(コミットメント期間付きタームローン契約の締結)
当社は、平成29年12月29日付で株式会社みずほ銀行との間でコミットメント期間付きタームローン契約を締結いたしました。
(1)コミットメント期間付きタームローン契約を組成する目的
本契約は、当社グループが手掛けるブラウンフィールド活用事業の拡大に伴って生じる不動産購入資金の需要に対し、機動的かつ安定的な資金調達手段を確保するとともに、当該不動産購入資金枠を背景とした不動産購買力を不動産市場にアピールすることを目的としております。
(2)コミットメント期間付きタームローン契約の概要
① 契約種類 コミットメント期間付きタームローン契約
② 組成金額 20億円
③ 契約締結日 平成29年12月29日
④ コミットメント期間 平成29年12月29日から平成30年3月29日まで
⑤ 適用利率 基準金利+スプレッド
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって緩やかな回復基調が続きました。ただし、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響などから、先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループの業績に大きな影響を及ぼす不動産市況は、住宅建設は横ばいからやや弱含みに推移してまいりました。建設市場においては、公共投資が底堅く推移しておりますが、建設技能者の不足による労務費の上昇や資機材価格の高騰など一部懸念材料を抱えた状況で推移してまいりました。
持分法適用会社を展開する中国では、土壌汚染対策行動計画(土十条)の公表以来、土壌汚染の法整備に向けた動きが進んでおります。景気は各種政策効果もあり、持ち直しの動きが見られておりますが、不動産価格や過剰債務問題を含む金融市場の動向等によっては下振れのリスクがあります。
このような背景のもと、土壌汚染対策事業を中心にグループの総合力を活かして、ブラウンフィールド活用事業や自然エネルギー事業を積極的に展開いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は5,816,070千円(前年同四半期比120.1%増)となり、経常利益542,733千円(前年同四半期は経常損失42,971千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益333,807千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失43,677千円)となりました。
以下に各事業セグメントの状況を報告いたします。
①土壌汚染対策事業
国内については、YAMAテック株式会社の100%連結子会社化による原位置浄化から掘削除去までのフルラインアップ化による商品力の強化、大手不動産会社との地歴調査の包括契約による情報収集力の強化、新規の原位置浄化技術である原位置熱脱着を核とした技術提案力の強化と受注した第一号案件の施工、グループ内連携の強化による新規顧客の開拓と新たな需要開拓に注力いたしました。新規の営業品目として千葉県内に建設中の建設汚泥の適正処理を行う中間処理設備については、当期中の稼働を予定しております。
中国については、土十条の影響で営業情報は増えており、日系企業からの案件引き合いが増えましたが、損益改善の途中であり、持分法投資損益として2,514千円の損失を計上しました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,854,983千円(前年同四半期比95.6%増)となり、セグメント利益は90,716千円(前年同四半期はセグメント損失53,045千円)となりました。
②ブラウンフィールド活用事業
大手仲介業者、地主の資産を管理している地場業者等を優先した仕入活動を行った結果、4物件の仕入れを行いました。そのうち1件は、建物の改修後グループの研究開発拠点を開設いたしました。販売に関しては、戸建用地1物件の販売を行いました。
本事業を拡大するべく、規模の大きな土壌汚染地の買取・浄化・再販を目的とした株式会社土地再生不動産投資を株式会社シーアールイーと合弁(当社出資比率60%)で設立いたしました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,487,634千円(前年同四半期比266.2%増)となり、セグメント利益は358,286千円(前年同四半期比689.4%増)となりました。
③自然エネルギー事業
太陽光発電所に関して、当第3四半期連結会計期間の末日現在、太陽光発電所は22か所、総発電容量15,759.04kWが稼働しております。建設中・計画中合わせて2発電所(石川県羽咋郡と埼玉県久喜市)合計総発電容量14,397.9kWが今後随時稼働する予定です。計画中の石川県羽咋郡の太陽光発電所は、平成30年3月期の着工、平成31年3月期の完成を予定しております。
バイオマス発電所に関して、出資いたしましたバイオマスパワーテクノロジーズ株式会社が運転する、三重県松阪市の木質バイオマス発電所(1,990kW)は平成30年1月より稼働する予定です。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は473,452千円(前年同四半期比78.8%増)となり、セグメント利益は105,791千円(前年同四半期比29.4%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産につきましては、総資産は15,336,371千円となり、前連結会計年度末に比べ3,054,444千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が1,382,355千円、機械装置及び運搬具等の取得により有形固定資産が1,078,405千円、たな卸資産が894,828千円増加したことによるものであります。
負債につきましては、11,452,450千円と前連結会計年度末に比べ1,777,909千円増加いたしました。これは主に長期借入金が1,432,924千円、買掛金が169,103千円、未払法人税等が106,648千円増加したことによるものであります。
純資産につきましては、3,883,921千円と前連結会計年度末に比べ1,276,535千円増加いたしました。これは主に資本金が547,451千円、資本剰余金が550,888千円増加したことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、11,702千円であります。