第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

a.財政状態

 当第2四半期連結会計期間末の資産残高は2兆9,865億円で、対前期末2,480億円増加、負債残高についても2兆2,323億円で、対前期末1,946億円増加しております。当第2四半期連結会計期間末の純資産残高については7,542億円で、対前期末535億円増加しております。

 

b.経営成績

 当第2四半期連結累計期間の業績は、堅調な不動産市場を背景としたアセット売却や売買仲介の好調、内外需要の

回復に伴うホテル事業の好調等により、売上高4,907億円(前年同四半期比+10.3%)、営業利益580億円(同+

26.5%)、経常利益535億円(同+31.2%)、親会社株主に帰属する四半期純利益383億円(同+42.4%)で増収増益となりました。

 

四半期別売上高・営業利益(累計)

 

(億円)

 

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

2024年3月期 売上高

2,531

4,907

2023年3月期 売上高

2,203

4,450

6,417

10,058

2022年3月期 売上高

1,873

4,118

6,341

9,890

2024年3月期 営業利益

345

580

2023年3月期 営業利益

249

459

620

1,104

2022年3月期 営業利益

107

335

532

838

 

 

 

 セグメント別では、都市開発事業、戦略投資事業、管理運営事業、不動産流通事業の全セグメントで増収増益とな

りました。(前年同四半期比)

 

 

売上高

 

 

 

 

(億円)

 

前第2四半期

当第2四半期

比較

 

前期

合計

4,450

4,907

457

 

10,058

都市開発

1,357

1,423

66

 

3,461

戦略投資

338

530

192

 

788

管理運営

1,520

1,638

119

 

3,371

不動産流通

1,326

1,473

147

 

2,630

全社・消去

△91

△157

△67

 

△191

 

営業利益

 

 

 

 

(億円)

 

前第2四半期

当第2四半期

比較

 

前期

合計

459

580

122

 

1,104

都市開発

204

234

29

 

586

戦略投資

86

95

9

 

152

管理運営

18

79

60

 

123

不動産流通

191

217

26

 

337

全社・消去

△41

△44

△3

 

△94

 

 

 

① 都市開発事業

 売上高は1,423億円(前年同四半期比+4.8%)、営業利益は234億円(同+14.4%)となりました。

 下段売上高内訳の「住宅分譲」では、分譲マンションの計上戸数減少により減収、「都市(賃貸オフィス)」で

は、前期におけるアセット売却による賃貸収益の逸失の一方、2022年10月に開業した「九段会館テラス」(東京都千

代田区)の通期寄与、「都市その他」「住宅その他」では、アセット売却の増加等により増収となり、セグメント全

体では増収増益となりました。

 オフィスマーケットは、テレワーク等の働き方の多様化により、オフィスビルの需要縮小等が懸念されておりまし

たが、当社が数多く保有する渋谷エリアを中心に堅調に推移しており、空室率(オフィスビル・商業施設)は1.1%と

低水準を維持しております。

 また、2024年3月期の開業物件として、「Forestgate Daikanyama」は10月開業、「COCONO SUSUKINO」は11月開業予定、当社グループ最大のプロジェクトである「Shibuya Sakura Stage」は11月に竣工を予定し、順次開業いたします。「Shibuya Sakura Stage」はオフィスリーシングも順調に進捗しております。

 分譲マンションの販売は、引き続き底堅い需要により堅調に推移しております。当第2四半期連結累計期間の分譲

マンションは、「ブランズシティ本郷台フィールドテラス」(神奈川県横浜市)や「ブランズ天王寺小宮町」(大阪

府大阪市)を新規竣工引渡物件として計上した他、完成在庫の販売も進捗しております。なお、マンションの通期売

上予想に対する契約済み割合は、期首の82%から94%(同+4P)に進捗しております。

 

 

 

 

 

(億円)

 

前第2四半期

当第2四半期

比較

 

前期

売上高

1,357

1,423

66

 

3,461

営業利益

204

234

29

 

586

 

売上高内訳

 

 

 

 

(億円)

 

前第2四半期

当第2四半期

比較

 

前期

都市

532

854

322

 

1,998

都市(賃貸オフィス)

265

272

7

 

547

都市(賃貸商業施設)

207

197

△10

 

403

都市その他

60

386

326

 

1,048

住宅

825

568

△257

 

1,463

住宅分譲

574

160

△414

 

955

住宅その他

251

408

157

 

508

 

賃貸オフィス・賃貸商業施設:空室率

2021年3月期末

2022年3月期末

2023年3月期末

当第2四半期末

1.3%

1.3%

1.1%

1.1%

 

主な開業物件(2024年3月期開業物件)

物件名称

用途

竣工・開業時期

延床面積

Shibuya Sakura Stage

(渋谷駅桜丘口地区再開発計画)

オフィス・商業・住宅等

2023年11月30日

竣工予定

255千㎡

COCONO SUSUKINO

(札幌すすきの駅前複合開発計画)

ホテル・商業・映画館等

2023年11月30日

開業予定

53千㎡

Forestgate Daikanyama

(代官山町プロジェクト)

賃貸住宅・商業・オフィス等

2023年10月19日

開業

21千㎡

 

住宅分譲:分譲マンション

 

(戸)

 

前第2四半期

当第2四半期

比較

 

前期

計上戸数

796

246

△550

 

1,369

新規供給戸数

629

491

△138

 

1,310

契約戸数

805

532

△273

 

1,562

期末完成在庫

367

131

△236

 

200

 

② 戦略投資事業

 売上高は530億円(前年同四半期比+56.8%)、営業利益は95億円(同+10.5%)となりました。

 下段売上高内訳の「海外」ではエクイティ売却の反動減等の一方、「インフラ・インダストリー」では、物流施設のアセット売却の増加等により、増収増益となりました。

 再生可能エネルギー事業は、稼働施設が計画通り増加する等、順調に拡大しており、全施設稼働後の総定格容量

(持分換算前)は、1,625MWの規模となります。

 

 

 

 

 

(億円)

 

前第2四半期

当第2四半期

比較

 

前期

売上高

338

530

192

 

788

営業利益

86

95

9

 

152

 

 

売上高内訳

 

 

 

 

(億円)

 

前第2四半期

当第2四半期

比較

 

前期

インフラ・インダストリー

248

454

206

 

633

投資運用

41

46

4

 

89

海外

49

31

△18

 

65

※インフラ・インダストリー:再生可能エネルギー発電施設・物流施設等

※投資運用:REIT・ファンドの運用事業等

 

再生可能エネルギー発電施設

 

2021年3月期末

2022年3月期末

2023年3月期末

当第2四半期末

稼働施設数(件)

38

66

65

70

稼働済定格容量(MW)

730

882

1,034

1,183

※稼働済定格容量は、持分換算前の国内プロジェクトのみの容量を記載しております。

※2023年3月期末より、稼働施設数、稼働済定格容量からルーフトップ(屋根上太陽光発電設備)を除いております。

 

 

③ 管理運営事業

 売上高は1,638億円(前年同四半期比+7.8%)、営業利益は79億円(同+327.2%)となりました。

 下記売上高内訳の「管理」は、ビル管理の増加等により増収、「ウェルネス」は、内外需要の回復に伴うホテル事業の好調等により増収となり、セグメント全体で増収増益となりました。

 

 

 

 

 

(億円)

 

前第2四半期

当第2四半期

比較

 

前期

売上高

1,520

1,638

119

 

3,371

営業利益

18

79

60

 

123

 

売上高内訳

 

 

 

(億円)

 

前第2四半期

当第2四半期

比較

 

前期

管理

968

998

30

 

2,131

マンション管理

593

590

△2

 

1,312

ビル管理

375

408

32

 

819

ウェルネス

492

589

96

 

1,103

ホテル

190

260

71

 

422

レジャー

68

55

△13

 

191

ヘルスケア

132

143

10

 

265

ウェルネスその他

102

131

29

 

225

環境緑化等

59

52

△8

 

137

※ホテル  :ハーヴェストクラブ、東急ステイ、リゾートホテル等

※レジャー :ゴルフ場、スキー場等

※ヘルスケア:シニア住宅、フィットネス施設等

 

期末管理物件数

 

 

 

 

 

2021年3月期末

2022年3月期末

2023年3月期末

当第2四半期末

マンション(戸)

839,891

831,603

867,891

866,715

ビル等(件)

1,532

1,626

1,656

1,667

 

 

④ 不動産流通事業

 売上高は1,473億円(前年同四半期比+11.1%)、営業利益は217億円(同+13.7%)となりました。

 下段売上高内訳の「売買仲介」は、活況な不動産流通市場を捉えた取扱高の増加により、また 「不動産販売」は、

開発案件の計上増等により増収となり、セグメント全体で増収増益となりました。

 

 

 

 

 

(億円)

 

前第2四半期

当第2四半期

比較

 

前期

売上高

1,326

1,473

147

 

2,630

営業利益

191

217

26

 

337

 

売上高内訳

 

 

 

 

(億円)

 

前第2四半期

当第2四半期

比較

 

前期

仲介

881

993

112

 

1,642

売買仲介

385

422

37

 

800

不動産販売

460

540

80

 

772

販売受託等

36

31

△5

 

70

賃貸住宅サービス

445

480

36

 

987

 

売買仲介

 

 

 

 

 

 

前第2四半期

当第2四半期

比較

 

前期

取扱件数 (件)

14,731

14,897

166

 

29,577

取扱高 (億円)

8,580

9,445

865

 

18,213

※リテール、ホールセールの合計値です。

 

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は3,285億円となり、前期末と比較して1,579億円の増加となりました。

 「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、棚卸資産の増加△334億円等による資金減少の一方、税金等調整前四半期純利益535億円、減価償却費210億円等により、326億円の資金増加となりました。

 「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還1,038億円等による資金増加の一方、定期預金の預入による支出△1,000億円、固定資産の取得△367億円、有価証券及び投資有価証券の取得△212億円等により、559億円の資金減少となりました。

 「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、長期借入金の返済△441億円等による資金減少の一方、コマーシャル・ペーパーの増加1,190億円、長期借入金の増加933億円等により、1,801億円の資金増加となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。