第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

(1)連結経営指標等

回次

国際会計基準

第11期

第12期

第13期

第14期

第15期

決算年月

2017年3月

2018年3月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

売上収益

(百万円)

7,534

10,267

12,854

13,199

12,564

税引前当期利益(△は損失)

(百万円)

2,475

3,318

4,075

3,800

1,069

当期利益(△は損失)

(百万円)

1,473

2,170

2,811

2,670

1,958

親会社の所有者に帰属する当期利益(△は損失)

(百万円)

1,473

2,170

2,811

2,669

1,964

当期包括利益

(百万円)

1,473

2,170

2,810

2,663

1,951

親会社の所有者に帰属する当期包括利益

(百万円)

1,473

2,170

2,810

2,662

1,957

親会社の所有者に帰属する持分

(百万円)

6,596

11,378

13,802

16,261

12,988

資産合計

(百万円)

14,116

18,378

20,047

22,406

20,101

1株当たり親会社所有者帰属持分

(円)

61.70

102.53

124.27

146.34

120.13

基本的1株当たり当期利益(△は損失)

(円)

14.00

19.69

25.23

24.02

18.05

希薄化後1株当たり当期利益(△は損失)

(円)

13.57

19.46

25.17

24.02

18.05

親会社所有者帰属持分比率

(%)

46.7

61.9

68.8

72.6

64.6

親会社所有者帰属持分利益率

(%)

28.4

24.1

22.3

17.8

株価収益率

(倍)

43.4

49.8

23.2

11.0

営業活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

2,036

2,866

3,139

2,144

2,567

投資活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

2,539

2,585

729

1,642

1,746

財務活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

2,388

783

2,068

1,160

29

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

5,873

6,936

7,278

6,631

7,420

従業員数

(人)

254

346

398

465

772

[外、平均臨時雇用者数]

[100]

[117]

[140]

[159]

[160]

 

(注)1.第11期より国際会計基準(以下、「IFRS」という。)に基づいて連結財務諸表を作成しております。

2.売上収益には、消費税等は含まれておりません。

3.第15期の親会社の所有者に帰属する当期損失は、非金融資産に係る減損損失の計上等によるものであります。

4.第13期より、金額の表示単位を千円単位から百万円単位に変更しております。なお、比較を容易にするため、第11期より百万円単位に変更しております。

5.百万円未満を四捨五入して記載しております。

6.従業員数は、正社員のほか契約社員及び人材派遣事業の派遣従業員を含み、臨時雇用者数(派遣社員及びアルバイト)は、年間平均人員を[ ]内に外数で記載しております。

7.2018年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。移行日に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり親会社所有者帰属持分、基本的1株当たり当期利益(△は損失)及び希薄化後1株当たり当期利益(△は損失)を算定しております。

8.第15期の株価収益率については、基本的1株当たり当期損失であるため記載しておりません。

9.第15期の親会社所有者帰属持分利益率については、親会社の所有者に帰属する当期損失であるため記載しておりません。

 

回次

日本基準

第11期

決算年月

2017年3月

売上高

(百万円)

7,557

経常利益

(百万円)

2,306

親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)

1,284

包括利益

(百万円)

1,282

純資産額

(百万円)

6,281

総資産額

(百万円)

13,687

1株当たり純資産額

(円)

58.76

1株当たり当期純利益金額

(円)

12.21

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額

(円)

11.83

自己資本比率

(%)

45.8

自己資本利益率

(%)

25.9

株価収益率

(倍)

49.78

営業活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

2,040

投資活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

2,539

財務活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

2,388

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

5,873

従業員数

(人)

254

[外、平均臨時雇用者数]

[100]

 

(注)1.第11期の諸数値につきましては、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けておりません。

2.売上高には消費税等は含まれておりません。

3.第13期より、金額の表示単位を千円単位から百万円単位に変更しております。なお、比較を容易にするため、第11期より百万円単位に変更しております。

4.百万円未満を四捨五入して記載しております。

5.従業員数は、正社員のほか契約社員を含み、臨時雇用者数(派遣社員及びアルバイト)は、年間平均人員を[ ]内に外数で記載しております。

 

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第11期

第12期

第13期

第14期

第15期

決算年月

2017年3月

2018年3月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

売上高

(百万円)

3,419

3,822

4,872

3,860

4,435

経常利益

(百万円)

798

773

1,862

2,158

1,995

当期純利益又は当期純損失(△)

(百万円)

467

522

1,521

2,273

1,167

資本金

(百万円)

1,203

2,508

2,516

2,526

2,526

発行済株式総数

(株)

53,451,200

110,972,000

111,641,200

111,700,000

111,700,000

純資産額

(百万円)

4,716

7,840

8,974

11,047

8,566

総資産額

(百万円)

10,621

12,016

14,346

15,169

14,054

1株当たり純資産額

(円)

44.12

70.61

80.79

99.39

79.05

1株当たり配当額

(円)

2.00

3.00

3.00

(1株当たり中間配当額)

()

()

()

()

()

1株当たり当期純利益又は当期純損失(△)

(円)

4.44

4.74

13.65

20.46

10.73

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

4.30

4.68

13.62

20.46

自己資本比率

(%)

44.3

65.2

62.5

72.8

60.8

自己資本利益率

(%)

12.3

8.3

18.1

22.7

株価収益率

(倍)

136.9

206.8

42.9

12.9

配当性向

(%)

14.6

14.7

従業員数

(人)

96

114

130

140

198

[外、平均臨時雇用者数]

[15]

[14]

[19]

[20]

[51]

株主総利回り

(%)

160.1

258.2

154.7

70.9

117.3

[比較指標:配当込みTOPIX]

[114.7]

[132.9]

[126.2]

[114.2]

[162.3]

最高株価

(円)

1,375

1,235

1,008

827

467

最低株価

(円)

691

898

469

230

243

 

(注)1.売上高には消費税等は含まれておりません。

2.第15期の当期純損失は、関係会社株式に係る評価損の計上等によるものであります。

3.当社は従来、第11期は千円未満を四捨五入して表示しておりましたが、第13期より、百万円未満四捨五入に変更しております。なお、比較を容易にするため、第11期より百万円未満四捨五入に変更しております。

4.従業員数は、正社員のほか契約社員を含み、臨時雇用者数(派遣社員及びアルバイト)は、年間平均人員を[ ]内に外数で記載しております。なお、当社から他社への出向者を含み、他社から当社への出向者を除いております。

5.当社は、2018年1月1付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第11期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額又は当期純損失金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額を算定しております。第15期の滞在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、滞在株式は存在するものの1株当たり当期純損失金額であるため記載しておりません。

6.第15期の自己資本利益率、株価収益率、配当性向は、当期純損失であるため記載しておりません。

7.最高株価及び最低株価は、2018年6月27日以降は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2018年6月26日以前は東京証券取引所マザーズにおけるものであります。

8.第12期株価は株式分割(2018年1月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割)による権利落後の最高・最低株価を示しています。

 

2【沿革】

当社は、2006年6月に株式会社ドリコムとリクルートグループのジョイントベンチャーとして、株式会社ドリコムジェネレーティッドメディアの商号で設立されました(注1)。

2008年1月、代表取締役に平尾丈が就任してからはライフメディアプラットフォーム事業(注2)を開始し、当社の基幹事業として注力して参りました。当社はライフメディアプラットフォーム事業に集中するため2009年2月にドリコムブログ事業を株式会社ドリコムに売却し、同年9月に商号を株式会社じげんに変更しました。その後、当社はライフメディアプラットフォーム事業の伸展のためにはより一層自主的な経営を進めることが不可欠であるとの考えから、MBO(マネジメント・バイアウト)を実施し、現在に至っております。なおMBOの過程は以下のとおりであります。

 

① 2010年5月、当社代表取締役の平尾丈がインターネット・携帯端末等ネットワークを利用した広告の提供及び研究開発等を行うことを目的として、株式会社じげんホールディングスを設立。

② 2010年9月、株式会社じげんホールディングスが、株式会社ドリコム、リクルートグループ内で当社株式を保有する会社である株式会社リクルートインキュベーションパートナーズ及び当社代表取締役の平尾丈より当社株式を全て取得し、当社は株式会社じげんホールディングスの完全子会社となる。

③ 2011年4月、当社を存続会社、株式会社じげんホールディングスを消滅会社として吸収合併を実施。

 

(注)1.2006年6月1日、株式会社ドリコムが同社のドリコムブログ事業部門及びカテゴリ特化型検索エンジンサービス事業部門を会社分割し当社を設立した後、同年6月付で当社の第三者割当増資を株式会社リクルートインキュベーションパートナーズの運営ファンドRIP1号R&D投資組合が引受けております(出資額:100百万円)。なお、株式会社リクルートインキュベーションパートナーズは株式会社リクルート(現:株式会社リクルートホールディングス)の100%子会社であります。

2.ライフメディアプラットフォーム事業では、人々の生活に関わる特定領域における複数のインターネットメディアを横断的に検索できる領域別専門検索を提供するサービスを運営しております。

 

 

当社の設立から現在に至るまでの沿革は、以下のとおりであります。

 

年月

事項

2006年6月

株式会社ドリコムからの会社分割により、東京都渋谷区恵比寿に株式会社ドリコムジェネレーティッドメディアを設立。RIP1号R&D投資組合を割当先とする第三者割当増資を実施(資本金65百万円)。

2008年3月

ライフメディアプラットフォーム事業を開始、転職情報検索サイト「転職EX」サービス提供開始。

2008年8月

本社を東京都新宿区高田馬場に移転。

2008年9月

アルバイト情報検索サイト「アルバイトEX」サービス提供を開始。

2009年9月

商号を株式会社じげんに変更。

 

本社を東京都新宿区新宿に移転。

2010年6月

賃貸不動産情報検索サイト「賃貸SMOCCA!-ex」サービス提供を開始。

2010年8月

プライバシーマーク(JIS Q 15001)認証取得。

2010年9月

株式会社じげんホールディングスが株式会社ドリコム、株式会社リクルートインキュベーションパートナーズ及び当社代表取締役社長の平尾丈より当社株式を全て取得。

2011年4月

当社を存続会社として株式会社じげんホールディングスを吸収合併。

2012年2月

ユーザー課金事業を営むサイトの開発及び運営を目的として当社子会社として株式会社にじげんを設立。

 

本社を東京都港区赤坂に移転。

2013年11月

東京証券取引所マザーズ市場に上場。

2014年3月

本社を東京都新宿区新宿に移転。

2014年7月

B2B事業領域への参入として株式会社ブレイン・ラボの全株式を取得し子会社化。

2014年9月

美容ヘルスケア市場への参入として株式会社リジョブの全株式を取得し子会社化。

2017年1月

新聞折込求人広告事業への参入として株式会社三光アドの全株式を取得し子会社化。

2017年1月

本社を東京都港区虎ノ門に移転。

2017年3月

不動産売買特化マーケティング支援ツール「smaRE」サービス提供開始。

2017年6月

リノベーション特化中古マンション売買ポータルサイト「ミノリノ」サービス提供開始。

2018年2月

旅行領域への本格参入としてアップルワールド・ホールディングス株式会社(現:株式会社アップルワールド)の全株式を取得し子会社化。

2018年6月

東京証券取引所一部市場に市場変更。

2018年12月

海外ユーザー向けの中古車関連メディア事業への参入として株式会社トレードカービュー(現:株式会社TCV)の全株式を取得し子会社化。

2019年1月

採用管理支援システム領域の拡充としてマッチングッド株式会社の全株式を取得し子会社化。

2019年4月

株式会社ブレイン・ラボを存続会社として、マッチングッド株式会社を吸収合併。

2020年2月

リフォーム、エネルギーメディア事業への参入として株式会社アイアンドシー・クルーズの全株式を取得し子会社化。

2020年7月

当社を存続会社とし、完全子会社の株式会社アイアンドシー・クルーズを吸収合併。

2020年9月

介護・保育領域への本格参入として、PCHホールディングス株式会社の全株式を取得し、HITOWAキャリアサポート株式会社(現:株式会社ミラクス※)を孫会社化。

2020年12月

「フランチャイズ比較.net」「結婚相談所比較ネット」等の比較メディア事業の譲受。

 

※2021年4月1日付で、PCHホールディングス株式会社は、株式会社ミラクスを存続会社とする吸収合併により消滅しております。

 

 

3【事業の内容】

当社グループは、当社及び連結子会社(株式会社リジョブ、株式会社三光アド、株式会社アップルワールド、株式会社ブレイン・ラボ、株式会社ミラクス等)の計16社で構成されております。

中核となるライフメディアプラットフォーム事業では、提携する複数のインターネット・紙メディアの情報を統合して一括検索・一括反響が可能なアグリゲーションメディア事業、アグリゲーションメディアの運営で培ったノウハウを活用して特定の業種や地域を対象にユーザーと顧客を高精度でマッチングさせる特化型メディア事業、及びメディアプラットフォーマーとして培った顧客基盤を活用したシステム事業等を展開し、人材、不動産、自動車、旅行といった生活に関わる幅広い領域においてサービスを提供しております。これらはいずれもアグリゲーションメディアを起点に派生しており、各サービスはユーザーや顧客(広告主)、メディア運営ノウハウ、従業員といった社内外の経営資源を共有し、相互に密接に連携しております。特に近年では、特化型のインターネットメディア事業やシステム事業を拡張性、制御性、持続性が高い「積み上げ型収益」として企業価値の源泉と捉え、その拡大に注力しております。

また、当社グループでは、ライフメディアプラットフォーム事業で培った知見を活かし、ユーザー課金モデルを中心とした新規開発サービスの展開を行っております。

なお、当社グループの報告セグメントは、ライフメディアプラットフォーム事業のみとなります。

 

(1)ライフメディアプラットフォーム事業

ライフメディアプラットフォーム事業における注力分野である『人材領域』、『不動産領域』、『生活領域』の状況は以下のとおりです。

 

a.人材領域

人材領域は、『アルバイトEX』等の求人に関連するアグリゲーションメディアや主に個人ユーザー向けのフランチャイズ比較サイトである『フランチャイズ比較.net』、株式会社リジョブ(美容、リラクゼーション、介護等の領域に特化した求人情報を提供する媒体『リジョブ』を運営)、株式会社三光アド(東海地方に特化した求人情報を提供する媒体『求人情報ビズ』等を運営)、株式会社ブレイン・ラボ(人材紹介会社、人材派遣会社向けの業務システム『キャリアプラス』、『マッチングッド』を運営)、株式会社ミラクス(介護・保育分野における人材紹介・派遣事業『ミラクス介護』、『ミラクス保育』等を運営)から構成されております。

当領域に係る外部環境に関して、2020年4~5月の緊急事態宣言以降は、採用意欲の緩やかな復調が見られ、『リジョブ』においては、新規顧客の開拓、休会や解約を抑える施策等を通じて、顧客数は緩やかな回復を示しております。

一方で、株式会社三光アドに関しては、第2四半期連結会計期間において、新型コロナウイルス感染症影響による紙メディアの市場規模縮小による収益性の低下が、当初想定した期間を超えて継続していたため、今後数年にかけてインターネットメディアからの収益拡大等により同社の収益性は緩やかに回復していくと仮定して見積もりを行った結果、回収可能価額が帳簿価額を下回ったことから、当該のれんの減損損失1,580百万円を計上しております。このような環境下において、元来展開していたリアル媒体からインターネット媒体へのシフトを推進しており、相対的に収益性の高いWeb商材の売上構成比率は拡大傾向であります。

当領域のユーザーサイドに関しては、求職者の動きは引き続き堅調に推移しております。

2020年9月30日には、HITOWAキャリアサポート株式会社(現:株式会社ミラクス)を連結子会社化しており、人材領域の中でも成長が見込まれる介護等の領域へ本格参入しております。

2020年12月15日には、主に個人ユーザー向けのフランチャイズ比較サイトである『フランチャイズ比較.net』を主力とする比較メディア事業を譲受しており、新領域へ参入しております。

当社グループでは、景気連動する求人広告市場において、景気に相関する掲載課金モデルと景気に相関しづらい成果報酬課金モデルを両有し、安定的に収益を生み出すことを志向しております。

 

b.不動産領域

不動産領域は、『賃貸スモッカ』等の不動産に関連するアグリゲーションメディア及び特化型メディアとリフォーム会社比較サイト『リショップナビ』や外壁塗装会社比較サイト『プロヌリ』等から構成されております。

当領域に係る外部環境に関して、新型コロナウイルス感染症影響の長期化に伴い不動産仲介業者やリフォーム工事業者は、インターネットメディアへの広告効率重視の姿勢を強めている一方で、出稿需要に関しては、比較的堅調に推移しております。

『賃貸スモッカ』においては、中小不動産事業者等の新規顧客開拓やアプリ経由の集客施策によって、より安定性の高い売上収益の確保や集客チャネルの多様化を推進しております。今後も新規顧客の開拓や新規施策等を通じて、更なる業績拡大に努めて参ります。

『リショップナビ』に関して、クライアントサイドのリフォーム工事業者の出稿意欲は、引き続き堅調に推移しており、加えて、当社のマーケティングノウハウの注力等により、堅調な業績拡大を達成しております。今後に関しても積極的な事業投資等により、不動産領域の主力事業として更なる事業拡大を目指して参ります。

 

 

c.生活領域

生活領域は、『中古車EX』、『TCV』等の自動車に関連するアグリゲーションメディア及び特化型メディアや家庭教師比較サイト『家庭教師比較くらべーる』、結婚相談所比較サイト『結婚相談所比較ネット』等の比較メディア事業、株式会社アップルワールド(海外ホテル予約媒体『アップルワールド』等を運営)から構成されております。

自動車分野に関して、中古車輸出会社の出稿需要及びユーザーサイドの需要は、ともに緩やかな回復を見せているものの、一部においては競争環境の変化も見られております。

旅行分野において、海外への渡航需要は引き続き底這いで推移しており、国内需要に関しては、相対的には新型コロナウイルス感染症拡大の影響は緩やかであるものの、足元の感染症再拡大に伴い、2021年4月下旬から6月にかけて三度目の緊急事態宣言が発出されるなど、依然として外部環境は不透明な状況であります。

なお、第2四半期連結会計期間において、株式会社アップルワールドについて、新型コロナウイルス感染症影響による海外渡航需要の低迷等による収益性の低下が、当初想定した期間を超えて継続し、今後数年にかけて緩やかに回復していくと仮定して見積もりを行った結果、回収可能価額が帳簿価額を下回ったことから、のれん等に係る減損損失1,931百万円を計上しております。このような環境下のもと、同社は個人ユーザー向け航空券比較メディアである『TRAVELIST』を中心とした国内事業への経営資源の優先的配分や費用構造の見直し等を進めており、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が相対的に軽微な国内需要の取り込みを優先的に注力しております。

 

(2)その他

その他事業においては、株式会社にじげんを中心に、コンシューマ課金サービス、事業化を検討している新規事業を営んでおります。

 

なお、当社グループの展開領域及び主要サイトは以下のとおりになります。

セグメント名称

展開領域及び主要サービス

事業内容及び目的

ライフメディア
プラットフォーム事業

・データ統合、領域特化型メディア

「アルバイトEX」「中古車EX」

「求人情報ビズ」「TCV」「エネピ」

「プロヌリ」「リショップナビ」

「フランチャイズ比較.net」

「リジョブ」「賃貸スモッカ」

「ミラクス介護」「ミラクス保育」

「アップルワールド」「TRAVELIST」

「ホテリスタ」「キャリアプラス」「マッチングッド」

複数のインターネット・紙メディアの情報を統合するメディア、特定の業種や地域を対象にユーザーと顧客をマッチングさせる特化型メディア、及びシステム事業等の開発及び運営・維持

その他

・その他新規開発サービス

「みんなの電話占い」

「ミスティーライン」

既存のライフメディアプラットフォーム事業の知見を活かした、ユーザー課金モデルを中心とする新規開発サービスの企画・開発及び運営・維持

 

 

○運営サイトにおけるユニークユーザー数(※)推移

該当四半期

ユニークユーザー数(万人)

第14期第1四半期

1,772

第14期第2四半期

1,487

第14期第3四半期

1,411

第14期第4四半期

1,708

第15期第1四半期

1,773

第15期第2四半期

1,697

第15期第3四半期

1,649

第15期第4四半期

1,931

 

※ ユニークユーザー数:当該期間において運営しているサイトにアクセスしたユーザーの数(複数のサイトにアクセスしたユーザーは重複して計上。各四半期における月別平均ユニークユーザー数を記載。1万人未満四捨五入)

 

 <事業系統図>

 


 

※ 2021年4月より、ライフメディアプラットフォーム事業の名称を、ライフサービスプラットフォーム事業に変更しております。

 

 

4【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業の内容

(注)1

議決権の所有
・被所有割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

株式会社リジョブ

(注)2、3

東京都
豊島区

100

ライフメディアプラットフォーム事業(インターネットメディアサービス等)

100.0

役員の兼任

資金の借入

株式会社ミラクス

東京都

文京区

90

ライフメディアプラットフォーム事業

(介護・保育分野等の人材派遣・紹介事業等)

100.0

役員の兼任

株式会社三光アド

愛知県
名古屋市

100

ライフメディアプラットフォーム事業(求人広告の企画・制作・発行及びインターネットメディアサービス等)

100.0

役員の兼任

資金の借入

株式会社ブレイン・ラボ

東京都
港区

100

ライフメディアプラットフォーム事業(人材紹介・派遣会社向けコンサルティング・サポート及び業務用管理システムの開発・販売)

100.0

役員の兼任

株式会社アップルワールド

東京都
文京区

200

ライフメディアプラットフォーム事業(旅行会社及び個人を対象とした海外・国内のホテル及び航空券予約事業等)

100.0

役員の兼任

資金の貸付

株式会社にじげん

東京都
港区

100

その他事業(電話占いサービス等)

100.0

役員の兼任

資金の貸付

その他9社

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

株式会社じょうげん

(注)4

東京都
墨田区

1

資産管理

被所有45.2

役員の兼任

 

(注)1.連結子会社に係る主要な事業の内容欄には、セグメント区分の名称を記載しております。

2.株式会社リジョブは、特定子会社であります。

3.株式会社リジョブは、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。この会社の主要な損益情報等(日本基準)は次のとおりであります。

 

株式会社リジョブ

売上高

3,624

百万円

経常利益

1,532

百万円

当期純利益

1,059

百万円

純資産額

3,265

百万円

総資産額

4,664

百万円

 

4.2021年5月17日に東京都港区に移転しております。

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2021年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

ライフメディアプラットフォーム事業

734

[156]

その他

38

[4]

 

 

合計

772

[160]

 

(注)1.従業員数は、正社員のほか契約社員を含み、臨時雇用者数(派遣社員及びアルバイト)は、年間平均人員を[ ]内に外数で記載しております。なお、従業員数には、人材派遣事業の派遣従業員178名を含んでおります。

2.前連結会計年度末に比べ従業員数が307名増加しておりますが、主として2020年9月30日付けでHITOWAキャリアサポート株式会社(現:株式会社ミラクス)を連結子会社化したことによるものであります。

 

(2)提出会社の状況

 

2021年3月31日現在

 

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(百万円)

198

[51]

32.81

2.30

4.90

 

(注)1.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

2.従業員数は、正社員のほか契約社員を含み、臨時雇用者数(派遣社員及びアルバイト)は、年間平均人員を[ ]内に外数で記載しております。なお、当社から他社への出向者を含み、他社から当社への出向者を除いております。

3.当社はライフメディアプラットフォーム事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載を省略しております。

4.前事業年度末に比べ従業員数が58名増加しておりますが、主として2020年7月1日付で当社子会社である株式会社アイアンドシー・クルーズを吸収合併したこと、および2020年12月15日付で株式会社ベーシックを事業譲受したことによるものであります。なお、平均勤続年数は、これらにより増加した従業員それぞれの勤続年数を引き継いでおりません。

 

(3)労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。