第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日本銀行による金融緩和策などを背景に、企業収益や雇用・所得環境に改善が見られ、景気は穏やかな回復基調となりました。しかしながら、中国を始めとする新興国経済の停滞や米国新政権の影響、世界的な地政学リスクなどにより依然として先行き不透明な状況が続いております。

当社を取り巻くBSデジタル放送業界は、デジタル放送受信機の普及に伴い、視聴可能世帯数の割合は全世帯の71.5%(「BS世帯普及率調査」㈱ビデオリサーチ調べ)で推移しており、またBSデジタル放送事業を含む衛星放送メディア分野の広告費は前年比で3.9%の伸長、中でもBS放送の広告費は、前年比で4.0%増と堅調に推移しております(「2016日本の広告費」㈱電通調べ)。

このような状況下、当社は「質の高い情報を提供することで 人々に感動を与え 幸せな社会づくりに貢献します」を経営理念として、「豊かで癒される教養・娯楽番組と中立公正な報道・情報番組を発信し『価値ある時間』を約束します」との経営ビジョンに基づき、良質な番組制作に引き続き邁進いたしました。

平成29年4月の番組改編では、良質な番組制作による視聴世帯数増加を目的として、タレントの島崎和歌子さんを司会に、毎回豪華なゲスト歌手が視聴者のリクエストに応え、生放送で昭和の名曲を歌いあげる「あなたが出会った 昭和の名曲」、歌舞伎俳優の尾上松也さんが著名な学者や歴史に造詣が深い作家や俳優と共に、今に残る資料だけでは見えてこない歴史ミステリーに迫る「尾上松也の謎解き歴史ミステリー」、京都在住の俳優、本上まなみさんが奥深い魅力に満ちた京都の歴史・文化・風物詩を紹介する「京都浪漫~美と伝統を訪ねる~」をレギュラー番組として放送を開始いたしました。

さらに「開局10周年特別番組」と銘打って、平成28年12月に単発番組として放送し、好評を博した「高橋英樹のクイズ!なるほど歴史館」の第2弾や、輝かしい昭和の時代を懐かしの映像と共に振り返る「あの時代にもう一度逢いたい」などを放送、特別番組にも積極的に取り組みました。

また、アニメファンから根強い人気を誇る『ANIME+』において、実写映画化もされた人気小説を原作としたアニメ「サクラダリセット」、田舎の観光協会で働く女の子達を描いた「サクラクエスト」を放送、製作委員会への出資も行いました。さらに人気の映画「バイオハザード」シリーズを一挙放送、話題の作品にこだわったアニメ、ドラマ、映画編成等が、売上増加に寄与いたしました。

費用面につきましては、引き続き番組関連費用等の効率的なコントロールに努めながら、番組宣伝のための施策として、全国紙・地方紙への広告出稿を戦略的に実施したほか、首都圏主要駅周辺への看板掲出など、様々な媒体を活用した広告宣伝施策を実施いたしました。

以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は 8,342,684千円(前年同期比 11.8%増加)となりました。営業利益は 1,750,841千円(前年同期比 5.1%増加)、経常利益は 1,752,166千円(前年同期比 5.1%増加)、四半期純利益は 1,196,327千円(前年同期比 5.3%増加)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ 327,766千円増加し、16,308,245千円(前事業年度末比 2.1%増加)となりました。主な要因は、現金及び預金が 481,719千円増加したことによるものであります。

当第3四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ 565,870千円減少し、1,133,738千円(前事業年度末比 33.3%減少)となりました。主な要因は、未払法人税等が 289,574千円、流動負債のその他が 310,504千円それぞれ減少したことによるものであります。

当第3四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度末に比べ 893,637千円増加し、15,174,507千円(前事業年度末比 6.3%増加)となりました。主な要因は、利益剰余金が前事業年度の期末配当 302,646千円の支払により減少したものの、四半期純利益 1,196,327千円の計上によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5) 主要な設備

当第3四半期累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前事業年度末における計画の著しい変動はありません。