動産等事業

マンション、戸建住宅等の販売等部門につきましては、新築マンション「トラスト前原中央ネクサージュⅡ(福岡県糸島市)」が竣工、全52戸中51戸の引渡を実施いたしました。また、既竣工物件である「トラストネクサス長崎オーシャンコート(長崎県長崎市)」、「トラストネクサス長府侍町(山口県下関市)」、「トラスト三原ネクサージュ(広島県三原市)」、「トラストネクサス宇部黒石(山口県宇部市)」の販売に注力、39戸の引渡を実施いたしました結果、売上高2,262,960千円(前年同期比7.4%増)、営業利益51,504千円(前年同期は44,551千円の営業損失)となりました。

これにより、「トラストネクサス長崎オーシャンコート」、「トラスト三原ネクサージュ」及び「トラストネクサス長府侍町」の3棟は全戸完売いたしました。「トラストネクサス宇部黒石」につきましては、当第3四半期連結会計期間末時点で残1戸となっておりましたが、平成29年4月にて全戸引渡を完了しております。

なお、平成29年5月より、新築マンション「トラストネクサス新椋野Ⅱ(山口県下関市)」の引渡開始を予定しております。

また、駐車場小口化商品「トラストパートナーズ」の販売部門につきましては、「トラストパートナーズ第5号」の販売に注力、全口数の95.5%の販売を行った結果、売上高5,233,777千円(前年同期は1,739千円の売上高)、営業利益440,908千円(前年同期は234,534千円の営業損失)となりました。

以上の結果、不動産等事業の売上高は7,496,738千円(前年同期比255.4増)、営業利益492,412千円(前年同期は279,086千円の営業損失)となりました。

なお、「トラストパートナーズ第5号」につきましては、平成29年4月をもって全5,370口の販売を完了いたしました。

 

③ウォーター事業

水素水の製造及び販売を中心として行うウォーター事業につきましては、第1四半期連結会計期間においては、固定客を確保し、今後の当社グループの収益事業の一つとして大きく拡大、発展させるための先行投資として広告宣伝費等を積極的に投入いたしましたが、参入企業の増加による競合が激化する中、効果的な広告宣伝を行うことが出来なかったこと等の要因により、売上高が伸び悩み、収益が大幅に悪化し、158,740千円の営業損失を計上いたしました。これを受けまして、第2四半期連結会計期間及び当第3四半期連結会計期間においては、広告戦略等の大幅な見直しを実施した結果、47,935千円の営業利益となりました。

以上の結果、売上高976,698千円(前年同期比43.3%減)、営業損失110,805千円(前年同期は34,099千円の営業利益)となりました。

 

④アミューズメント事業

アミューズメント事業につきましては、温浴施設「那珂川清滝(福岡県筑紫郡那珂川町)」、「和楽の湯 下関せいりゅう(山口県下関市)」及びゴルフ練習場「カスタネット倶楽部水巻(福岡県遠賀郡水巻町)」において、来場者数が伸び悩む中、収益確保のため、サービス力及び営業力強化を図ってまいりました。

以上の結果、売上高602,157千円(前年同期比6.6%減)、営業損失45,613千円(前年同期は11,621千円の営業損失)となりました。

 

⑤RV事業

RV事業につきましては、人材確保に時間を要したことで、最優先課題として取り組んでまいりました販売体制の構築に遅れが生じた影響もあり、販売台数を伸ばすことができませんでした。

以上の結果、売上高301,548千円(前年同期比94.2)、営業損失82,052千円(前年同期は107,432千円の営業損失)となりました。

なお、平成28年11月には福岡県筑紫郡那珂川町に新店舗がオープンし、平成29年1月より営業人員を増員しております。引き続き販売体制の強化及び製造コストの低減に努め、早期の収益改善を図ってまいります。

 

⑥その他事業

その他事業につきましては、警備事業、メディカルサービス事業等の既存事業は概ね堅調に推移いたしました。

新規事業としましては、スキンケア商品「ミニュール」の販売を第1四半期連結会計期間より開始いたしました。また、トラストホームエナジー株式会社において、エネファーム及びオール電化等の住宅設備機器等の販売活動を開始、第2四半期連結会計期間より受注を獲得できる体制となり、早期の収益化に向け注力してまいりました。

以上の結果、売上高305,277千円(前年同期比10.4増)、営業損失88,968千円(前年同期は18,168千円の営業利益)となりました。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は5,388千円となっておりますが、当社の将来の経営成績に与える影響に重要性はありません。