第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により厳しい状況にありましたが、緊急事態宣言の解除後、社会経済活動のレベルは段階的に引き上げられつつあります。しかしながら未だ新型コロナウイルス感染症の収束の見通しは立っておらず、今後の感染状況が経済に与える影響を注視する必要があります。

 当社が属する中古住宅流通市場におきましては、公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)によると、首都圏の中古マンションの成約件数は、4月には前年同月比52.6%減と大きく下落しましたが、その後は回復に向かっています。また、成約価格も6月以降は上昇基調となっており、市場は概して好調と言えます。

 このような環境の下、当社では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に努め、お客様、お取引先様および従業員の安全確保に留意しつつも、積極的な営業活動を展開いたしました。

 当社の主たる事業である中古住宅再生事業におきましては、当第2四半期末までに仕入活動は概ね正常化したものの、緊急事態宣言の発令下における活動自粛や競売延期による影響が大きく、当第2四半期累計期間における居住用物件の仕入件数は、前年同四半期累計期間の488件から271件(前年同四半期比44.5%減)と大きく減少しました。

 販売につきましては、第1四半期中は外出自粛や消費マインドの低下から前年同期を大きく下回り推移しましたが、7月、8月は前年同期をも上回る推移を見せた結果、当第2四半期累計期間における居住用物件の販売件数は、前年同四半期累計期間の449件から433件(前年同四半期比3.6%減)となりました。その他に収益用物件として、一棟マンション3棟の販売がありました。利益面については、売上総利益率は前年同四半期累計期間の16.9%から16.3%となりました。

 以上の結果、当第2四半期累計期間における売上高は9,813百万円(前年同四半期比1.6%増)、営業利益は580百万円(同4.6%減)、経常利益は519百万円(同1.4%増)、四半期純利益は361百万円(同2.8%増)となりました。

 事業別の状況は次のとおりであります。

中古住宅再生事業>

 中古住宅再生事業におきましては、居住用物件による売上が8,656百万円、収益用物件による売上が951百万円となり、物件販売による売上高は9,608百万円となりました。また、収益用物件の保有期間中の賃貸収入は104百万円となりました。その結果、当第2四半期累計期間における中古住宅再生事業の売上高は9,739百万円(前年同四半期比1.7%増)となりました。

<その他不動産事業>

 その他不動産事業におきましては、賃貸用不動産の賃貸収入等によって、当第2四半期累計期間における売上高は74百万円(前年同四半期比10.7%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

① 流動資産

 当第2四半期会計期間末における流動資産は、16,327百万円となり、前事業年度末の16,621百万円から293百万円の減少となりました。これは主に、現金及び預金が2,280百万円増加した一方で、仕掛販売用不動産が2,582百万円減少したことによります。

② 固定資産

 当第2四半期会計期間末における固定資産は、3,637百万円となり、前事業年度末の1,876百万円から1,760百万円の増加となりました。これは主に、有形固定資産が1,711百万円増加したことによります。

 

③ 流動負債

 当第2四半期会計期間末における流動負債は、7,182百万円となり、前事業年度末の8,173百万円から990百万円の減少となりました。これは主に、短期借入金が1,088百万円減少したことによります。

④ 固定負債

 当第2四半期会計期間末における固定負債は、5,134百万円となり、前事業年度末の2,918百万円から2,215百万円の増加となりました。これは主に、長期借入金が2,226百万円増加したことによります。

⑤ 純資産

 当第2四半期会計期間末における純資産は、7,647百万円となり、前事業年度末の7,406百万円から241百万円の増加となりました。これは、利益剰余金が241百万円増加したことによります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて1,867百万円増加して、5,023百万円となりました。

 当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間における営業活動の結果獲得した資金は2,897百万円(前年同四半期は117百万円の使用)となりました。これは主に、税引前四半期純利益が519百万円であった一方で、物件仕入の減少によりたな卸資産が2,874百万円減少したことによります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間における投資活動の結果使用した資金は2,153百万円(前年同四半期は492百万円の使用)となりました。これは主に、定期預金の預入により580百万円、有形固定資産の取得により1,740百万円を支出したことによります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間における財務活動の結果獲得した資金は1,123百万円(前年同四半期は966百万円の獲得)となりました。これは主に、新規の短期借入5,126百万円、長期借入2,827百万円を実行した一方、短期借入金6,214百万円を返済したことによります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。