第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
  また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

なお、当社グループは平成27年3月期第4四半期より連結財務諸表を作成しているため、対前年同四半期増減率については記載しておりません。

 

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年9月30日)における我が国経済は、中国の景気減速懸念等の影響により先行きに不透明感はあるものの、政府の経済対策や日本銀行の金融政策を背景に、雇用・所得環境の改善がみられるなど、緩やかな景気回復基調が続いております。

当社グループの属する宅配食市場におきましても、高齢化社会の進展、女性の社会進出、小規模世帯の増加、インターネットの普及等により、今後も堅調に推移すると考えられます。

このような状況の下、当社グループは「ご家庭での生活を『もっと美味しく、もっと便利に』」をテーマに、調理済食材を中心とした宅配事業の展開において、1つの拠点に複数のブランドを出店する「複合化戦略」を展開するとともに、お客様に支持される価値ある商品づくりに取組み、顧客の獲得、収益構造の強化を図ってまいりました。

その結果、当第2四半期連結累計期間の業績は売上高8,052百万円営業利益548百万円経常利益579百万円親会社株主に帰属する四半期純利益354百万円となりました。

 

事業ごとの業績は以下のとおりであります。

 

 ① 宅配事業

FCを含むチェーン全体の店舗数においては、宅配寿司「銀のさら」を1店舗(FC店)、宅配御膳「釜寅」を2店舗(FC店)、宅配寿司「すし上等!」を3店舗(直営店2店舗、FC店1店舗)(※1)、提携レストランの宅配代行サービス「ファインダイン」を3店舗(直営店)出店いたしました。

これにより当第2四半期連結会計期間末における店舗数は589店舗(直営店163店舗、FC店426店舗)、拠点数は371拠点(直営店85拠点、FC店286拠点)となりました(※2)。

 

※1 宅配寿司「ろくめいかん」から宅配寿司「すし上等!」にブランドの変更をしている店舗は除きます。

※2 当社グループのチェーンでは、商品を宅配するための事業所を全国に配置しており、これを「拠点」と呼んでおります。また、消費者に提供するメニューの種類ごとに設置される設備(宅配寿司「銀のさら」や宅配御膳「釜寅」等)、及び「ファインダイン」における消費者が選ぶことのできる提携レストランのラインナップ(メニュー)毎の配送機能を「店舗」と呼び、一つの「拠点」に複数の「店舗」を設置することがあります。

 

宅配寿司「銀のさら」の商品戦略としましては、全国の店舗において、人気の高い寿司ネタである中トロを、マグロの種類の中で最も高級な「本マグロ」に統一することにより、上質化を図っております。あわせて、本マグロを味わっていただく新しい桶の導入等、メニュー内容・価格においても一部改定を行い、よりお客様にご満足いただける商品の提供に努めてまいりました。また、期間限定キャンペーンとして、「トロサーモン」に引き続き、9月より「本マグロ 大トロ祭」を展開しております。

 

宅配御膳「釜寅」においては、夏の「冷だしうなぎまぶし」に引き続き、9月よりカニ、ウニ、いくらを贅沢に盛り込んだ「三宝釜飯」を期間限定商品として提供しております。

販売戦略としましては、繁忙期であるゴールデンウィーク、お盆期間に、宅配寿司の利用をインパクトのある内容で促進するテレビCM「ビーフ編」「チキン編」の放映を実施いたしました。また、WEBにおける販売促進においては、ご当地の特産品を抽選でプレゼントする「ご当地いいもの発見★キャンペーン」を実施しております。既存顧客に向けては、顧客属性にあわせた計画的なDMの実施、メールマガジンの配信等、CRM(※3)の確立に向けた活動を行ってまいりました。

 

 

※3 Customer Relationship Managementの略。顧客接点での情報を統合管理し、顧客との長期的な関係性を構築、製品・サービスの継続的な利用を促すことで収益の拡大を図るマーケティング手法。

 

また、宅配寿司「銀のさら」よりも低価格で、日常的なご利用をさらに促進することを目的とした宅配寿司の第2ブランドとして、前事業年度より宅配寿司「ろくめいかん」を、4月より宅配寿司「すし上等!」のトライアルを行ってまいりましたが、「すし上等!」の商品内容、価格構成、販促物のデザイン等のほうが、より顧客反応率、売上等が見込めるとの判断のもと、今後は、「すし上等!」にブランドを統一して出店してまいります。

 

宅配弁当「銀のお弁当」においては、収益向上に向けて、より効率的なお弁当の配送ルート・人員配置の検討を行っております。販売促進においては、一般シニア層に向けた活動に加え、ケアマネージャーやデイサービスなどの介護施設への販売促進活動を行い、新規顧客獲得・リピート促進に努めてまいりました。

 

提携レストランの宅配代行サービス「ファインダイン」においては、4月より、レストランのテイクアウト注文サイト「mocci(モッチ)」の運用を開始いたしました。「mocci(モッチ)」とは、利用者がWEB上で、レストラン、料理を選択し、注文、決済をすることができ、受取時間にレストランで料理を受け取ることができるサービスとなります。レストランの宅配代行サービスである「ファインダイン」に加え、また違ったニーズであるテイクアウト需要も取り込むことで、さらなるレストランの集客・売上向上に寄与してまいります。

店舗運営においては、7月よりコントロールセンターを稼働し、全店舗の受注、配車指示を一本化いたしました。これにより、受注ロスの低減、受注・配車指示における人件費の削減、配車の効率化による生産性の向上を実現しております。

また、8月より「ファインダイン」と他ブランドとの複合化戦略として、宅配寿司「銀のさら」、宅配御膳「釜寅」の複合店1拠点に「ファインダイン」を複合化した新しい形態のトライアルを行っております。各ブランドと連携した配車システムを構築し、デリバリーの効率化による生産性の向上を目指しております。

 

これらの施策の結果、宅配事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は、8,039百万円となりました。

 

 ② その他事業

その他事業として主に展開しております「リトルアーティスト」においては、住宅メーカー等にむけての営業活動を積極的に行い、ブランドの認知・注文数向上に向けて活動してまいりました。

これらの施策の結果、その他事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は、12百万円となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

 ① 資産

資産は、前連結会計年度末に比べて428百万円減少し、5,884百万円(前連結会計年度末残高6,312百万円)となりました。これは主として、現金及び預金が249百万円、季節的な売上変動に伴い売掛金が29百万円、原材料及び貯蔵品が94百万円、減価償却などにより有形固定資産が36百万円減少したことによるものであります。

 ② 負債

負債は、前連結会計年度末に比べて682百万円減少し、2,410百万円(前連結会計年度末残高3,093百万円)となりました。これは主として、季節的な変動に伴い買掛金が111百万円、未払金が263百万円、法人税等を納付した事により未払法人税等が41百万円、流動負債のその他に含まれる未払消費税等を納付した事により140百万円、長期借入金が77百万円減少したことによるものであります。

 ③ 純資産

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて253百万円増加し、3,473百万円(前連結会計年度末残高3,219百万円)となりました。これは主として、親会社株主に帰属する四半期純利益354百万円の計上による増加、配当金101百万円の実施による減少によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は前連結会計年度末より249百万円減少し、2,787百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、40百万円の支出となりました。

主な内訳は、税金等調整前四半期純利益579百万円、非資金項目である減価償却費96百万円を計上した一方で、仕入債務の減少111百万円、未払金の減少268百万円、法人税等の支払額267百万円が生じたことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、25百万円の支出となりました。

主な内訳は、有形固定資産の取得による支出40百万円、無形固定資産の取得による支出53百万円が生じた一方で、有形固定資産の売却による収入65百万円が生じたことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、179百万円の支出となりました。

主な内訳は、配当金の支払いによる支出100百万円、長期借入金の返済による支出79百万円が生じたことによるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。