当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大と抑制施策が繰り返され、抜本的な医療対応体制の確立が期待されるなか、依然として経済活動への影響は大きく、先行き不透明な状況が継続しております。
このような状況のもと、当第1四半期連結累計期間において当社グループはコーポレートビジョンである「人に人らしい仕事を」の実現を目指し、以下のような内容となりました。
まず、国内広告事業においては、新型コロナウイルス感染症による影響で落ち込んでいた、物理的な人の移動を前提とするサービスに関連する売上が大幅に回復したほか、中期経営計画のフォーカス領域である「プレミアム媒体支援」事業が順調に収益貢献を開始し、それに伴い株式会社フリークアウトの主力プロダクトであるモバイルマーケティングプラットフォーム「Red」が順調に推移いたしました。
次に、海外においては、新型コロナウイルス感染症の影響が一部残りましたが、年末が広告需要期である影響で、米国法人Playwire,LLCがさらに成長し、業績を強く牽引したほか、台湾法人adGeek Marketing Consulting Co.,Ltd.や、中国、インドネシア、台湾を中心とするフリークアウトの各海外拠点につきましても順調に収益に貢献しております。
一方で、持分法適用会社では、タクシー内のデジタルサイネージを提供するIRIS社について、日本国内での収益は回復した一方で、シンガポールでの事業撤退を決定したことに伴い損失を計上した結果、赤字となっております。また、連結子会社であった株式会社インティメート・マージャーの株式を一部売却したことに伴い、同社はこの第1四半期連結会計期間より、連結子会社から持分法適用会社に異動しております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高7,686百万円(前年同四半期比3.6%増)、営業利益544百万円(前年同四半期比80.4%増)、経常利益337百万円(前年同四半期比2.7%増)、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額+持分法による投資利益)544百万円(前年同四半期比49.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益618百万円(前年同四半期比486.6%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間において、「DMP事業」を構成していた株式会社インティメート・マージャーは連結の範囲から持分法適用の範囲に変更したことにより、「DMP事業」を報告セグメントから除外しております。同社に対する当第1四半期連結会計期間の持分法による投資損益については「その他事業」に含めて記載しております。
(広告・マーケティング事業)
広告・マーケティング事業では、モバイルマーケティングプラットフォーム「Red」、プレミアム媒体を対象としたアドプラットフォーム開発・運用支援「Red for Publishers」、ネイティブアドプラットフォーム及びトレーディングデスクの提供を行い、広告主の広告効果最大化及び媒体社の収益最大化に取り組みました。
当第1四半期連結累計期間においては、物理的な人の移動を前提とするサービスに関連する売上が大幅に回復したほか、プレミアム媒体支援事業が順調に収益貢献を開始し、それに伴い株式会社フリークアウトの主力プロダクトであるモバイルマーケティングプラットフォーム「Red」についても順調に推移しております。
また、海外子会社の事業はPlaywire,LLCが強力に業績を牽引したほか、adGeek Marketing Consulting Co.,Ltd.や自社設立した海外拠点合算で四半期黒字化などにより、海外事業全体として強く収益を牽引いたしました。
この結果、広告・マーケティング事業の売上高は7,671百万円(前年同四半期比17.2%増)、セグメント利益は684百万円(前年同四半期比107.3%増)、EBITDAは688百万円(前年同四半期比79.8%増)となりました。
(投資事業)
投資事業では、Global展開のポテンシャルを有する製品/ソリューションを開発するITベンチャー企業を主たる投資対象として、投資リターンによる企業価値の向上を図るための事業を行っております。
当第1四半期連結累計期間においては、営業投資有価証券の売却は行っておりません。
この結果、投資事業の売上高はなく(前年同四半期は354百万円)、セグメント損失は3百万円(前年同四半期はセグメント利益183百万円)、EBITDAは△3百万円(前年同四半期は183百万円)となりました。
(その他事業)
その他事業では、国内外のグループにおける経営管理機能等の提供をしております。
当第1四半期連結累計期間においては、M&Aによる投資先を中心とする海外拠点の拡大に伴う管理体制の強化、海外子会社からの配当金受領等を実施いたしました。
この結果、その他事業の売上高は15百万円(前年同四半期比197.8%増)、セグメント利益は16百万円(前年同四半期比95.9%減)、EBITDAは12百万円(前年同四半期比97.0%減)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は21,928百万円となり、前連結会計年度末と比べ2,387百万円減少しました。これは主に、受取手形及び売掛金が1,472百万円、連結子会社の持分法適用会社への異動等に伴い投資有価証券が559百万円増加した一方で、1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債の償還等により現金及び預金が3,570百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は15,890百万円となり、前連結会計年度末と比べ2,069百万円減少しました。これは主に、買掛金が1,030百万円、長期借入金が890百万円増加した一方で、1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債が償還により4,500百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は6,038百万円となり、前連結会計年度末と比べ318百万円減少しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が624百万円増加したものの、子会社株式の持分変動等により資本剰余金が307百万円減少、非支配株主持分が625百万円減少したことによるものであります。
(3)優先的に対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(子会社株式の一部譲渡)
当社は、2020年11月16日開催の取締役会において、当社の特定子会社である株式会社インティメート・マージャーの株式の一部(450,000株)を譲渡することを決議し、同日付で株式会社SBI証券と株式譲渡契約を締結し、2020年11月18日に株式譲渡いたしました。
(デリバティブ契約)
当社は、当社の特定子会社であった株式会社インティメート・マージャーの株式の一部譲渡に伴い、同社株式の譲渡先である株式会社SBI証券との間で、次のとおりインティメート・マージャー社の株価変動に係るデリバティブ契約(株価連動取引契約)を締結いたしました。
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契約相手先 |
株式会社SBI証券 |
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契約締結日 |
2020年11月16日 |
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満期日 |
2021年9月16日 |
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対象株式数 |
450,000株 |
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満期日の清算金額 |
2020年11月17日から満期日までのインティメート・マージャー社の平均株価が、2020年11月16日時点の同社株価の終値を上回る場合、当社は清算金を受け取り、下回る場合には清算金を支払います。 |