当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、また「前事業年度の有価証券報告書」に記載した事業等のリスクとの重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況の分析
当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、長期化する米中貿易摩擦、中東や朝鮮半島情勢の緊迫化など海外経済の先行きへの不安もあり、消費環境は不透明な状況が続いております。
当ホームセンター業界におきましても、消費税率引き上げ後の消費者マインドの動向や日用雑貨・消耗品で顕著な、業種・業態を超えた激しい販売競争、更には採用難による人手不足と人件費や物流コストの上昇により、厳しい経営環境が続いております。
このような社会経済の状況下、当社グループは、更なる企業の成長と発展を目指すべく、主力事業であるホームセンター事業において「現場第一」を基本として、お客様の関心を売場のテーマとした店づくり・売場づくりに取り組んでおります。また、お客様にとって魅力ある店づくりを実現するため全店標準化とエリア毎個別化の両立を図るべく、取り組んでおります。現在「店舗規模を生かした広域商圏の再構築」を具現化すべくひたちなかエリアで、「より地域に密着した店舗づくり」を具現化すべく八千代エリアで標準化モデルの構築に取り組んでおります。
具体的な取り組みとしましては、当社店舗店頭にて無料配布している当社のナビゲートマガジン「JOYFULHONDA mag.」の内容を刷新し、当社取扱商品で実現できるライフスタイルの提案をメインテーマとし、その内容をWEBやSNSなどの各種販促媒体を通じて情報発信を開始いたしました。更には、売場での商品展開とも連動させ、「ジョイフル本田の価値観や強み」をより分かり易く伝えられるよう改善を図りました。
また、多様な決済手段への対応について検討を開始し、11月11日より全店舗でQR決済サービスを開始いたしました。
商品面におきましては、従前の概念にとらわれない新規取引先との取り組みの推進や新規商品の積極的な導入など、新たなマーチャンダイジング施策に取り組んでおります。また、新しい試みとしてファッションのオフプライスストア事業に取り組み、11月1日にポップアップストア「DISCAVA!」を実験店舗として宇都宮店内に期間限定にて開業いたしました。
更には、地域に根ざすというポリシーに基づき、店舗への交通手段を持たない方々への買物支援サービスを開始いたしました。荒川沖エリアにおきましては土浦地区タクシー協同組合が運営する「のりあいタクシー土浦」および当社が運営する無料送迎バス「じょいふる号」を利用し、更に守谷エリアにおきましては守谷市が運営する「守谷市デマンド乗合交通」を利用し、店舗への送迎サービスを開始いたしました。
これらの施策に取り組んで参りました結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期に比べ11億94百万円増加し、760億87百万円(前年同四半期比1.6%増)となりました。また、営業利益は、前年同四半期に比べ14億27百万円増加し、56億17百万円(同比34.1%増)、経常利益は、前年同四半期に比べ13億42百万円増加し、62億5百万円(同比27.6%増)となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期に比べ23億47百万円増加し、38億52百万円(同比156.0%増)となりました。
なお、当社グループの当第2四半期連結累計期間のセグメント別業績は、以下のとおりとなっております。
ホームセンター事業
ホームセンター事業は、計画的な商品手配を実施したことにより消費税増税前の駆け込み需要に対応でき生活雑貨部門等が伸長しましたが、増税後の反動による減少が影響しました。一方で台風15号の影響による停電のため2店舗で3日間の部分営業、また、続いて発生した台風19号の接近に伴い10月12日を全店一斉休業としましたが復旧需要に臨機応変に対応したこと、また、相次いで発生した台風や大雨においても対策や復旧・復興需要に継続し対応したことにより「住まい」に関する分野が大きく伸長しました。
結果として、ホームセンター事業全体の売上高は、前年同四半期に比べ11億35百万円増加し、752億20百万円(同比1.5%増)となりました。
セグメント別の業績を部門別に示すと、次のとおりであります。
(主要商品部門別の状況)
①「住まい」に関する分野
当四半期は、消費税増税前の駆け込み需要により、トイレやガス器具等短期工事を中心にリフォーム部門が伸長しました。台風や大雨への復旧・対策需要により住宅資材・DIY(屋根材、災害対策商品等)、アグリライフ(発電機等)、リフォーム部門の需要対応分が大きく増加しました。また、住宅インテリア部門は注力した生活家電が伸長しました。結果として、売上高は、前年同四半期に比べ19億92百万円増加し、329億6百万円(同比6.4%増)となりました。
■部門別売上高
(単位:百万円)
②「生活」に関する分野
当四半期は、ペット部門においては犬猫用品・フードが堅調に推移しました。生活雑貨部門等で消費税増税前の駆け込み需要が見られましたが、その後の反動による減少が大きく、また、ガソリン・灯油部門においてはガソリン単価の下落によるマイナスの影響が大きく伸び悩み、結果として、売上高は、前年同四半期に比べ8億57百万円減少し、423億13百万円(同比2.0%減)となりました。
■部門別売上高
(単位:百万円)
その他の事業
その他の事業では、スポーツクラブの運営を行っております。業績につきましては、前年より改装を行ってきましたジョイフルアスレティッククラブ土浦店が本年7月15日にグランドオープンし、全体の売上に貢献しました。結果として、売上高は、前年同四半期に比べ59百万円増加し、8億67百万円(同比7.4%増)となりました。
資産、負債及び純資産の状況
資産は、前連結会計年度末に比べ37億65百万円増加し、1,655億5百万円となりました。これは主として、現金及び預金の増加32億32百万円、たな卸資産の増加18億2百万円、投資有価証券の減少9億88百万円、繰延税金資産の減少3億92百万円によるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ1億35百万円減少し、564億71百万円となりました。これは主として、買掛金の増加31億51百万円、長期借入金の減少22億19百万円、流動負債その他の減少9億57百万円、固定負債その他の減少1億0百万円によるものであります。なお、流動負債のその他の減少の主な内訳は、未払金の減少5億16百万円等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ39億0百万円増加し、1,090億33百万円となりました。これは主として、親会社株主に帰属する四半期純利益38億52百万円の計上および配当金の支払い8億70百万円、その他有価証券評価差額金の増加8億42百万円によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ62億29百万円増加し336億88百万円(同比22.7%増)となりました。各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、64億58百万円の収入(前年同期比14.1%減)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益56億17百万円、減価償却費14億41百万円、たな卸資産の増加額18億2百万円、仕入債務の増加額31億51百万円、法人税等の支払額17億84百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、29億86百万円の収入(前年同期は36億38百万円の支出)となりました。これは主に定期預金の払戻による収入30億円、有形固定資産の取得による支出15億20百万円、投資有価証券の償還による収入10億円、投資有価証券の売却による収入6億73百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、32億15百万円の支出(前年同期は72億79百万円の収入)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出22億27百万円、配当金の支払額8億70百万円、リース債務の返済による支出1億18百万円によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は
ありません。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。