当社は、平成27年9月28日開催の取締役会において、固定資産の譲渡を行うことを決議し、同年9月29日に譲渡契約を締結しました。詳細は、「第4 経理の状況 1.四半期財務諸表 注記事項(追加情報)(固定資産の譲渡)」に記載のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢が改善され、個人消費も底堅く推移するなど、全体としては緩やかな景気回復傾向が続いておりますが、中国や欧州などの景気下振れリスクは依然として存在しており、先行きは不透明な状況となっております。
当社が属する不動産業界、とりわけ中古住宅流通市場におきましては、公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)によると、平成27年4月~9月度における首都圏中古マンションの成約件数は前年同期比7.0%の増加となりました。また、成約価格につきましては、平成25年1月以降33ヶ月連続で前年同月を上回って推移しております。その一方で、当社の主たる物件仕入ルートである不動産競売市場は近年物件数が減少傾向にあります。
このような市場環境の中、当社の主たる事業である中古住宅再生事業におきましては、仕入体制の強化によって任売による仕入件数が順調に伸びた一方で、首都圏エリアの競売による仕入が減少した結果、仕入件数は前年同四半期累計期間の438件から431件(前年同期比1.6%減)となりました。
販売につきましては、7月、8月にかけた夏場の販売は伸び悩んだものの、任売物件の販売や関西支店をはじめとした地方支店での販売が増加した結果、販売件数は前年同四半期累計期間の358件から380件(前年同期比6.1%増)となりました。利益面につきましても、前事業年度より引き続き長期保有物件の入替を進めたことで収益性が改善され、また、収益用一棟マンションの販売も売上及び利益の向上に寄与した結果、当第2四半期累計期間における売上総利益率は前事業年度の15.0%から16.2%となりました。
以上の結果、当第2四半期累計期間における売上高は7,717百万円(前年同四半期比5.5%増)、営業利益は500百万円(同0.1%増)、経常利益は384百万円(同5.1%減)、四半期純利益は249百万円(同1.8%減)となりました。
事業別の状況は次のとおりであります。
<中古住宅再生事業>
当社の主たる事業である中古住宅再生事業におきましては、販売件数が前年同四半期累計期間の358件から380件(前年同四半期比6.1%増)となりました。
この結果、当第2四半期累計期間における中古住宅再生事業の売上高は7,600百万円(前年同四半期比4.9%増)となりました。
<その他不動産事業>
その他不動産事業におきましては、前事業年度に取得した賃貸用不動産の賃貸収入等によって、当第2四半期累計期間におけるその他不動産事業の売上高は117百万円(前年同四半期比65.7%増)となりました。
(2)財政状態の分析
① 流動資産
当第2四半期会計期間末における流動資産は、10,413百万円となり、前事業年度末の9,762百万円から650百万円の増加となりました。これは主に、販売用不動産が1,231百万円増加した一方で、仕掛販売用不動産が470百万円減少したことによります。
② 固定資産
当第2四半期会計期間末における固定資産は、3,009百万円となり、前事業年度末の2,986百万円から22百万円の増加となりました。これは主に、有形固定資産が104百万円増加した一方で、無形固定資産が83百万円減少したことによります。
③ 流動負債
当第2四半期会計期間末における流動負債は、6,533百万円となり、前事業年度末の5,653百万円から880百万円の増加となりました。これは主に、短期借入金が768百万円増加したことによります。
④ 固定負債
当第2四半期会計期間末における固定負債は、2,312百万円となり、前事業年度末の2,720百万円から408百万円の減少となりました。これは主に、社債が23百万円、長期借入金が377百万円減少したことによります。
⑤ 純資産
当第2四半期会計期間末における純資産は、4,576百万円となり、前事業年度末の4,375百万円から201百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が186百万円増加したことによります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて400百万円減少して、1,575百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における営業活動の結果使用した資金は667百万円(前年同四半期は899百万円の使用)となりました。これは主に、税引前四半期純利益が389百万円であった一方で、物件仕入の増加によりたな卸資産が761百万円、競売保証金が212百万円増加し、利息の支払により86百万円、法人税等の支払により127百万円を支出したことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における投資活動の結果獲得した資金は6百万円(前年同四半期は763百万円の使用)となりました。これは主に、定期預金の預入により243百万円を支出した一方で、定期預金の払戻により219百万円、有形固定資産の売却により109百万円を得たことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における財務活動の結果獲得した資金は260百万円(前年同四半期は1,168百万円の獲得)となりました。これは主に、新規の短期借入10,830百万円を実行した一方、短期借入金10,061百万円、長期借入金420百万円を返済したことによります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。