第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

①経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間は、平成27年1月の米国子会社Effyis,Inc.の買収に加え、日本最大のインバウンド業界向けポータルサイトを運営するやまとごころ社と業務提携契約を締結し、さらに、位置情報付きユーザーレビューデータを保有する米国Foursquare社と業務提携契約を締結いたしました。
 

サービスごとの概況は、以下のとおりとなりました。

1.ソーシャルクラウドサービス事業

a. SaaS

当サービスは、ソーシャル・ビッグデータの分析ツールである「クチコミ@係長」シリーズとソーシャルリスクの監視ツールである「e-mining」シリーズから成り立っております。

「クチコミ@係長」シリーズ及び「e-mining」シリーズとも堅調に新規受注を獲得したことから、当サービスの売上高は586百万円(前年同期比5.8%増)となりました。

 

b. ソリューションサービス

当サービスは、ソーシャル・ビッグデータを活用したソリューション提供です。日本国内は、「クチコミ@係長」を構成する「データ」及び「分析エンジン」を顧客に提供するサービス、ソーシャル・ビッグデータ分析を軸としたコンサルティングサービス、中国インバウンド消費に特化したレポート等です。

米国子会社であるEffyis,Inc.の売上はソリューションサービスに属し、米国や中国等のソーシャル・ビッグデータの販売になります。

当第3四半期連結累計期間においては、主にEffyis,Inc.が連結子会社になったことにより、米国や中国等のソーシャル・ビッグデータ販売がソリューションサービスに加算され、また新サービスである中国インバウンド消費に特化したレポートも好調だったことから、売上高1,237百万円(前年同期比606.3%増)となりました。

 

2.その他事業

当事業は着メロ・着うたサービスであり、売上高は4百万円(前年同期比11.6%減)となりました。

 

販売費及び一般管理費は919百万円(前年同期比159.2%増)となりました。主な増加要因は、Effyis,Inc.の買収に伴う費用の加算と、のれん償却額200百万円です。

なお、平成27年12月期第1四半期から第3四半期連結決算については、日本基準で開示をするため、のれん償却額が販売費及び一般管理費に計上されますが、平成27年12月期通期連結決算時には、国際財務報告基準(IFRS)の適用により開示を行う予定であることから、第1四半期から第3四半期まで計上されたのれん償却額は取り消します。

 

営業外費用は58百万円となりました。主な増加要因は、為替変動に伴う為替差損33百万円と支払利息25百万円です。

 

以上のことから、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,829百万円(前年同期比148.8%増)、営業損失106百万円(前年同四半期は営業利益93百万円)、経常損失164百万円(前年同四半期は経常利益93百万円)、四半期純損失179百万円(前年同四半期は四半期純利益40百万円)となりました。なお、のれん償却前営業利益は93百万円となりました。また、平成26年11月に買収を公表した米国Effyis,Inc.については、平成27年1月に買収が完了し、第1四半期連結累計期間より連結の範囲に含めております。

 

②財政状態の分析

(流動資産)

当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、971百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,963百万円減少いたしました。この主な要因は、Effyis,Inc.の買収に伴う現金及び預金の減少によるものであります。

 

(固定資産)

当第3四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、3,328百万円となり、前連結会計年度末に比べて3,019百万円増加いたしました。この主な要因は、Effyis,Inc.の買収に伴いのれんが2,912百万円増加したことによるものであります。

 

(流動負債)

当第3四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、2,685百万円となり、前連結会計年度末に比べて794百万円増加いたしました。この主な要因は、短期借入金が544百万円増加したことと、1年以内返済予定の長期借入金141百万円の増加によるものであります。

 

(固定負債)

当第3四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、399百万円となり、前連結会計年度末に比べて397百万円増加いたしました。この主な要因は、長期借入金382百万円の増加によるものであります。

 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、1,215百万円となり、前連結会計年度末に比べて135百万円減少いたしました。この主な要因は、新株予約権10百万円、為替換算調整勘定13百万円を計上したものの、四半期純損失179百万円を計上したことによるものであります。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、25百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。