当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生したため、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
2023年11月9日(取締役会決議日)
(2) 当該事象の内容
エンタープライズ事業を展開する当社の米国子会社であるLOGIGEAR CORPORATION(以下、「LGUS」)は、米国の企業向けにソフトウェアテストサービスの提供を長年続けてまいりましたが、米国でのコロナ影響が長引いたことによる新規受注の遅れ等が生じ、売上高が想定を下回る状況が続き収益性が悪化いたしました。さらに、DEVELOPING WORLD SYSTEMS LIMITED(以下、「DWS」)やMK Partners, Inc.( 以下、「MKP」)の子会社化等その他の海外事業においても、買収時に想定したほどの業績拡大やシナジーを創出することができず、当期上期は計画を下回る業績となりました。
こうしたなか、当社では中長期での業績改善に向けてエンタープライズ事業の海外事業について、経営体制や営業戦略の大幅な見直しを行いました。具体的には、従来欧米顧客向けサービスに活用していた、LGUSが有するエンジニアリソースやDWS及びMKPが有する独自のツールを、今後はエンタープライズ事業の中核子会社である株式会社AGEST(以下、「AGEST」)の強力な営業力のもと、日本国内顧客向けサービスに積極活用する方針に転換いたしました。これに伴い、LGUSのCEOの交代も含む大幅な経営体制の刷新や、LGUS等を当社の100%子会社からAGESTの100%子会社とする資本構成の変更を決定いたしました。
このような直近の業績動向及び事業戦略の転換により、前提としていたキャッシュ・フロー見込みから大幅な変更が生じたため、この度、LGUS、DWS及びMKPの株式取得時に発生したのれん等の減損を行い、これらの減損損失を特別損失として計上いたしました。
② 関係会社株式評価損の計上(個別)
LGUSにおける収益性の悪化に伴う純資産の棄損を要因として、当社が保有する株式に係る関係会社株式評価損を計上いたしました。
なお、当該関係会社株式評価損は個別財務諸表のみに計上されるものであり、連結業績への影響はありません。
(3) 当該事象の連結損益に与える影響額
当該事象の発生により、2024年3月期第2四半期の連結決算において、LGUSに関する減損損失584百万円、DWS及びMKPに関する減損損失446百万円、計1,030百万円を特別損失として計上し、また個別決算においては関係会社株式評価損1,714百万円を特別損失として計上いたしました。
なお、当該関係会社株式評価損は個別財務諸表のみに計上されるものであり、連結業績への影響はありません。
以 上