○添付資料の目次

 

1.当中間決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………………………………

(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………

(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………

(4)継続企業の前提に関する重要事象等 ……………………………………………………………………………

2.中間連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………

(1)中間連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………

(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書 ……………………………………………………………

(3)中間連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………

(重要な子会社の異動) ……………………………………………………………………………………………

(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………………………

(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………

 

1.当中間決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明

当社グループを取り巻く環境においては、スマートフォンやタブレットPCなどのスマートデバイスの普及が世界規模で急速に拡大し、それに伴い、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、動画配信サイト、ソーシャルゲーム、コミュニケーションアプリなどのサービスの利用が拡大しております。

そのような環境変化は、人々のライフスタイルを、スマートデバイス等を使い、最適メディアを選択し、必要なときに必要な時間だけコンテンツを消費し、SNS等を使って即時に情報や感動を共有するといったメディア接触方法の多様化、コンテンツ視聴の短時間化、情報共有のリアルタイム化へと世界規模で変化させ、「スキマ時間に楽しめるショートコンテンツ」といった新たな付加価値へのニーズを急速に拡大させてきました。

また、インターネット動画配信等の新興メディアの興隆で競争が激化するメディア業界においては、オリジナルコンテンツによる差別化の重要性が増してきております。

このような事業環境の中、当社グループでは、視聴者や消費者等の多様化し変化の早い嗜好や価値観、旬な時事ネタ等を捉え、適時に対応することを強みとするファスト・エンタテインメント事業を展開し、インターネット時代にマッチしたオリジナルコンテンツを量産してまいりました。

 以上の結果、当中間連結会計期間における売上高は891,025千円(前年同期比16.5%増)、営業損失は322,627千円(前年同期は営業損失308,518千円)、経常損失は329,534千円(前年同期は経常損失307,688千円)、親会社株主に帰属する中間純損失は326,021千円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純損失161,786千円)となっております。

 

 なお、当社グループは、ファスト・エンタテインメント事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記

載はしておりません。

 

(2)財政状態に関する説明

(資産)

当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して397,504千円減少し、3,219,534千円となりました。これは、仕掛品81,605千円及びのれん75,760千円の増加があったものの、現金及び預金182,074千円、受取手形、売掛金及び契約資産136,364千円、及び投資有価証券197,940千円の減少を主要因とするものであります。

(負債)

当中間連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比較して36,495千円増加し、781,392千円となりました。これは、繰延税金負債96,073千円の減少があったものの、長期前受金84,216千円、前受金28,270千円、及び預り金23,013千円の増加を主要因とするものであります。

(純資産)

当中間連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して433,999千円減少し、2,438,141千円となりました。これは、中間純損失327,304千円を計上したことを主要因とするものであります。

 

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

2024年5月13日決算発表時の連結業績予想からの変更はありません。

なお、2025年3月期の連結業績予想の前提は以下の通りです。

① 売上高

売上高は、過去の実績、市場環境及び社内外のリソースを勘案し、案件毎に積み上げて算出しております。セールスプロモーション、動画制作等の既存ビジネスにおいては、過去実績データの蓄積もあり、ある程度の確度で積み上げられておりますが、ゲーム受託開発案件については、1タイトルの規模が比較的大きく、パブリッシャー(販売元)の方針変更、失注等で大きく変動する可能性がございます。また、K-POPアーティストプロデュース等の新規ビジネスにおいては、過去実績データの蓄積が進んでいないこともあり、予想から大きく乖離する可能性がございます。

 

② 営業利益

営業利益は、売上原価並びに販売費及び一般管理費を考慮し、算出しております。売上原価は、案件毎に外注費比率及び社内人件費率を設定し、算出しております。販売費及び一般管理費は、過去の実績並びに当期の人員計画及び経費計画に基づき、費目毎に積み上げて算出しております。

 

③ 経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益

経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益については、営業利益に当期に発生が見込まれる営業外収益、営業外費用、税金費用等を考慮して算出しております。

 

(4)継続企業の前提に関する重要事象等

  当社は、継続的な営業キャッシュ・フローのマイナスにより継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。しかしながら、2019年5月に朝日放送グループホールディングス株式会社との間で、資本業務提携に関する契約を締結しそれに基づく第三者割当による新株式の発行を行ったことによる自己資本の増強等により、当中間連結会計期間末において現金及び預金825,299千円を保有していること、事業連携についても協業を継続的に検討していくこと、投資有価証券勘定に資金化が可能な投資有価証券が含まれていること、より徹底した資金管理を行っていくことから、必要な資金を確保できると判断しております。

 また、以下に示す課題への対処を的確に行うことにより、当該重要事象が早期に解消されるよう取り組んでまいります。

 以上より、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。

 

① ソーシャル・キャラクター・マーケティング・サービスの強化

  当社保有IPであるソーシャル・キャラクターを活用した広告・マーケティングプラン等の企画提案及びテレビコマーシャルやインターネット動画広告等のデジタルコンテンツ制作等を提供し、主に広告・マーケティング収入を得ることを目的としたソーシャル・キャラクター・マーケティング・サービスは、当社において売上総利益率が高く、過年度より安定的な収益の基盤となっております。そのため、当社は、当該事業を強化していくことで、安定した収益獲得を目指してまいります。具体的には、当社の主要IPである「秘密結社鷹の爪」を中心とした自社IPの提案の実施、提案件数の増加を目的とした外部機関の活用等の施策を講じてまいります。

 

② 当社保有IPのIP価値向上

  上記①に記載のとおり、ソーシャル・キャラクター・マーケティング・サービスを強化していくためには、当社保有のIP価値向上が必要不可欠であると判断しております。そのため、当社は、当社保有IPの価値向上に努め、安定した収益獲得を目指してまいります。具体的には、SNS等での露出及び過去のテレビシリーズの配信等を通じたメディアへの露出機会を増加するための施策を講じてまいります。また、これに伴うライセンス収入の獲得も、安定した収益基盤の構築へ寄与するものと考えております。

 

③ ブランドとのシナジー創出

  朝日放送グループホールディングス株式会社が保有する「放送事業(テレビ及びラジオ)等」、経営参画している「amadana」等のブランドとの協業を推進し、シナジー効果を創出することにより、収益の拡大に努めてまいります。具体的には当社の強みであるプロデュース力を活かし、朝日放送グループホールディングス株式会社及び株式会社アマダナ総合研究所と連携し、積極的な営業推進、新規ビジネスの展開等の施策を講じてまいります。

 

④ 売上原価、販売費及び一般管理費の削減

  当社は、当社事業の強みであるプロデュース力及びクリエイティブ力を確保した上で、引き続き、外注費等の売上原価、販売費及び一般管理費の削減に努め、収益性の改善に注力してまいります。

 

⑤ 事業の選択と集中

  当社とのシナジーが期待できない資産については処分することを検討し、当社の強みである事業に投資を集中してまいります。

 

2.中間連結財務諸表及び主な注記

(1)中間連結貸借対照表

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当中間連結会計期間

(2024年9月30日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

1,007,373

825,299

受取手形、売掛金及び契約資産

319,593

183,229

仕掛品

17,375

98,981

未収還付法人税等

8,180

5,457

その他

107,553

111,097

貸倒引当金

△4,761

△6,266

流動資産合計

1,455,315

1,217,798

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

40,096

41,517

減価償却累計額

△39,225

△39,754

建物(純額)

870

1,762

工具、器具及び備品

38,143

40,819

減価償却累計額

△36,106

△38,711

工具、器具及び備品(純額)

2,037

2,107

車両運搬具

3,332

減価償却累計額

△3,286

車両運搬具(純額)

45

有形固定資産合計

2,908

3,915

無形固定資産

 

 

のれん

75,760

ソフトウエア

3,933

3,724

無形固定資産合計

3,933

79,485

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

2,000,028

1,802,087

関係会社株式

61,861

62,508

出資金

63,499

21,549

敷金及び保証金

29,491

31,805

その他

382

投資その他の資産合計

2,154,882

1,918,335

固定資産合計

2,161,723

2,001,736

資産合計

3,617,039

3,219,534

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当中間連結会計期間

(2024年9月30日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

213,870

220,901

短期借入金

1,000

未払金

123,471

114,457

未払法人税等

14,174

2,495

前受金

7,978

36,249

預り金

64,848

87,861

その他

11,730

流動負債合計

425,343

473,695

固定負債

 

 

資産除去債務

14,000

14,000

繰延税金負債

305,553

209,480

長期前受金

84,216

固定負債合計

319,553

307,697

負債合計

744,897

781,392

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

2,933,933

30,000

資本剰余金

1,557,900

2,517,706

利益剰余金

△2,535,394

△917,091

株主資本合計

1,956,439

1,630,614

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

667,423

493,585

為替換算調整勘定

173,054

243,875

その他の包括利益累計額合計

840,478

737,461

新株予約権

8,996

2,009

非支配株主持分

66,227

68,057

純資産合計

2,872,141

2,438,141

負債純資産合計

3,617,039

3,219,534

 

(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書

(中間連結損益計算書)

 

 

(単位:千円)

 

 前中間連結会計期間

  (自 2023年4月1日

   至 2023年9月30日)

 当中間連結会計期間

  (自 2024年4月1日

   至 2024年9月30日)

売上高

765,005

891,025

売上原価

534,355

623,848

売上総利益

230,649

267,176

販売費及び一般管理費

539,167

589,804

営業損失(△)

△308,518

△322,627

営業外収益

 

 

受取利息

148

592

為替差益

11

173

権利譲渡収入

274

受取保険金

182

補助金収入

1,550

その他

214

134

営業外収益合計

832

2,450

営業外費用

 

 

支払利息

2

5

持分法による投資損失

9,053

その他

0

299

営業外費用合計

3

9,358

経常損失(△)

△307,688

△329,534

特別利益

 

 

投資有価証券売却益

164,100

固定資産売却益

13

新株予約権戻入益

6,987

特別利益合計

164,113

6,987

特別損失

 

 

固定資産売却損

0

減損損失

235

2,354

損害補償損失

40,000

特別損失合計

40,235

2,354

税金等調整前中間純損失(△)

△183,810

△324,901

法人税、住民税及び事業税

1,576

2,298

過年度法人税等

106

103

法人税等合計

1,682

2,402

中間純損失(△)

△185,493

△327,304

非支配株主に帰属する中間純損失(△)

△23,706

△1,283

親会社株主に帰属する中間純損失(△)

△161,786

△326,021

 

 

(中間連結包括利益計算書)

 

 

(単位:千円)

 

 前中間連結会計期間

  (自 2023年4月1日

   至 2023年9月30日)

 当中間連結会計期間

  (自 2024年4月1日

   至 2024年9月30日)

中間純損失(△)

△185,493

△327,304

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

723,635

△173,312

為替換算調整勘定

104,855

73,508

その他の包括利益合計

828,491

△99,803

中間包括利益

642,998

△427,107

(内訳)

 

 

親会社株主に係る中間包括利益

661,820

△429,038

非支配株主に係る中間包括利益

△18,821

1,930

 

(3)中間連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

  該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

当社は、2024年5月29日開催の取締役会において、2024年6月24日の定時株主総会に「資本金の額の減少及び剰余金の処分の件」を付議することを決議し、同株主総会において承認可決され2024年8月9日付でその効力が発生し、当中間連結会計期間において資本金2,903,933千円が減少、資本剰余金959,609千円及び利益剰余金が1,944,323千円増加しております。

この結果、当中間連結会計期間末において資本金が30,000千円、資本剰余金が2,517,706千円、利益剰余金が

△917,091千円となっております。

 

(重要な子会社の異動)

当中間連結会計期間において、2024年4月に株式会社アマダナスポーツエンタテインメントの株式を取得したことに伴い連結の範囲に含め、2024年6月に株式会社aseへ商号を変更しております。

 

(セグメント情報等の注記)

【セグメント情報】

当社グループは、ファスト・エンタテインメント事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

(重要な後発事象)

(営業外収益の計上)

2024年9月、当社が株式を保有するChargeSPOT Taiwan社の株主総会において、ChargeSPOT Taiwan社が所有するChargeSPOT Digital Service社の株式をINFORICH社に売却する契約が正式に承認され、これにより、当社が保有するChargeSPOT Taiwan社の株式持分に基づき配当を受領することとなりました。現時点においては配当総額が未定であるものの、2024年10月には売却額の8割相当にあたる96,460千円の配当を受領しており、2025年3月期第3四半期において当該金額を営業外収益として計上いたします。また、残りの2割相当につきましては、当事業年度中に金額が確定、受領する見込みであり、2025年3月期第4四半期において営業外収益に追加計上する予定です。