第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末現在において判断したものであります。

なお、前連結会計年度は、決算期の変更により2018年4月1日から2019年6月30日までの15ヶ月間となっております。これにより、当第1四半期連結累計期間(2019年7月1日から2019年9月30日)は比較対象となる前第1四半期連結累計期間(2018年4月1日から2018年6月30日)と対象期間が異なるため、前年四半期連結累計期間との比較は行っておりません。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間における世界経済は、米国で景気が堅調に推移する一方、米中貿易摩擦の影響による中国経済の減速や、先行き不透明な欧州など引き続き注意が必要な状況が続いています。日本経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に、景気は緩やかな回復基調が続きました。

当社グループが属するライフサイエンス業界においては、医療・介護の効率化に向け、予防医療や個別化医療を推進する動きが増え、健康管理等へのニーズが世界的に高まっています。

このような状況の中、当社グループでは、メタボロミクス事業において、国内外の学会への出展やキャンペーンといった販促活動を中心に受注拡大に向けた取り組みを継続するとともに、営業効率および生産効率の向上に向けた組織強化等に注力してまいりました。

また、バイオマーカー事業においては大うつ病性障害(以下「うつ病」といいます。)バイオマーカーの事業化に向けた研究開発を継続するとともに、新たなパイプラインや関連ビジネスの検討に取り組みました。

これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、198,349千円となりました。一方、バイオマーカー関連ビジネスの事業開発や、メタボロミクス事業の更なる成長に向け基盤強化に取り組んだこと等から営業損失は89,246千円経常損失は88,172千円親会社株主に帰属する四半期純損失は88,629千円となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。

ⅰ) メタボロミクス事業

 当事業セグメントにおいては、前期に引き続き積極的な販促活動を展開し、製薬・食品分野等において大口案件の受注拡大に取り組んだ他、営業戦略を見直し営業体制の強化に取り組みました。海外においても米国・欧州を中心に価格戦略見直しや代理店の有効活用をはじめとした営業体制の強化に取り組んだ他、アジア圏の市場拡大に向けた活動も活発に行いました。この結果、売上高は197,835千円セグメント利益は31,682千円となりました。

 なお、当社グループのメタボロミクス事業は、季節的な要因として多くの顧客の年度末にあたる当社第3四半期連結会計期間に売上高、利益ともに大きくなる傾向にあります。

 

ⅱ) バイオマーカー事業

 当事業セグメントにおいては、うつ病バイオマーカーの実用化・事業化に向け、測定メソッドの開発並びに臨床研究に向けた活動(臨床性能評価等)を継続しました。また、新たなパイプラインやバイオマーカー関連ビジネスの事業開発や研究設備の強化等に取り組みました。

 この結果、売上高は513千円セグメント損失は32,967千円となりました。

 

② 財政状態の分析

(流動資産)

当第1四半期連結会計期間末における流動資産は1,162,438千円となり、前連結会計年度末に比べ51,904千円減少しました。これは、現金及び預金が116,665千円減少したものの、売掛金が47,058千円増加したこと等によるものであります。

 

(固定資産)

当第1四半期連結会計期間末における固定資産は144,512千円となり、前連結会計年度末に比べ8,587千円減少しました。これは、減価償却累計額が8,419千円増加したこと等によるものであります。

(流動負債)

当第1四半期連結会計期間末における流動負債は139,090千円となり、前連結会計年度末に比べ23,042千円増加しました。これは、その他に含め表示している未払金が減少、前受金、未払費用が増加したこと等によるものであります。

 

(固定負債)

当第1四半期連結会計期間末における固定負債は34,730千円となり、前連結会計年度末に比べ2,219千円減少しました。これは、リース債務が2,209千円減少したこと等によるものであります。

 

(純資産)

当第1四半期連結会計期間末における純資産は1,133,129千円となり、前連結会計年度末に比べ81,314千円減少しました。これは、新株予約権が10,684千円増加したものの、親会社株主に帰属する四半期純損失88,629千円を計上したこと等によるものであります。

 

(2) 経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間における研究開発費は、33,945千円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。