第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

a.財政状態

 当第1四半期連結会計期間末の資産残高は2兆8,393億円で、対前期末1,009億円増加、負債残高についても2兆1,193億円で、対前期末815億円増加しております。当第1四半期連結会計期間末の純資産残高については7,200億円で、対前期末193億円増加しております。

 

b.経営成績

 当第1四半期連結累計期間の業績は、堅調な不動産市場を背景としたアセット売却や売買仲介の好調、内外需要の回復に伴うホテル事業の好調等により、売上高2,531億円(前年同四半期比+14.9%)、営業利益345億円(同+38.7%)、経常利益326億円(同+45.1%)、親会社株主に帰属する四半期純利益253億円(同+75.4%)で増収増益となりました。

 

四半期別売上高・営業利益(累計)

 

(億円)

 

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

2024年3月期 売上高

2,531

2023年3月期 売上高

2,203

4,450

6,417

10,058

2022年3月期 売上高

1,873

4,118

6,341

9,890

2024年3月期 営業利益

345

2023年3月期 営業利益

249

459

620

1,104

2022年3月期 営業利益

107

335

532

838

 

 

 セグメント別では、都市開発事業、管理運営事業、不動産流通事業は増収増益、戦略投資事業は減収減益となりました。(前年同四半期比)

 

売上高

 

 

 

 

(億円)

 

前第1四半期

当第1四半期

比較

 

前期

合計

2,203

2,531

328

 

10,058

都市開発

700

872

172

 

3,461

戦略投資

250

246

△5

 

788

管理運営

700

767

67

 

3,371

不動産流通

594

756

162

 

2,630

全社・消去

△42

△110

△69

 

△191

 

 

営業利益

 

 

 

 

(億円)

 

前第1四半期

当第1四半期

比較

 

前期

合計

249

345

96

 

1,104

都市開発

112

174

62

 

586

戦略投資

81

54

△27

 

152

管理運営

△10

27

37

 

123

不動産流通

86

113

27

 

337

全社・消去

△20

△23

△3

 

△94

 

① 都市開発事業

 売上高は872億円(前年同四半期比+24.6%)、営業利益は174億円(同+55.3%)となりました。

 下段売上高内訳の「住宅分譲」では、分譲マンションの計上戸数減少により減収、「都市(賃貸オフィス)」では、前期におけるアセット売却による賃貸収益の逸失の一方、2022年10月に開業した「九段会館テラス」(東京都千代田区)の通期寄与、「都市その他」「住宅その他」では、アセット売却の増加等により増収となり、セグメント全体で増収増益となりました。

 オフィスマーケットは、テレワーク等の働き方の多様化により、オフィスビルの需要縮小等が懸念されておりましたが、当社が数多く保有する渋谷エリアを中心に堅調に推移しており、空室率(オフィスビル・商業施設)は1.2%と低水準を維持しております。

 分譲マンションの販売は、引き続き底堅い需要により堅調に推移しております。当第1四半期連結累計期間の分譲マンションは、「ブランズシティ本郷台フィールドテラス」(神奈川県横浜市)や「ブランズ天王寺小宮町」(大阪府大阪市)を新規竣工引渡物件として計上した他、完成在庫の販売も進捗しております。なお、マンションの通期売上予想に対する契約済み割合は、期首の82%から87%(同+8P)に進捗しております。

 

 

 

 

 

 

(億円)

 

前第1四半期

当第1四半期

比較

 

前期

売上高

700

872

172

 

3,461

営業利益

112

174

62

 

586

 

売上高内訳

 

 

 

 

(億円)

 

前第1四半期

当第1四半期

比較

 

前期

都市

243

512

268

 

2,007

都市(賃貸オフィス)

128

132

4

 

547

都市(賃貸商業施設)

103

97

△6

 

403

都市その他

11

282

271

 

1,058

住宅

457

361

△97

 

1,453

住宅分譲

373

113

△259

 

955

住宅その他

84

247

163

 

498

 

賃貸オフィス・賃貸商業施設:空室率

2021年3月期末

2022年3月期末

2023年3月期末

当第1四半期末

1.3%

1.3%

1.1%

1.2%

 

主な開業物件(2024年3月期開業物件)

物件名称

用途

竣工・開業時期

延床面積

Shibuya Sakura Stage

(渋谷駅桜丘口地区再開発計画)

オフィス・商業・住宅等

2023年11月竣工予定

255千㎡

COCONO SUSUKINO

(札幌すすきの駅前複合開発計画)

ホテル・商業・映画館等

2023年秋開業予定

53千㎡

Forestgate Daikanyama

(代官山町プロジェクト)

賃貸住宅・商業・オフィス等

2023年10月開業予定

21千㎡

 

 

住宅分譲:分譲マンション

 

(戸)

 

前第1四半期

当第1四半期

比較

 

前期

計上戸数

488

167

△321

 

1,369

新規供給戸数

339

202

△137

 

1,310

契約戸数

444

237

△207

 

1,562

期末完成在庫

562

199

△363

 

200

 

② 戦略投資事業

 売上高は246億円(前年同四半期比△1.9%)、営業利益は54億円(同△33.8%)となりました。

 下段売上高内訳の「インフラ・インダストリー」では、物流施設のアセット売却等の増加の一方、「海外」のエクイティ売却の反動減等により、セグメント全体で減収減益となりました。

 再生可能エネルギー事業は、稼働施設が計画通り増加する等、順調に拡大しており、全施設稼働後の総定格容量(持分換算前)は、1,612MWの規模となります。

 

 

 

 

 

 

(億円)

 

前第1四半期

当第1四半期

比較

 

前期

売上高

250

246

△5

 

788

営業利益

81

54

△27

 

152

 

売上高内訳

 

 

 

 

(億円)

 

前第1四半期

当第1四半期

比較

 

前期

インフラ・インダストリー

193

214

21

 

633

投資運用

21

24

3

 

89

海外

36

7

△29

 

65

 

再生可能エネルギー発電施設

 

2021年3月期末

2022年3月期末

2023年3月期末

当第1四半期末

稼働施設数(件)

38

66

65

69

稼働済定格容量(MW)

730

882

1,034

1,174

※稼働済定格容量は、持分換算前の容量を記載しております。

※2023年3月期末より、稼働施設数、稼働済定格容量からルーフトップ(屋根上太陽光発電設備)を除いております。

 

③ 管理運営事業

 売上高は767億円(前年同四半期比+9.6%)、営業利益は27億円(黒字転換)となりました。

 下記売上高内訳の「管理」は、マンション工事の増加等により増収、「ウェルネス」は、ホテル事業における国内やインバウンド需要の回復等により増収となり、セグメント全体で増収増益となりました。

 

 

 

 

 

 

(億円)

 

前第1四半期

当第1四半期

比較

 

前期

売上高

700

767

67

 

3,371

営業利益

△10

27

37

 

123

 

売上高内訳

 

 

 

(億円)

 

前第1四半期

当第1四半期

比較

 

前期

管理

443

458

14

 

2,131

マンション管理

263

274

11

 

1,312

ビル管理

181

184

4

 

819

ウェルネス

225

286

61

 

1,103

ホテル

81

119

39

 

422

レジャー

31

26

△6

 

191

ヘルスケア

63

71

8

 

265

ウェルネスその他

50

70

20

 

225

環境緑化等

31

24

△8

 

137

※ホテル  :ハーヴェストクラブ、東急ステイ、リゾートホテル等

※レジャー :ゴルフ場、スキー場等

※ヘルスケア:シニア住宅、フィットネス施設等

 

期末管理物件数

 

 

 

 

 

2021年3月期末

2022年3月期末

2023年3月期末

当第1四半期末

マンション(戸)

839,891

831,603

867,891

871,551

ビル等(件)

1,532

1,626

1,656

1,667

 

④ 不動産流通事業

 売上高は756億円(前年同四半期比+27.2%)、営業利益は113億円(同+32.0%)となりました。

 下段売上高内訳の「売買仲介」は、活況な不動産流通市場を捉えた取扱件数・平均取扱価格の上昇により、また「不動産販売」は、開発案件の計上増等により増収となり、セグメント全体で増収増益となりました。

 

 

 

 

 

 

(億円)

 

前第1四半期

当第1四半期

比較

 

前期

売上高

594

756

162

 

2,630

営業利益

86

113

27

 

337

 

売上高内訳

 

 

 

 

(億円)

 

前第1四半期

当第1四半期

比較

 

前期

仲介

373

523

150

 

1,642

売買仲介

165

194

29

 

800

不動産販売

188

313

126

 

772

販売受託等

20

15

△5

 

70

賃貸住宅サービス

222

234

12

 

987

 

売買仲介

 

 

 

 

 

 

前第1四半期

当第1四半期

比較

 

前期

取扱件数 (件)

6,712

6,864

152

 

29,577

取扱高 (億円)

3,700

4,345

646

 

18,213

※リテール、ホールセールの合計値です。

 

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。