第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1)  業績の状況

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、中国を始めとするアジア新興国や資源国等の景気が下振れし、英国のEU離脱問題など海外経済に不確実性が高まる中、弱さも見られるものの緩やかな回復基調が続いております。

住宅業界におきましては、雇用・所得環境の改善や住宅ローン金利の低下傾向等を背景として、新設住宅着工戸数は持ち直しの動きがみられております。

このような環境のもと、当社は平成28年4月にオープンした建築家情報空間「ASJ TOKYO CELL」(東京都千代田区)、「ASJ YOKOHAMA CELL」(横浜市西区)、「ASJ UMEDA CELL」(大阪市北区)を起点として、戸建て新築、店舗・医療施設などの各種建設ニーズに応える最新の情報発信を行うとともに、各種イベントの開催により“建築家との家づくり”を訴求いたしました。また、併せて 各 ASJ CELL の連携によりシナジーの創出、ブランド資本の強化を進めてまいりました。

ASJアカデミー会員の獲得においては、獲得チャネルの多様化・獲得コストの低減を進めるとともに、会員獲得からプランニングコース及び設計契約に至るリードタイム短縮・成約率の向上を促進するため、建築家2名による同時提案「プランニングコースDUAL」の定着や自社開発積算ソフト「COSNAVI」の機能を充実することにより、顧客要望に応えるための営業支援体制の構築に注力いたしました。さらに、ローコストゾーンの需要喚起施策として、デザイン・居住性・価格等において競争優位を有する建築家による“ASJ CONCEPT HOUSE”を市場投入いたしました。

これらの諸施策の結果、ASJアカデミー会員獲得は計画より上振れとなりましたが、新規スタジオ加盟件数や工事請負契約ロイヤリティ売上が弱含み、計画を下回るなどの課題が残りました。

以上の結果、当第2四半期累計期間における売上高は626,830千円(前年同四半期比0.9%減)、営業損失は100,122千円(前年同四半期比116.7%増)、経常損失は99,961千円(前年同四半期比116.9%増)となりました。また、本社及び大阪支店の移転・縮小に伴う固定資産の減損損失の計上により、四半期純損失は128,803千円(前年同四半期比185.0%増)となりました。

なお、当社はASJ建築家ネットワーク事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)  財政状態の分析

当第2四半期会計期間末における総資産は1,424,438千円となり、前事業年度末と比べて176,497千円減少いたしました。

流動資産は前事業年度末に比べ、140,257千円減少し、951,917千円となりました。これは主に現金及び預金の減少51,161千円売掛金の減少29,840千円未収入金の減少54,631千円等によるものであります。

固定資産は前事業年度末に比べ、36,239千円減少し、472,520千円となりました。これは主に建物の増加142,756千円建設仮勘定の減少174,123千円等によるものであります。

負債合計は249,390千円となり、前事業年度末と比べて47,693千円減少いたしました。

流動負債は前事業年度末に比べ、47,693千円減少し、249,390千円となりました。これは主に未払金の減少66,254千円未払法人税等の増加1,228千円工事完成保証損失引当金の減少7,606千円等によるものであります。

純資産は1,175,047千円となり、前事業年度末と比べて128,803千円減少いたしました。これは四半期純損失128,803千円を計上したことによるものであります。

 

(3)  キャッシュ・フローの状況

当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ、51,161千円減少622,750千円となりました。

各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による資金の減少は21,503千円(前年同四半期は10,356千円の減少)となりました。これは主に、減価償却費22,355千円減損損失27,946千円売上債権の減少額44,890千円未収入金の減少額54,631千円等の収入要因のほか、税引前四半期純損失127,907千円未払金の減少額63,629千円等の支出要因によるものであります。 

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による資金の減少は29,657千円(前年同四半期は20,567千円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出20,337千円無形固定資産の取得による支出13,242千円等の支出要因によるものであります。 

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による資金の増減はありません。(前年同四半期は9,104千円の減少

 

(4)  事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)  研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6)  主要な設備

前事業年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第2四半期累計期間に完成したものは次のとおりであります。

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額(千円)

完成年月

建物

工具、器具

及び備品

合計

東京展示場

(東京都千代田区)

常設展示場

164,227

4,392

168,619

平成28年4月

 

(注) 上記の金額には消費税等は含まれておりません。