第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当社及び連結子会社の「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当社グループは、銀行業務を中心とした総合金融サービスを提供しております。なお、当社グループの報告セグメントは、銀行業務のみであります。銀行業務以外の事業については重要性が乏しいことから、セグメント情報の記載を省略しております。

 

①経営成績

当社グループにおける当第3四半期連結累計期間の損益の状況は以下のとおりです。

資金利益は、海外金利の低下を背景とした外貨預金利息等の資金調達費用の減少を主因に、前年同期比13億5百万円(1.1%)の増加となる1,141億28百万円となりました。役務取引等利益は、新型コロナウイルス感染拡大等を踏まえ、取引先の資金繰り支援を最優先に取り組んだことや、一部で外訪活動を自粛したことなどから、前年同期比10億27百万円(3.4%)の減少となる283億42百万円となりました。また、その他業務利益は、前年同期に実施した有価証券ポートフォリオの入替に伴う外国債券の売却益の剥落等により前年同期比23億66百万円減少となる△4億74百万円となりました。これらの結果、連結粗利益は前年同期比19億91百万円(1.3%)の減少となる1,445億16百万円となりました。

経常利益は、与信関係費用が前年同期比7億32百万円増加し、また、株式等関係損益が前年同期比53億47百万円減少したこと等により、前年同期比55億62百万円(11.0%)減少となる448億8百万円となりました。

以上により、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比59億36百万円(16.7%)の減少となる294億98百万円となりました。

 

(単位:百万円)

区分

前第3四半期連結累計期間

(A)

当第3四半期連結累計期間

(B)

増減

(B-A)

連結粗利益 (注)

146,508

144,516

△1,991

  資金利益

112,823

114,128

1,305

  役務取引等利益

29,369

28,342

△1,027

  特定取引利益

2,423

2,519

96

  その他業務利益

1,891

△474

△2,366

営業経費

89,443

86,669

△2,774

与信関係費用

14,020

14,752

732

  貸出金償却

8,187

2,837

△5,349

  個別貸倒引当金繰入額

6,186

11,461

5,274

  一般貸倒引当金繰入額

104

1,020

915

  その他の与信関係費用

△458

△566

△107

株式等関係損益

6,218

871

△5,347

その他

1,108

843

△265

経常利益

50,371

44,808

△5,562

特別損益

△243

△774

△530

税金等調整前四半期純利益

50,127

44,034

△6,093

法人税、住民税及び事業税

15,722

15,986

263

法人税等調整額

△1,030

△1,451

△421

四半期純利益

35,435

29,498

△5,936

親会社株主に帰属する四半期純利益

35,435

29,498

△5,936

 

(注) 連結粗利益=(資金運用収益-(資金調達費用-金銭の信託運用見合費用))+(役務取引等収益+信託報酬-役務取引等費用)
         +(特定取引収益-特定取引費用)+(その他業務収益-その他業務費用)

 

②財政状態

当第3四半期連結会計期間末の預金等(譲渡性預金を含む)の残高は、法人預金・個人預金を中心に前連結会計年度末比1兆1,738億円(7.8%)の増加となる16兆2,136億円(うち預金は15兆8,892億円)となりました。

また、貸出金の残高は、新型コロナウイルス感染症の影響拡大等を踏まえ、お客さまの資金ニーズに積極的に対応したこと等から、前連結会計年度末比1,581億円(1.3%)の増加となる、11兆5,006億円となりました。

一方、有価証券の残高は、国債償還や相場動向に応じたポートフォリオの入替等により、前連結会計年度末比2,027億円の増加となる4兆2,789億円となりました。

(単位:百万円)

主要勘定の残高

前連結会計年度末

(A)

当第3四半期連結会計期間末

(B)

増減

(B-A)

預金等

15,039,790

16,213,679

1,173,889

 うち預金

14,756,658

15,889,292

1,132,633

貸出金

11,342,541

11,500,646

158,105

有価証券

4,076,146

4,278,932

202,786

 

 

 

なお、当第3四半期連結会計期間末における連結ベースのリスク管理債権残高は、前連結会計年度末比79億円増加となる1,763億円となりました。

(単位:百万円)

リスク管理債権残高

前連結会計年度末

(A)

当第3四半期連結会計期間末

(B)

増減

(B-A)

リスク管理債権残高合計

168,405

176,355

7,950

破綻先債権額

2,279

2,317

38

延滞債権額

138,147

143,981

5,833

3ヵ月以上延滞債権額

391

377

△14

貸出条件緩和債権額

27,586

29,678

2,092

 

 

 (参考)

  国内・国際業務部門別収支

資金運用収支は、1,141億28百万円となりました。役務取引等収支は、283億11百万円となりました。特定取引収支は、25億19百万円となりました。その他業務収支は、△4億74百万円となりました。 

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第3四半期連結累計期間

106,791

6,011

20

112,823

当第3四半期連結累計期間

104,146

9,966

15

114,128

うち資金運用収益

前第3四半期連結累計期間

108,353

17,793

△602

125,543

当第3四半期連結累計期間

105,606

14,040

△589

119,058

うち資金調達費用

前第3四半期連結累計期間

1,562

11,781

△623

12,720

当第3四半期連結累計期間

1,460

4,073

△604

4,929

信託報酬

前第3四半期連結累計期間

43

43

当第3四半期連結累計期間

30

30

役務取引等収支

前第3四半期連結累計期間

32,217

64

△2,956

29,325

当第3四半期連結累計期間

30,831

33

△2,553

28,311

うち役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

43,898

357

△4,325

39,930

当第3四半期連結累計期間

42,074

295

△3,935

38,435

うち役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

11,681

293

△1,369

10,605

当第3四半期連結累計期間

11,243

261

△1,381

10,123

特定取引収支

前第3四半期連結累計期間

240

2,182

2,423

当第3四半期連結累計期間

283

2,236

2,519

うち特定取引収益

前第3四半期連結累計期間

240

2,182

2,423

当第3四半期連結累計期間

283

2,236

2,519

うち特定取引費用

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

その他業務収支

前第3四半期連結累計期間

△1,664

3,723

△166

1,891

当第3四半期連結累計期間

△1,300

1,002

△176

△474

うちその他業務収益

前第3四半期連結累計期間

3,211

3,723

△166

6,768

当第3四半期連結累計期間

772

1,033

△177

1,628

うちその他業務費用

前第3四半期連結累計期間

4,876

0

△0

4,876

当第3四半期連結累計期間

2,073

30

△0

2,103

 

(注) 1.「国内」「海外」の区分に替えて、「国内業務部門」「国際業務部門」で区分しております。

国内業務部門は当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当社及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引及び特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2.相殺消去額は、連結会社間の相殺消去額及び国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借利息を計上しております。

3.資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前第3四半期連結累計期間71百万円、当第3四半期連結累計期間0百万円)を控除して表示しております。

 

  国内・国際業務部門別役務取引の状況

役務取引等収益は、国内業務部門が420億74百万円、国際業務部門が2億95百万円となり、合計で384億35百万円となりました。

一方、役務取引等費用は、国内業務部門が112億43百万円、国際業務部門が2億61百万円となり、合計で101億23百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

43,898

357

△4,325

39,930

当第3四半期連結累計期間

42,074

295

△3,935

38,435

うち預金・貸出業務

前第3四半期連結累計期間

10,305

△25

10,280

当第3四半期連結累計期間

10,909

△70

10,839

うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

7,927

236

△112

8,051

当第3四半期連結累計期間

7,800

225

△98

7,927

うち信託関連業務

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

うち証券関連業務

前第3四半期連結累計期間

5,613

20

△509

5,124

当第3四半期連結累計期間

6,219

10

△584

5,644

うち代理業務

前第3四半期連結累計期間

4,528

△0

4,528

当第3四半期連結累計期間

3,336

△0

3,336

うち保護預り・
貸金庫業務

前第3四半期連結累計期間

344

△0

344

当第3四半期連結累計期間

339

△0

339

うち保証業務

前第3四半期連結累計期間

4,290

33

△1,069

3,254

当第3四半期連結累計期間

4,176

21

△1,046

3,151

役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

11,681

293

△1,369

10,605

当第3四半期連結累計期間

11,243

261

△1,381

10,123

うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

1,645

53

△62

1,636

当第3四半期連結累計期間

1,704

21

△63

1,662

 

(注)1.国内業務部門は当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当社及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引及び特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

  2.相殺消去額は、連結会社間の相殺消去額を計上しております。

 

  国内・国際業務部門別特定取引の状況

特定取引収益は、国内業務部門で商品有価証券収益に73百万円、特定金融派生商品収益に2億8百万円、その他の特定取引収益に1百万円、国際業務部門で商品有価証券収益に22億36百万円計上いたしました。特定取引費用は、ありません。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

特定取引収益

前第3四半期連結累計期間

240

2,182

2,423

当第3四半期連結累計期間

283

2,236

2,519

うち商品有価証券
収益

前第3四半期連結累計期間

75

2,182

2,257

当第3四半期連結累計期間

73

2,236

2,309

うち特定取引
有価証券収益

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

うち特定金融
派生商品収益

前第3四半期連結累計期間

165

165

当第3四半期連結累計期間

208

208

うちその他の
特定取引収益

前第3四半期連結累計期間

0

0

当第3四半期連結累計期間

1

1

特定取引費用

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

うち商品有価証券
費用

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

うち特定取引
有価証券費用

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

うち特定金融
派生商品費用

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

うちその他の
特定取引費用

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

 

(注) 1.国内業務部門は当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当社及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引及び特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2.相殺消去額は、連結会社間の相殺消去額を計上しております。

 

 

  国内・国際業務部門別預金残高の状況

○  預金の種類別残高(末残)

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第3四半期連結会計期間

14,395,901

284,854

△29,288

14,651,467

当第3四半期連結会計期間

15,707,179

214,078

△31,964

15,889,292

うち流動性預金

前第3四半期連結会計期間

10,249,965

△28,085

10,221,880

当第3四半期連結会計期間

11,632,582

△30,846

11,601,736

うち定期性預金

前第3四半期連結会計期間

4,058,316

△310

4,058,006

当第3四半期連結会計期間

4,020,085

△310

4,019,775

うちその他

前第3四半期連結会計期間

87,618

284,854

△893

371,579

当第3四半期連結会計期間

54,511

214,078

△808

267,780

譲渡性預金

前第3四半期連結会計期間

482,469

△67,050

415,419

当第3四半期連結会計期間

373,437

△49,050

324,387

総合計

前第3四半期連結会計期間

14,878,370

284,854

△96,338

15,066,886

当第3四半期連結会計期間

16,080,616

214,078

△81,014

16,213,679

 

(注) 1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

     2.定期性預金=定期預金+定期積金

3.国内業務部門は当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当社及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引及び特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

4.相殺消去額は、連結会社間の相殺消去額を計上しております。

 

  国内・国際業務部門別貸出金残高の状況

○  業種別貸出状況(末残・構成比)

業種別

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内(除く特別国際金融取引勘定分)

11,301,268

100.00

11,500,646

100.00

製造業

1,205,363

10.67

1,262,755

10.98

農業,林業

33,159

0.29

33,643

0.29

漁業

5,101

0.05

5,359

0.05

鉱業,採石業,砂利採取業

12,543

0.11

12,497

0.11

建設業

333,183

2.95

350,185

3.05

電気・ガス・熱供給・水道業

226,918

2.01

265,494

2.31

情報通信業

48,067

0.43

49,683

0.43

運輸業,郵便業

291,518

2.58

324,765

2.82

卸売業,小売業

1,048,590

9.28

1,020,060

8.87

金融業,保険業

322,129

2.85

302,880

2.63

不動産業,物品賃貸業

1,821,893

16.12

1,792,544

15.59

医療・福祉等サービス業

656,412

5.81

676,661

5.88

国・地方公共団体

1,448,877

12.82

1,390,661

12.09

その他

3,847,508

34.03

4,013,452

34.90

特別国際金融取引勘定分

政府等

金融機関

その他

合計

11,301,268

――

11,500,646

――

 

  (注) 「国内」とは、当社及び連結子会社であります。

 

「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況

 連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、株式会社常陽銀行及び株式会社足利銀行の2行であります。

 

①信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)

資産

科目

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

信託受益権

57

1.42

31

0.64

有形固定資産

2,066

50.69

2,401

48.38

無形固定資産

182

4.47

182

3.67

その他債権

10

0.27

2

0.04

銀行勘定貸

1,573

38.58

2,094

42.19

現金預け金

186

4.57

251

5.08

合計

4,077

100.00

4,964

100.00

 

 

 

 

負債

科目

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

金銭信託

1,600

39.25

2,140

43.11

包括信託

2,476

60.75

2,823

56.89

合計

4,077

100.00

4,964

100.00

 

(注) 共同信託他社管理財産については、前連結会計年度及び当第3四半期連結会計期間の取扱残高はありません。

 

②元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)

科目

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

 (2020年12月31日)

金銭信託

(百万円)

貸付信託

(百万円)

合計

(百万円)

金銭信託

(百万円)

貸付信託

(百万円)

合計

(百万円)

銀行勘定貸

1,560

1,560

2,091

2,091

資産計

1,560

1,560

2,091

2,091

元本

1,559

1,559

2,091

2,091

その他

0

0

負債計

1,560

1,560

2,091

2,091

 

 

(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定、経営方針・経営戦略等、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、重要な変更及び新たに定めた事項はありません。

 

(3) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。