第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 当社は、前連結会計年度よりIFRSに準拠した連結財務諸表を開示しており、以下の業績及びキャッシュ・フローの状況につきましては、IFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表に基づいて記載しております。また、前年同四半期の数値もIFRSに準拠して比較分析を行っております。

 

(1)業績の状況

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、個人消費の回復は依然として鈍く、新興国等の海外景気の減速に対する懸念や、英国のEU離脱問題をめぐる欧州経済情勢等、先行き不透明な状況で推移いたしました

 当不動産業界におきましては、住宅ローン減税等の住宅取得支援制度や低金利を背景として、住宅投資に持ち直しの動きがみられたものの、低価格物件を中心に他社との競争は依然として厳しい状況にあります。

 このような状況のもと、当社グループは「誰もがあたり前に家を買える社会」の実現を目指し、徹底した原価管理と品質の向上に努め、高品質の住宅を低価格で供給することに注力してまいりました。

 その結果、当第1四半期連結累計期間の売上収益は2,762億52百万円(前年同期比2.8%増)、営業利益は280億64百万円(前年同期比32.7%増)税引前四半期利益は268億97百万円(前年同期比32.3%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は182億60百万円(前年同期比40.8%増)となりました。

 

 セグメント別の業績は、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

件数

売上収益(百万円)

前年同期比(%)

一建設グループ(注)4

 

 

 

(区分)戸建分譲事業

2,478

62,239

△7.8

マンション分譲事業

115

10,683

44.8

請負工事事業

533

9,190

18.5

その他

772

△13.6

小計

3,126

82,886

△0.7

飯田産業グループ

 

 

 

(区分)戸建分譲事業

1,514

48,884

4.3

マンション分譲事業

44

1,283

1,218.6

請負工事事業

47

538

89.7

その他

1,521

26.9

小計

1,605

52,228

7.8

東栄住宅グループ

 

 

 

(区分)戸建分譲事業

850

28,411

△10.9

マンション分譲事業

請負工事事業

39

1,181

△14.6

その他

248

△0.9

小計

889

29,841

△11.0

タクトホームグループ

 

 

 

(区分)戸建分譲事業

860

23,970

△6.8

マンション分譲事業(注)5

1

5,160

請負工事事業

23

311

102.1

その他

144

△17.9

小計

884

29,585

13.6

 

 

セグメントの名称

件数

売上収益(百万円)

前年同期比(%)

アーネストワン

 

 

 

(区分)戸建分譲事業

2,373

55,690

8.9

マンション分譲事業

48

1,475

△49.5

請負工事事業

31

349

27.2

その他

102

小計

2,452

57,618

6.1

アイディホーム

 

 

 

(区分)戸建分譲事業

965

23,345

5.2

マンション分譲事業

請負工事事業

1

11

△80.8

その他

116

△0.4

小計

966

23,473

4.9

その他(注)6

 

 

 

(区分)その他

618

△2.6

(区分計)戸建分譲事業

9,040

242,541

△1.1

マンション分譲事業

208

18,602

79.0

請負工事事業

674

11,583

16.9

その他

3,523

7.8

総合計

9,922

276,252

2.8

(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

3.戸建分譲事業には、戸建住宅のほか、建築条件付戸建住宅及び宅地等が含まれます。マンション分譲事業には、分譲マンションのほか、マンション用地等が含まれます。請負工事事業には、注文住宅のほか、リフォームやオプション工事等が含まれます。

4.一建設グループの住宅情報館㈱における戸建住宅、建築条件付戸建住宅及び宅地等については、前連結会計年度までは同セグメントの請負工事事業に含めて記載しておりましたが、当第1四半期連結累計期間より、同セグメントの戸建分譲事業に含めて記載しており、前第1四半期連結累計期間においても同セグメントの戸建分譲事業に含めたうえで前年同期比を算定しております。

5.タクトホームグループにおけるマンション分譲事業の件数は、オフィスビルの一棟販売を1件として記載しております。

6.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ファーストウッド㈱及び当社の事業に係るものであります。

 

(2)財政状態の分析

 当第1四半期連結会計期間末の資産合計は1兆231億46百万円となり、前連結会計年度末比で96億19百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金の減少368億36百万円、棚卸資産の増加416億93百万円及び有形固定資産の増加25億30百万円等によるものであります。

 当第1四半期連結会計期間末の負債合計は4,204億79百万円となり、前連結会計年度末比で20億54百万円の減少となりました。これは主に、社債及び借入金の増加161億38百万円、営業債務及びその他の債務の減少78億36百万円及び未払法人所得税等の減少109億59百万円等によるものであります。

 当第1四半期連結会計期間末の資本合計は6,026億67百万円となり、前連結会計年度末比で116億74百万円の増加となりました。これは主に、剰余金の配当66億46百万円に対し、四半期利益182億94百万円を計上したこと等によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第1四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は1,917億64百万円となり、前連結会計年度末比で379億86百万円の減少となりました。

 当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果使用した資金は430億96百万円(前年同期は91億86百万円の獲得)となりました。

 これは主に、税引前四半期利益268億97百万円、棚卸資産の増加額416億96百万円及び法人所得税の支払額202億58百万円があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は43億91百万円(前年同期は21億94百万円の使用)となりました。

 これは主に、定期預金の預入による支出19億50百万円、定期預金の払戻による収入8億円及び固定資産の取得による支出34億50百万円があったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果獲得した資金は95億3百万円(前年同期は14億74百万円の使用)となりました。

 これは主に、借入金の増加161億4百万円及び配当金の支払額65億68百万円があったことによるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 日本とは異なる気候風土並びに技術者の技能に適合させた「海外展開向けの工法の開発」においては、昨期に建築した沖縄県島尻郡の試行棟の結果等をもとに、全体評価、改善点の把握、対策立案に努めております。また「水素社会の実現化を目標とした研究活動」、「既存住宅の耐震改修技術開発活動」にも取り組んでおります。

 当第1四半期連結累計期間のグループ全体の研究開発費は86百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。