また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年6月30日)における我が国経済は、海外経済の先行きや金融資本市場の変動による影響が懸念されるものの、政府の経済対策や日本銀行の金融政策を背景に、企業収益や雇用・所得環境の改善が続くなど、景気は緩やかに回復しております。
当社グループの属する宅配食市場におきましても、高齢化社会の進展、女性の社会進出、小規模世帯の増加、インターネット注文の普及等により、今後も堅調に推移すると考えられます。
このような状況の下、当社グループは「ご家庭での生活を『もっと美味しく、もっと便利に』」を実現するために、オンデマンド(お客様の要求に応じて即時にサービスを提供する)でのサービス提供を軸とした「オンデマンドプラットフォーム」の構築に向けた事業活動に取り組んでまいりました。
当第1四半期連結累計期間においては、宅配寿司「銀のさら」の売上の好調等により売上高は増加している一方で、WEBからの注文比率向上に向けた販売促進の強化、顧客接点の強化・利便性の向上に向けたシステム投資、持株会社体制に即した管理体制の構築を進めていること等により、営業利益は前年同四半期と比べ減少いたしました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の業績は売上高4,551百万円(前年同四半期比11.0%増)、営業利益42百万円(前年同四半期比62.9%減)、経常利益35百万円(前年同四半期比69.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益16百万円(前年同四半期比71.6%減)となりました。
主な活動状況は以下のとおりです。
FCを含むチェーン全体の店舗数においては、提携レストランの宅配代行サービス「ファインダイン」を2店舗(直営店)出店し、宅配寿司「銀のさら」1店舗(FC店)、宅配御膳「釜寅」1店舗(FC店)を閉店いたしました。また、直営とFCの区分が変更されたことにより、直営店は「銀のさら」2店舗、「釜寅」2店舗、「すし上等!」1店舗の純増となっております。
これにより当第1四半期連結会計期間末における店舗数は735店舗(直営店260店舗、FC店475店舗)、拠点数は370拠点(直営店103拠点、FC店267拠点)となりました(※)。
※当社グループのチェーンでは、商品を宅配するための事業所を全国に配置しており、これを「拠点」と呼んでおります。また、消費者に提供するメニューの種類ごとに設置される設備(宅配寿司「銀のさら」や宅配御膳「釜寅」等)、及び「ファインダイン」における消費者が選ぶことのできる提携レストランのラインナップ(メニュー)毎の配送機能を「店舗」と呼び、一つの「拠点」に複数の「店舗」を設置することがあります。
商品戦略としましては、期間限定商品として、宅配寿司「銀のさら」では、人気の高い「大生エビ」を使用した商品のラインナップを拡充して提供いたしました。宅配御膳「釜寅」においては、脂の乗った金目鯛を贅沢に使用した「金目鯛釜飯」を提供いたしました。
宅配寿司の第2ブランドである「すし上等!」においては、手巻き寿司や丼といったバラエティメニューを提供し、「銀のさら」との差別化を図るとともに、様々なお客様のニーズに応えることで、新たな顧客層の開拓を進めております。
販売戦略としましては、繁忙期であるゴールデンウィークのテレビCMとして、素材の活きの良さを表現した「上司編」、「バレエ編」の放映を実施いたしました。また、4月には「銀のさら」、「釜寅」、「すし上等!」のどのブランドでも利用可能な自社ポイントシステム(デリポイント)を全国の直営店舗にて先行導入いたしました。
WEBにおける販売促進においては、5月には「銀のさら」、「釜寅」、「すし上等!」、「ファインダイン」の公式宅配注文アプリの配信を開始し、利便性の向上、顧客接点の強化に努めております。6月には、一部店舗にてWEB限定商品の提供を開始する等、WEB会員、顧客に向けた販売促進及び認知度向上のための施策を実施いたしました。
既存顧客に向けては、顧客属性にあわせた計画的なDMの実施、メールマガジンの配信、LINE公式アカウントからの情報発信、公式アプリからのプッシュ通知等、CRM(※)の確立に向けた活動を行うとともに、WEBからの注文促進に向けたDMを実施しております。
※Customer Relationship Managementの略。顧客接点での情報を統合管理し、顧客との長期的な関係性を構築、製品・サービスの継続的な利用を促すことで収益の拡大を図るマーケティング手法。
宅配寿司「銀のさら」においては、テイクアウト併設型店舗の検証を実施しております。従来のデリバリーでの注文に加え、テイクアウトでの需要に応えることで、利便性の向上と新たな顧客層の開拓を進めてまいります。
提携レストランの宅配代行サービス「ファインダイン」においては、「ファインダイン」と他の自社ブランドとの複合化による更なる生産性の向上を目指し、受注対応、調理対応におけるシステム、オペレーションの構築を行っております。提携レストランの開拓においては、人気の高い町の有名レストランの開拓に加え、認知度の高い大手チェーン店の運営企業との連携を進めております。
資産は、前連結会計年度末に比べて593百万円減少し、9,461百万円(前連結会計年度末残高10,055百万円)となりました。これは主として、現金及び預金が535百万円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べて437百万円減少し、4,556百万円(前連結会計年度末残高4,994百万円)となりました。これは主として、季節的な変動に伴い買掛金が102百万円、未払金が140百万円、法人税等を納付した事により未払法人税等が255百万円減少したことによるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて156百万円減少し、4,904百万円(前連結会計年度末残高5,060百万円)となりました。これは主として、親会社株主に帰属する四半期純利益16百万円の計上による増加、配当金105百万円の実施により減少したことによるものであります。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。