第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、依然として新型コロナウイルス感染症拡大の影響が続いているものの、ワクチン接種の普及によって今後の経済活動の回復が期待される状況となってきております。

 当社が属する中古住宅流通市場におきましては、公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)によると、首都圏の中古マンションの2021年9月度の成約件数は3,176件となり、3ヶ月連続で前年同月を下回りました。その一方で、2021年9月度の成約㎡単価は前年同月比11.0%の上昇となり17ヶ月連続で前年同月を上回り、成約価格は前年同月比7.9%の上昇となり16ヶ月連続で前年同月を上回っております。

 当社の中古住宅再生事業における仕入活動につきましては、市場に流通する在庫件数の減少に下げ止まりが見られる中、当第2四半期累計期間における居住用物件の仕入件数は511件(前年同四半期比88.6%増)となり、緊急事態宣言の影響を受けた前年同四半期累計期間の271件から大きく増加しております。

 販売活動につきましては、コロナ禍における生活スタイルの変化や住宅ローンの低金利を背景に中古住宅の需要が高まっている中で、当第2四半期累計期間における居住用物件の販売件数は前年同四半期累計期間の433件から491件(前年同四半期比13.4%増)となりました。また、居住用物件のほか収益用物件として一棟マンション5棟の販売がありました。

 また利益面では、販売単価の上昇によって、当第2四半期累計期間における売上総利益率が前事業年度の17.3%から20.9%に上昇しました。

 以上の結果、当第2四半期累計期間における売上高は12,740百万円(前年同四半期比29.8%増)、営業利益は1,527百万円(同163.0%増)、経常利益は1,432百万円(同175.6%増)、四半期純利益は990百万円(同174.2%増)となりました。

 事業別の状況は次のとおりであります。

<中古住宅再生事業>

 中古住宅再生事業におきましては、物件販売による売上高は12,491百万円となり、その内訳は居住用物件が10,829百万円、収益用物件が1,662百万円となりました。また、収益用物件の保有期間中の賃貸収入は136百万円となりました。その結果、当第2四半期累計期間における中古住宅再生事業の売上高は12,628百万円(前年同四半期比29.7%増)となりました。

<その他不動産事業>

 その他不動産事業におきましては、賃貸用不動産の賃貸収入等によって、当第2四半期累計期間における売上高は112百万円(前年同四半期比51.3%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

① 流動資産

 当第2四半期会計期間末における流動資産は、19,916百万円となり、前事業年度末の17,561百万円から2,354百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が1,395百万円、販売用不動産が941百万円増加した一方で、仕掛販売用不動産が227百万円減少したことによります。

② 固定資産

 当第2四半期会計期間末における固定資産は、3,130百万円となり、前事業年度末の2,997百万円から133百万円の増加となりました。これは主に、投資その他の資産が125百万円増加したことによります。

 

③ 流動負債

 当第2四半期会計期間末における流動負債は、9,775百万円となり、前事業年度末の8,288百万円から1,487百万円の増加となりました。これは主に、短期借入金が1,137百万円、未払法人税等が255百万円増加したことによります。

④ 固定負債

 当第2四半期会計期間末における固定負債は、4,472百万円となり、前事業年度末の4,167百万円から304百万円の増加となりました。これは主に、長期借入金が308百万円増加したことによります。

⑤ 純資産

 当第2四半期会計期間末における純資産は、8,797百万円となり、前事業年度末の8,101百万円から696百万円の増加となりました。これは、利益剰余金が647百万円増加したことによります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて1,398百万円増加して、6,463百万円となりました。

 当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間における営業活動の結果獲得した資金は237百万円(前年同四半期は2,897百万円の獲得)となりました。これは主に、税引前四半期純利益が1,432百万円であった一方で、棚卸資産が714百万円、競売保証金が184百万円増加し、法人税等を195百万円支払ったことによります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間における投資活動の結果使用した資金は182百万円(前年同四半期は2,153百万円の使用)となりました。これは主に、定期預金の預入により216百万円、関係会社株式の取得により87百万円を支出した一方で、定期預金の払戻により219百万円を得たことによります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間における財務活動の結果獲得した資金は1,343百万円(前年同四半期は1,123百万円の獲得)となりました。これは主に、新規の短期借入8,502百万円、長期借入1,282百万円を実行した一方、短期借入金7,365百万円、長期借入金940百万円を返済し、配当金を125百万円支払ったことによります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。