当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大が依然として収まらず、引き続き先行き不透明な状況となっております。今後、ワクチン接種が促進されるなかで、各種政策の効果や海外経済の改善もあり、持ち直しの動きが続くことが期待されますが、引き続き世界経済の状況を注視する必要があります。
このようなマクロ環境のもと、当第3四半期連結累計期間において当社グループは、ミッションである「人に人らしい仕事を」の実現を目指し、以下のような内容となりました。
まず、国内広告事業においては、中核子会社である株式会社フリークアウトにおいて、ネイティブアドネットワークPoetsが業界全体の不振の影響を受けて苦戦した一方で、中期経営計画のフォーカス領域である「プレミアム媒体支援」事業の一部である、動画・Connected TV領域の事業が順調に収益貢献いたしました。
次に、海外においては、新型コロナウイルス感染症の影響で東南アジアの事業が苦戦した一方で、米国法人Playwire,LLCが対前年比で引き続き大きく成長し、業績を強く牽引いたしました。
さらに、投資事業においては、新型コロナウイルス感染症の影響を比較的受けやすい投資先の有価証券について一部減損を実施した一方で、投資先の有価証券を一部売却し、バランスシートは改善されています。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高21,886百万円(前年同四半期比17.2%増)、営業利益861百万円(前年同四半期比668.8%増)、経常利益1,031百万円(前年同四半期は経常損失74百万円)、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額+持分法による投資利益)1,180百万円(前年同四半期比176.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益752百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失438百万円)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間において、「DMP事業」を構成していた株式会社インティメート・マージャーは連結の範囲から持分法適用の範囲に変更したことにより、「DMP事業」を報告セグメントから除外しております。同社に対する当第3四半期連結累計期間の持分法による投資損益については「その他事業」に含めて記載しております。
(広告・マーケティング事業)
広告・マーケティング事業では、モバイルマーケティングプラットフォーム「Red」、プレミアム媒体を対象としたアドプラットフォーム開発・運用支援「Red for Publishers」、ネイティブアドプラットフォーム及びトレーディングデスクの提供を行い、広告主の広告効果最大化及び媒体社の収益最大化に取り組みました。
当第3四半期連結累計期間においては、ネイティブアドネットワークPoetsが業界全体の不振の影響を受けて苦戦した一方で、中期経営計画のフォーカス領域である「プレミアム媒体支援」事業の一部である、動画・Connected TV領域の事業が堅調に推移し、それに伴い株式会社フリークアウトの主力プロダクトであるモバイルマーケティングプラットフォーム「Red」についても順調に推移しております。
また、海外子会社の事業はPlaywire,LLCが引き続き強力に業績を牽引しております。
この結果、広告・マーケティング事業の外部顧客への売上高は21,360百万円(前年同四半期比27.6%増)、セグメント利益は1,148百万円(前年同四半期比151.9%増)、EBITDAは1,478百万円(前年同四半期比97.6%増)となりました。
(投資事業)
投資事業では、Global展開のポテンシャルを有する製品/ソリューションを開発するITベンチャー企業を主たる投資対象として、投資リターンによる企業価値の向上を図るための事業を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の影響を比較的受けやすい投資先の有価証券について一部減損を実施した一方で、投資先の有価証券を一部売却し、バランスシートは改善されています。
この結果、投資事業の外部顧客への売上高は480百万円(前年同四半期比38.9%増)、セグメント利益は115百万円(前年同四半期比31.3%減)、EBITDAは116百万円(前年同四半期比31.0%減)となりました。
(その他事業)
その他事業では、国内外のグループにおける経営管理機能等の提供をしております。
当第3四半期連結累計期間においては、海外拠点の管理体制の強化、海外子会社からの配当金受領等を実施いたしました。
この結果、その他事業の外部顧客への売上高は45百万円(前年同四半期比31.2%増)、セグメント利益は350百万円(前年同四半期比409.9%増)、EBITDAは338百万円(前年同四半期比305.9%増)となりました。
(2)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は21,069百万円となり、前連結会計年度末と比べ3,247百万円減少しました。これは主に、受取手形及び売掛金が570百万円、連結子会社の持分法適用会社への異動等に伴い投資有価証券が899百万円増加した一方で、1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債の償還等により現金及び預金が3,635百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は13,929百万円となり、前連結会計年度末と比べ4,030百万円減少しました。これは主に、1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債4,500百万円の償還、転換社債型新株予約権付社債の新株予約権行使等が607百万円あった一方で、買掛金が505百万円、長期借入金が584百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は7,139百万円となり、前連結会計年度末と比べ783百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等による利益剰余金752百万円、新株予約権行使等による資本金及び資本剰余金が575百万円増加した一方で、連結子会社の持分法適用会社への異動等に伴い非支配株主持分が607百万円減少したものであります。
(3)優先的に対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。