当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に、引き続き緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、通商問題におけるリスクの高まりや、消費税率引き上げに伴う個人消費の落ち込み懸念など、景気の先行きは不透明な状況となっております。
物流業界におきましては、深刻化する少子高齢化に伴う労働人口の減少やそれに起因する稼働車両の不足など、依然として厳しい経営環境で推移しております。
このような環境のもと当社グループは、顧客へのサービスレベルを向上させ、クオリティの高い物流システムの構築を目指すと共に、更なる事業領域拡大のため「3PL&プラットフォームカンパニー」をコンセプトとした新たな中期経営計画をスタートさせました。
成長著しいEC市場において、独自のラストワンマイル配送網を構築し、個人事業主「MQA(Momotaro・Quick Ace)」を開業支援する仕組みを発展させると共に、低温食品物流事業のサービスメニュー「AZ-COM7PL」において、物流品質の均質化と機能拡張を図り、海外市場の開拓及び海外からの人材確保にも挑戦してまいります。更に「AZ-COM丸和・支援ネットワーク」をより発展させ、パートナー企業との相互扶助に基づく連携により人材と車両を確保・共有し、平常時のみならず災害等による非常時においても安全・安心・安定した物流を提供すべく、BCPネットワークをはじめとする社会インフラとしての物流基盤の構築に努めてまいります。
また、機能戦略の強化として「人材の確保及び育成」「先端技術の研究・活用」「新たな市場開発」に傾注し、労働人口の減少と技術革新が進む環境下において、持続的成長を実現する経営基盤の強化に努めてまいりました。
以上の結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高47,561百万円(前年同四半期比16.4%増)、営業利益3,430百万円(同30.7%増)、経常利益3,539百万円(同27.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,440百万円(同25.7%増)の増収増益となりました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
① 物流事業
<EC・常温物流>
日用雑貨を中心とするEC・常温物流においては、「ECラストワンマイル当日お届けサービス」の受託エリアにおける稼働拠点及び車両台数が順次拡大したことに加え、既存取引先の深耕による取引拡大が寄与した結果、売上高は17,835百万円(前年同四半期比36.3%増)となりました。
<食品物流>
低温食品を中心とした食品物流においては、「AZ-COM7PL」(アズコム セブン・パフォーマンス・ロジスティクス/7つの経営支援機能を付加した3PL)戦略に基づく物流改革提案により前期に獲得した新規物流センターの稼働実績が順次業績に寄与した結果、売上高は19,109百万円(前年同四半期比8.5%増)となりました。
<医薬・医療物流>
医薬・医療物流においては、主要取引先であるドラッグストアをはじめとする既存取引先にて、新規出店や新たな物流拠点の稼働が寄与した結果、売上高は10,183百万円(前年同四半期比4.3%増)となりました。
利益面では、新たな物流センター設備や車両に対する投資に加え、労働力確保に向けた積極採用に伴うコストの増加はあるものの、日次決算マネジメントの強化による生産性向上をはじめ、積極的な事業拡大による効果が表れた結果、物流事業における売上高は47,127百万円(前年同四半期比16.5%増)、セグメント利益(営業利益)は3,301百万円(同29.7%増)の増収増益となりました。
② その他
文書保管事業においては、既存取引先との取引拡大や新規取引先からのBPO(ビジネスプロセス・アウトソーシング)に係る新規案件の受託に努めた結果、売上高は433百万円(前年同四半期比6.1%増)、セグメント利益(営業利益)は128百万円(同63.2%増)の増収増益となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、47,828百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,282百万円増加いたしました。流動資産は19,606百万円となり、55百万円増加いたしました。この主な要因は、受取手形及び売掛金が287百万円減少した一方で、1年内回収予定の長期貸付金が217百万円、前払費用が80百万円、現金及び預金が75百万円増加したことであります。また、固定資産は28,222百万円となり、2,227百万円増加いたしました。この主な要因は、投資有価証券が1,354百万円、建物及び構築物が913百万円増加したことであります。
負債につきましては、22,675百万円となり、前連結会計年度末に比べ163百万円増加いたしました。流動負債は15,878百万円となり、272百万円増加いたしました。この主な要因は、未払金が936百万円減少した一方で、短期借入金が1,500百万円増加したことであります。また、固定負債は6,797百万円となり、109百万円減少いたしました。この主な要因は、資産除去債務が91百万円増加した一方で、長期借入金が261百万円減少したことであります。
純資産につきましては、25,152百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,118百万円増加いたしました。この主な要因は、利益剰余金が1,855百万円増加したことであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は8,506百万円と前連結会計年度末と比べ75百万円(0.9%)の増加となりました。各キャッシュ・フローの増減要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
主な内訳として法人税等の支払額1,233百万円の資金が減少した一方で、税金等調整前四半期純利益3,539百万円の資金の増加により、営業活動によるキャッシュ・フローは2,627百万円の増加(前年同四半期は2,243百万円の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
主な内訳として有形固定資産の取得による支出1,711百万円、有価証券の取得による支出1,010百万円の資金の減少により、投資活動によるキャッシュ・フローは3,093百万円の減少(前年同四半期は433百万円の増加)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
主な内訳として長期借入金の返済による支出1,220百万円の資金が減少した一方で、短期借入れによる収入1,600百万円の資金の増加により、財務活動によるキャッシュ・フローは541百万円の増加(前年同四半期は1,630百万円の増加)となりました。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
(6) 研究開発活動
該当事項はありません。
(7) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第2四半期連結累計期間において完了したものは、次のとおりであります。
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会社名 |
事業所名 |
セグメントの |
設備の内容 |
投資総額 |
資金調達 |
完了年月 |
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提出会社 |
本社 (埼玉県吉川市)
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物流事業 |
経営基幹システム |
588,905 |
借入金及び自己資金 |
2019年6月 |
|
アズコム北関東MKセンター (栃木県足利市) |
物流事業 |
物流センター設備 |
1,605,000 |
借入金及び自己資金 |
2019年8月 |
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|
㈱アズコムデータセキュリティ |
秩父BPOセンター (埼玉県秩父市) |
その他 |
文書保管設備 |
919,487 |
借入金及び自己資金 |
2019年6月 |
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。