第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き個人消費に持ち直しの動きが見られるなか、海外経済の回復などを背景に生産・輸出が改善し、緩やかな回復基調で推移いたしました。

当不動産業界におきましては、雇用・所得環境の着実な改善に加え、政府による住宅取得支援制度や低水準が続く住宅ローン金利等を背景として、住宅投資は堅調に推移いたしました。

このような状況のもと、当社グループは「誰もが当たり前に家を買える、そんな社会にしたい」を経営コンセプトに、徹底した原価管理と品質の向上に努め、高品質の住宅をより低価格で供給することに注力してまいりました。

その結果、当第1四半期連結累計期間の売上収益は2,956億93百万円(前年同期比7.0%増)、営業利益は258億68百万円(前年同期比7.8%減)、税引前四半期利益は252億4百万円(前年同期比6.3%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は167億6百万円(前年同期比8.5%減)となりました。

 

 セグメント別の業績は、以下のとおりであります。

 

セグメントの名称

件数

売上収益(百万円)

前年同期比(%)

一建設グループ

 

 

 

(区分)戸建分譲事業

2,490

63,529

2.1

マンション分譲事業

66

3,718

△65.2

請負工事事業

610

10,727

16.7

その他

731

△5.4

小計

3,166

78,707

△5.0

飯田産業グループ

 

 

 

(区分)戸建分譲事業

1,803

57,939

18.5

マンション分譲事業

45

1,619

26.2

請負工事事業

38

439

△18.5

その他

1,570

3.2

小計

1,886

61,568

17.9

東栄住宅グループ

 

 

 

(区分)戸建分譲事業

1,060

35,851

26.2

マンション分譲事業

請負工事事業

42

1,244

5.3

その他

235

△5.2

小計

1,102

37,331

25.1

タクトホームグループ

 

 

 

(区分)戸建分譲事業

906

25,596

6.8

マンション分譲事業

△100.0

請負工事事業

14

222

△28.5

その他

123

△14.3

小計

920

25,943

△12.3

 

 

セグメントの名称

件数

売上収益(百万円)

前年同期比(%)

アーネストワン

 

 

 

(区分)戸建分譲事業

2,543

59,390

6.6

マンション分譲事業

186

6,542

343.3

請負工事事業

34

422

20.9

その他

104

2.5

小計

2,763

66,460

15.3

アイディホーム

 

 

 

(区分)戸建分譲事業

1,048

25,139

7.7

マンション分譲事業

請負工事事業

2

56

393.4

その他

147

26.8

小計

1,050

25,343

8.0

その他(注)4

 

 

 

(区分)その他

338

△45.3

(区分計)戸建分譲事業

9,850

267,448

10.3

マンション分譲事業

297

11,880

△36.1

請負工事事業

740

13,113

13.2

その他

3,251

△7.7

総合計

10,887

295,693

7.0

(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

3.戸建分譲事業には、戸建住宅のほか、建築条件付戸建住宅及び宅地等が含まれます。マンション分譲事業には、分譲マンションのほか、マンション用地等が含まれます。請負工事事業には、注文住宅のほか、リフォームやオプション工事等が含まれます。

4.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ファーストウッド㈱及び当社の事業に係るものであります。

 

(2)財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末の資産合計は1兆1,799億21百万円となり、前連結会計年度末比で115億32百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金の減少214億15百万円、棚卸資産の増加387億88百万円及び営業貸付金及び営業未収入金の減少63億20百万円等によるものであります。

当第1四半期連結会計期間末の負債合計は5,168億38百万円となり、前連結会計年度末比で37億25百万円の増加となりました。これは主に、社債及び借入金の増加126億36百万円、営業債務及びその他の債務の増加28億68百万円及び未払法人所得税等の減少120億63百万円等によるものであります。

当第1四半期連結会計期間末の資本合計は6,630億83百万円となり、前連結会計年度末比で78億6百万円の増加となりました。これは主に、剰余金の配当89億59百万円に対し、四半期利益167億42百万円を計上したこと等によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第1四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は2,344億30百万円となり、前連結会計年度末比で263億15百万円の減少となりました。

当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果使用した資金は229億74百万円(前年同期は430億96百万円の使用)となりました。

これは主に、税引前四半期利益252億4百万円、棚卸資産の増加額387億44百万円及び法人所得税の支払額211億59百万円があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は70億62百万円(前年同期は43億91百万円の使用)となりました。

これは主に、定期預金の預入による支出71億50百万円、定期預金の払戻による収入22億50百万円及び有形固定資産の取得による支出16億10百万円があったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果獲得した資金は37億18百万円(前年同期は95億3百万円の獲得)となりました。

これは主に、借入金の増加125億82百万円及び配当金の支払額88億19百万円があったことによるものであります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間のグループ全体の研究開発費は1億8百万円であります。

研究開発の主な内容は下記のとおりであり、報告セグメントに帰属しない当社において発生した研究開発費であります。

① 日本とは異なる高温多湿な国での住宅建築向けに、独自のコンクリートブロック工法を開発し、昨年度に国内特許を取得、現在は国際特許出願中であります。

② 北米やオセアニアを始めとし、アジア地域でも普及しつつある「世界的な木造住宅のスタンダード」であるツーバイフォー工法の構造材を使って、日本の在来工法の特徴である「軸組方式」「仕口接合」を実現する工法の開発が完了いたしました。この工法により、海外進出先での材料調達が容易なツーバイフォー材を活用しつつ、特殊なプレカット加工を行わずに在来工法式の建方工事を可能とし、工期短縮や技能工の不要化を実現します。

この工法は、昨年に基本概念が完成し、国内特許出願を行いました。

③ 独自の人工光合成技術により、空気中から取り込んだ二酸化炭素と水から水素源となるギ酸を生成・貯蔵し、更にこのギ酸から生成した水素により発電した電気で、家庭の消費電力の全てを賄うことができる住宅の開発を目指し、これを「IGパーフェクトエコハウス」と命名し、共同研究を行っております。

  現在、この「IGパーフェクトエコハウス」の実証実験を行うべく、沖縄県宮古島市で建設中の大規模リゾート計画地内において研究棟を建設中であります。