第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善により、全体としては緩やかな景気回復基調にありますが、個人消費は伸び悩みに加え、海外経済においても、新興国経済の低迷や北朝鮮情勢の緊張状態の高まり等により不確実性が増しており、先行きが不透明な状況が続いております。

 当社が属する不動産業界、とりわけ中古住宅流通市場におきましては、公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)によると、平成29年4月~9月度における首都圏中古マンションの成約件数は前年同期比1.0%の増加となりました。また、成約価格につきましては、平成25年1月以降57ヶ月連続で前年同月を上回って推移しております。

 当社の主たる事業である中古住宅再生事業におきましては、競合の激しい仕入環境が依然として続いておりますが、当社の主要仕入ルートである競売につきましては、競売物件の減少に底打ち感が見られます。そのような仕入環境の中、当社では利益率の向上を目指して物件を厳選する仕入方針を継続しております。当第2四半期累計期間の仕入件数は、関西エリアで伸び悩んだものの、首都圏エリアでは競売、任売ともに順調に増加した結果、前年同四半期累計期間の501件から516件(前年同期比3.0%増)となりました。

 販売につきましては、首都圏、関西ともに好調に推移した結果、当第2四半期累計期間における販売件数は、前年同四半期累計期間の389件から463件(前年同四半期比19.0%増)に増加いたしました。また、利益面におきましては、利益率重視の仕入方針が奏功し、長期物件の利益率の低下も抑えることができた結果、売上総利益率は前事業年度の15.9%から16.9%となりました。

 以上の結果、当第2四半期累計期間における売上高は9,824百万円(前年同四半期比15.8%増)、営業利益は740百万円(同38.5%増)、経常利益は632百万円(同45.5%増)、四半期純利益は433百万円(同47.2%増)となりました。

 事業別の状況は次のとおりであります。

<中古住宅再生事業>

 中古住宅再生事業におきましては、居住用物件による売上が8,742百万円、収益用1棟マンションを含む収益用物件による売上が873百万円となり、物件販売による売上高は9,615百万円となりました。また、収益用物件の保有期間中の賃貸収入が57百万円となりました。の結果、当第2四半期累計期間における中古住宅再生事業の売上高は9,698百万円(前年同四半期比16.0%増)となりました。

<その他不動産事業>

 その他不動産事業におきましては、賃貸用不動産の賃貸収入等によって、当第2四半期累計期間におけるその他不動産事業の売上高は126百万円(前年同四半期比1.9%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

① 流動資産

 当第2四半期会計期間末における流動資産は、15,612百万円となり、前事業年度末の13,779百万円から1,833百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が727百万円、販売用不動産が349百万円、仕掛販売用不動産が538百万円増加したことによります。

② 固定資産

 当第2四半期会計期間末における固定資産は、2,967百万円となり、前事業年度末の2,988百万円から21百万円の減少となりました。これは主に、有形固定資産が49百万円減少したことによります。

 

③ 流動負債

 当第2四半期会計期間末における流動負債は、8,508百万円となり、前事業年度末の6,953百万円から1,555百万円の増加となりました。これは主に、短期借入金が1,240百万円増加したことによります。

④ 固定負債

 当第2四半期会計期間末における固定負債は、3,866百万円となり、前事業年度末の4,040百万円から174百万円の減少となりました。これは主に、社債が35百万円、長期借入金が106百万円減少したことによります。

⑤ 純資産

 当第2四半期会計期間末における純資産は、6,205百万円となり、前事業年度末の5,774百万円から430百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が371百万円増加したことによります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて726百万円増加して、3,941百万円となりました。

 当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間における営業活動の結果使用した資金は319百万円(前年同四半期は1,365百万円の使用)となりました。これは主に、税引前四半期純利益が634百万円であった一方で、物件仕入の増加によりたな卸資産が887百万円、競売保証金が201百万円増加したことによります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間における投資活動の結果使用した資金は6百万円(前年同四半期は45百万円の使用)となりました。これは主に、定期預金の預入により132百万円、有形固定資産の取得により18百万円を支出した一方で、定期預金の払戻により132百万円、有形固定資産の売却により9百万円を得たことによります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間における財務活動の結果獲得した資金は1,052百万円(前年同四半期は655百万円の獲得)となりました。これは主に、新規の短期借入9,616百万円を実行した一方、短期借入金8,375百万円を返済したことによります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。