当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
(1) 業績の状況
当社グループは、お客様の嗜好・ニーズを捉えた上質でユニークな商品を提案し、お客様の生活に豊かさをお届けするという考えのもと、ブランド強化や新規需要の創造に注力したほか、グループ全体での品質の向上に取り組みました。また、将来の持続的な成長に向け、各エリアにおける事業基盤の強化にも注力しました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間(2018年1月1日~6月30日)の連結売上収益は6,139億円(前年同期比3.9%増)、連結営業利益は564億円(前年同期比3.5%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は413億円(前年同期比20.1%増)となりました。なお、前年同期との比較は、前第2四半期連結累計期間の数値をIFRSに組み替えています。
セグメント別の業績は次のとおりです。
[日本事業]
日本では、水・コーヒー・無糖茶カテゴリーを中心に、重点ブランドの強化や新たな価値を持つ商品の提案を通じて新規需要の創造に取り組み、販売数量は前年同期を上回りました。
「サントリー天然水」は、独自のブランド価値である“清冽でおいしい水”“ナチュラル&ヘルシー”を引き続き訴求した結果、主力のミネラルウォーターが好調に推移しました。また、新たに発売した「サントリー 南アルプススパークリング」シリーズもご好評いただく等、ブランド全体の販売数量が前年同期を大きく上回りました。
「BOSS」は、引き続き缶コーヒーのコアユーザーに向けたマーケティング活動を積極的に展開しました。また、新たなコーヒーユーザーをターゲットに昨年発売した「クラフトボス」は、「ブラック」「ラテ」に加えて6月に発売した「ブラウン」もご好評いただきました。これらの結果、「BOSS」ブランド全体の販売数量が前年同期を上回りました。
無糖茶カテゴリーでは、「伊右衛門」の中味・パッケージを3月にリニューアル、新たな味わいや新TV-CMがご好評をいただきました。また、「サントリー烏龍茶」は引き続き好調に推移しました。更に、拡大する麦茶市場においても「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」の販売数量が伸長し、前年同期を大幅に上回りました。
特定保健用食品は、「特茶」を中心にマーケティング活動に注力したものの、前年同期を下回りました。機能性表示食品においては、4月に「おいしい腸活 流々茶(るるちゃ)」を発売しました。
また、自動販売機事業では、引き続き、自動販売機限定商品を積極的に投入する等、自動販売機チャネルの魅力を高める活動を推進しました。
収益面では、引き続き、商品構成の変化や、最盛期に向けた供給準備のための一時的なコストの発生等があり、利益へのマイナス影響がありました。
これらの結果、日本事業の売上収益は3,338億円(前年同期比2.0%増)、セグメント利益は189億円(前年同期比23.7%減)となりました。
[欧州事業]
欧州では、主力ブランドを中心に積極的なマーケティング活動を展開しました。
フランスでは、果汁入り炭酸飲料「Orangina」と果汁飲料「Oasis」の販売数量が前年同期を上回ったことに加え、「MayTea」の販売も好調に推移しました。
英国では、悪天候の影響もあり「Lucozade」と「Ribena」の販売数量が前年同期を下回りましたが、4月の砂糖税導入後、「Lucozade」の販売トレンド回復に向け積極的なプロモーション活動を展開しました。
スペインでは、業務用チャネルを中心に「Schweppes」の消費者接点拡大に取り組みましたが、悪天候の影響もあり、同ブランドの販売数量は前年同期を下回りました。
これらの結果、欧州事業の売上収益は1,235億円(前年同期比4.1%増)、セグメント利益は142億円(前年同期比14.6%減)となりました。
[アジア事業]
アジアでは、重点エリアで主力ブランドの販売拡大に取り組んだほか、タイにおいて、PepsiCo, Inc.との合弁会社Suntory PepsiCo Beverage (Thailand) Co., Ltd.が3月5日に事業を開始しました。
清涼飲料事業では、ベトナムにおいて、エナジードリンク「Sting」や茶飲料「TEA+」の積極的なマーケティング活動を実施したほか、炭酸飲料等が伸長し、売上は前年同期を上回りました。また、インドネシアではカップ飲料「Okky」の販売が好調に推移しました。
健康食品事業を展開するブランズサントリー・グループは、主力市場のタイを中心に「BRAND'S Essence of Chicken」のマーケティング強化に取り組んだほか、ミャンマー等の成長市場への取組みも強化しました。
なお、食品及びインスタントコーヒー事業を展開する子会社の株式譲渡が3月9日に完了したことから、当第2四半期連結累計期間はその売却益が計上されています。
これらの結果、アジア事業の売上収益は929億円(前年同期比18.6%増)、セグメント利益は222億円(前年同期比95.2%増)となりました。
[オセアニア事業]
オセアニアでは、引き続き主力ブランドの強化を進めました。また、第1四半期連結累計期間からフレッシュコーヒー事業をオセアニア事業に移管しました。
フルコアサントリー・グループでは、「V」をはじめとするエナジードリンクが好調に推移したほか、発酵茶飲料(コンブチャ)の「Amplify」を新たに発売しました。
フレッシュコーヒー事業では、引き続き「TOBY'S ESTATE」「L'AFFARE」「Mocopan」等の主力ブランドの強化を図りました。
これらの結果、オセアニア事業の売上収益は263億円(前年同期比2.0%減)、セグメント利益は29億円(前年同期比3.3%増)となりました。
[米州事業]
米州では、ノースカロライナ州で、主力炭酸ブランドの更なる販売強化に取り組むとともに、水やコーヒー飲料等、伸長している非炭酸カテゴリーにも注力しました。
これらの結果、米州事業の売上収益は373億円(前年同期比6.2%減)、セグメント利益は38億円(前年同期比10.3%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、売上債権及びその他の債権、有形固定資産等の増加により、前連結会計年度末に比べ412億円増加して1兆5,632億円となりました。
負債は、仕入債務及びその他の債務等の増加により、前連結会計年度末に比べ91億円増加して7,849億円となりました。
資本合計は、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上による利益剰余金、非支配持分の増加等により、前連結会計年度末に比べ321億円増加して7,783億円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ125億円減少し、1,014億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益557億円、仕入債務及びその他の債務の増加418億円、減価償却費及び償却費313億円等があったものの、売上債権及びその他の債権の増加475億円等により、資金の収入は前年同四半期と比べ211億円減少し、405億円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産及び無形資産の取得による支出267億円、子会社株式の取得による支出252億円等により、資金の支出は前年同四半期と比べ22億円増加し、274億円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出439億円等により、資金の支出は前年同四半期と比べ133億円増加し、272億円の支出となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、42億円です。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。