当社は、平成27年8月3日開催の取締役会において、株式会社ユー・エス・エス(以下「USS」という。)の完全子会社である株式会社カークエスト(以下「カークエスト」という。)が会社分割(新設分割)により、廃ゴムのリサイクル及びゴム製品製造販売事業を承継させる株式会社東洋ゴムチップを設立し、カークエストに割り当てられた新設分割設立会社の株式を剰余金の配当としてUSSが全株式を取得したうえで、当社が新設分割設立会社の全株式を取得し、当社の完全子会社とすることを目的とする株式譲渡契約を締結いたしました。なお、平成27年12月1日付で株式取得を完了し株式会社東洋ゴムチップは連結子会社となっております。
詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)及び(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループの事業領域において、鉄スクラップ相場は鉄鉱石、石炭等の商品市場の下落及び価格の安い中国の半製品輸出が増加したことで鉄スクラップ需給が悪化し、期首の24,500円(東京製鐵岡山海上特級価格)から当第2四半期連結会計期間末において15,000円まで大きく下落いたしました。非鉄金属相場についても全般的に下落いたしました。このような環境の中、リサイクル資源を集荷・生産する各工場での事業においては、相場下落によりリサイクル資源の集荷が低調に推移したことに加え、利鞘が縮小し収益が悪化いたしました。しかしながら、鉄スクラップ輸出においてはコンテナでの東南アジアへの小口販売及び先売り契約により安定的な収益を計上したほか、中古車及び中古自動車部品の販売及び太陽光発電所の開発等の資源相場に左右されない事業の収益が拡大いたしました。また、平成27年11月よりASR(自動車破砕残さ)再資源化設備が稼働しました。
これらの結果、売上高は15,369百万円(前年同期比5.5%減)、営業利益は418百万円(前年同期比55.3%増)、経常利益は482百万円(前年同期比9.9%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は358百万円(前年同期比32.1%増)となりました。
当社グループは、資源リサイクル事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は15,361百万円(前連結会計年度末比897百万円の増加、6.2%増)となりました。流動資産は7,325百万円(前連結会計年度末比436百万円の増加、6.3%増)となりました。これは、商品及び製品が364百万円、仕掛品が949百万円減少しましたが、現金及び預金が1,202百万円、受取手形及び売掛金が199百万円、原材料及び貯蔵品が160百万円増加したこと等によります。固定資産は8,036百万円(前連結会計年度末比461百万円の増加、6.1%増)となりました。これは、出資金が196百万円減少したものの機械装置及び運搬具が356百万円、建物及び構築物が302百万円、土地が209百万円増加したこと等によります。
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は7,307百万円(前連結会計年度末比771百万円の増加、11.8%増)となりました。流動負債は4,682百万円(前連結会計年度末比716百万円の減少、13.3%減)となりました。これは、短期借入金が829百万円減少したこと等によります。固定負債は2,625百万円(前連結会計年度末比1,487百万円の増加、130.8%増)となりました。これは、長期借入金が1,234百万円増加したこと等によります。
当第2四半期連結会計期間末における純資産は8,054百万円(前連結会計年度末比125百万円の増加、1.6%増)となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上358百万円による利益剰余金の増加等によります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,223百万円増加し、2,665百万円(前連結会計年度末比84.9%増)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、仕入債務の減少額が424百万円、法人税等の支払額225百万円等があったものの、税金等調整前四半期純利益が548百万円、減価償却費273百万円、たな卸資産の減少額が1,558百万円あったことにより、2,017百万円の収入(前連結会計年度比214.0%増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、出資金の回収による収入1,181百万円等があったものの、有形固定資産の取得による支出643百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出689百万円及び出資金の払込による支出984百万円等があったことにより、1,092百万円の支出(前連結会計年度比50.5%減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増減額829百万円の支出があったものの、長期借入金の純増減額1,368百万円等の収入により、296百万円の収入(前連結会計年度比85.9%減)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題については、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)主要な設備
前連結会計年度末において計画しておりました太陽光発電所設備が平成27年7月に、ASR(自動車破砕残さ)再資源化設備が平成27年11月にそれぞれ完成し稼働しております。