文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年6月30日)における当社グループの属する不動産業界では、2019年7月1日に国税庁の発表した路線価(2019年1月1日時点)が、全国平均で1.3%上昇し、4年連続で上昇しました。首都圏におきましても、訪日外国人客の増加等により、宿泊施設や商業施設の需要が拡大し、引き続き上昇しております。また、地価高騰による物件価格の上昇や金融機関の融資姿勢の厳格化等の懸念材料はあるものの、不動産の投資需要は引き続き堅調な状況であります。
このような事業環境の中、当社グループは2019年2月に公表した中期経営計画において、今後の更なる成長を続けられる企業体へと進化するため、「事業基盤を支える商品づくり」、「収益基盤を支えるネットワークづくり」、及び「経営基盤を支える人材・システムづくり」を経営方針と定め、経営基盤の構築を進めております。
不動産売買事業において、在庫入替のため販売価格の見直しを実施したことにより、売上総利益率は前年同期の19.3%から17.1%となりました。また、エリア等による不動産価格の二極化の動きが進んでおり、販売価格の見直しを含めて販売活動に注力しましたが、販売件数は173件と前年同期の293件から大幅に減少しました。仕入においては、仕入価格の高騰等の影響により、厳しい環境ではありますが、引き続き利益確保の厳選した仕入を行っております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間は、買取再販事業の販売件数減少の影響により、売上高は187億97百万円(前年同期比23.7%減)、営業利益は16億51百万円(同35.0%減)、経常利益は13億21百万円(同39.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億6百万円(同35.7%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(不動産売買事業)
不動産売買事業におきましては、投資用不動産の販売が88件(前年同期比66件減)、平均販売単価は161百万円(同29.1%増)となり、売上高は142億5百万円(同26.2%減)となりました。また、居住用不動産の販売は85件(同54件減)、平均販売単価は33百万円(同19.7%増)となり、売上高は28億58百万円(同26.8%減)となりました。
以上の結果、売上高は171億25百万円(前年同期比26.1%減)、セグメント利益(営業利益)は16億40百万円(同45.4%減)となりました。
(賃貸その他事業)
賃貸その他事業におきましては、不動産賃貸収入が16億42百万円(前年同期比16.3%増)となりました。
以上の結果、売上高は16億72百万円(前年同期比15.9%増)、セグメント利益(営業利益)は6億22百万円(同16.5%増)となりました。
(注)「投資用不動産」は、一棟賃貸マンション及び一棟オフィスビル等の賃貸収益が発生する物件を購入者が主に投資用として利用する不動産として区分し、「居住用不動産」は、区分所有マンションを中心に購入者が居住用として利用する不動産として区分しております。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における財政状態は、資産が642億53百万円(前期比3.8%減)、負債が419億70百万円(同6.0%減)、純資産は222億82百万円(同0.8%増)となりました。
資産の主な減少要因は、販売用不動産が23億84百万円減少したことによるものであります。
負債の主な減少要因は、短期借入金が12億64百万円及び未払法人税等が9億21百万円減少したことによるものであります。
純資産の主な増加要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が9億6百万円増加した一方、配当の支払により利益剰余金が7億30百万円減少したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ4億24百万円増加し、95億76百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において、営業活動の結果獲得した資金は、31億32百万円(前年同四半期連結累計期間は、166億73百万円の使用)となりました。これは主に、たな卸資産の減少19億28百万円及び税金等調整前四半期純利益13億26百万円を計上したことによるものであります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において、投資活動の結果使用した資金は、1億32百万円(前年同四半期連結累計期間は、2億36百万円の使用)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入9億円があった一方、定期預金の預入による支出9億78百万円及び有形固定資産の取得による支出41百万円があったことによるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において、財務活動の結果使用した資金は、25億76百万円(前年同四半期連結累計期間は、115億42百万円の獲得)となりました。これは主に、長期借入れによる収入89億69百万円があった一方、長期借入金の返済による支出98億28百万円及び短期借入金の減少12億64百万円があったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。