文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における当社グループの事業領域において、鉄スクラップ相場は、鉄鉱石、石炭等の商品市場の下落及び価格の安い中国の半製品輸出が増加したことで鉄スクラップ需給が悪化し、東京製鉄岡山海上特級価格において前年同期比40.1%減と大きく下落いたしました。非鉄金属相場においても全般的に下落いたしました。このような環境の中、中古車及び中古車部品の販売は堅調に推移し、太陽光発電所の開発収益拡大や平成27年12月にグループ化した東洋ゴムチップのゴム製品販売等の連結収益への寄与がありました。また、リサイクル資源を集荷・生産する工場においては、ASR(自動車破砕残さ)再資源化設備を稼働させる等廃棄物のリサイクル事業を強化いたしましたが、相場下落によりリサイクル資源の集荷が低調に推移したことに加え利鞘が縮小し、収益が悪化いたしました。
これらの結果、売上高は21,963百万円(前年同期比8.2%減)、営業利益は464百万円(前年同期比5.9%減)、経常利益は549百万円(前年同期比21.0%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は404百万円(前年同期比11.8%減)となりました。
当社グループは、資源リサイクル事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は15,726百万円(前連結会計年度末比1,262百万円の増加、8.7%増)となりました。流動資産は8,182百万円(前連結会計年度末比1,293百万円の増加、18.8%増)となりました。これは、現金及び預金が1,956百万円増加しましたが、仕掛品が917百万円減少したこと等によるものであります。固定資産は7,543百万円(前連結会計年度末比31百万円の減少、0.4%減)となりました。これは、建物及び構築物が307百万円、土地が223百万円、機械装置及び運搬具が200百万円増加しましたが、出資金が553百万円、建設仮勘定が131百万円、のれんが119百万円減少したこと等によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は7,636百万円(前連結会計年度末比1,099百万円の増加、16.8%増)となりました。流動負債は4,523百万円(前連結会計年度末比874百万円の減少、16.2%減)となりました。これは、短期借入金が1,087百万円減少したこと等によるものであります。固定負債は3,112百万円(前連結会計年度末比1,974百万円の増加、173.6%増)となりました。これは、長期借入金が1,784百万円、繰延税金負債が86百万円、再評価に係る繰延税金負債が64百万円増加したこと等によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における純資産は8,090百万円(前連結会計年度末比162百万円の増加、2.0%増)となりました。これは、資本剰余金が151百万円減少しましたが、利益剰余金が312百万円増加したこと等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題については、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
特記すべき事項はありません。
(5)主要な設備
前連結会計年度末において計画しておりました太陽光発電所設備が平成27年7月に、ASR(自動車破砕残さ)再資源化設備が平成27年11月にそれぞれ完成し稼働しております。