当社の平成29年6月期の連結業績予想及び個別業績予想につきまして修正を行う理由は以下のとおりです。.
1.中国大型案件の交渉中止及び国内案件の一部受注見送り等による売上計画の修正
当社が中国において進めてきました動画配信サイト大手との映像制作に関する共同事業案件ついて、現段階において成約に至らず、また受注自体の確度が不確かであること及びその他国内案件全般についても当社の供給体制が十分に整わなかったことから一部受注の見送り、納品時期の次期への変更を行ったことにより、通期の売上計画を18億円ほど減額する修正を行うものであります。
当該案件については半年以上にわたり慎重に企画提案、交渉を行ってまいりましたが、これ以上時間をかけた交渉を行ったとしても受注の確度が不確かな状況が早期に解消される見込みが低いため、適切な人材リソースの観点から、当該案件については見送ることといたしました。
2.中国越境EC事業における事業パートナーの戦略的見直しによる売上計画の修正
当社及び当社の連結子会社である株式会社W TOKYO(旧株式会社TOKYO GIRLS COLLECTION)と中国において女性向けファッションECサイトを運営するHifashion Group Inc.は、中国市場における日本ブランドのプロモーション・販売を目的とする業務提携をしてまいりましたが、事業パートナー側の戦略変更に伴い立ち上がりが遅れたことにより、今後の事業パートナーの戦略的見直しを行うことを目的とし、当該業務提携を解消いたしました。当該影響により越境EC事業の立ち上がりが当初見込みから大幅に遅れることにより通期の売上計画を3億円ほど減額する修正を行うものであります。
3.固定費の増加に伴う営業損失の計上及び事業構造改革に伴う特別損失の計上
当社の中核事業であるFlashアニメーションにおいては、低コストかつ短納期で制作することができる事業優位性を生かし、業績を伸ばしてまいりました。需要の拡大に応じ、新規IP開発の領域をFlashアニメーション以外の領域に広げるとともに海外展開も積極的に行い、開発規模、案件数の拡大を行ってまいりました。一方、近年の映像制作業界のプロデューサー、クリエイター等の人材は逼迫しており、当初想定していたプロデュース、制作体制を十分に構築することができず、リソースの分散を招き新規IPの育成、既存IPの成長を鈍化させた結果、獲得する収益を固定費(人件費、出資金償却等)が上回る結果となり、営業損失を計上することとなりました。また、当該状況について事業構造を抜本的に改革することが必要であると判断し、事業構造改善費用、減損損失及び関係会社株式評価損等の計上を行いました。