文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策や日銀による金融緩和策を背景に、企業業績の回復や雇用情勢の改善が見られ、景気は緩やかな回復基調を続けております。しかしながら新興国経済、特に資源国であるロシアやブラジルのマイナス成長や、中国における株価の下落などもあり、世界経済の先行きに関しては不透明感を増しております。
当社グループの業績は、第2四半期連結累計期間までが国内農薬事業を中心に需要の最盛期となるため、売上高及び営業利益等の通期業績に占める割合が高くなる傾向にあります。
このような状況のもとで、当社グループは国内外において、各製品の販売拡大のため積極的な営業活動を行ってまいりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は100億48百万円(前年同四半期比2億56百万円増加、同2.6%増)、営業利益は15億74百万円(前年同四半期比2億73百万円増加、同21.0%増)、経常利益は15億72百万円(前年同四半期比2億94百万円増加、同23.1%増)、四半期純利益は10億54百万円(前年同四半期比2億47百万円増加、同30.7%増)となりました。
当社グループはアグリテクノ事業の単一セグメントでありますが、各分野別の業績につきましては以下のとおりであります。
農薬分野では、国内市場は一部製品の農薬登録内容変更などの影響により、売上高が前年を下回りましたが、海外向け農薬販売が殺ダニ剤「ダニサラバ」(シフルメトフェン剤)を中心に伸長したこと、為替が円安基調で推移したことなどから、農薬分野全体の売上高は79億74百万円(前年同四半期比1億44百万円増加、同1.8%増)となりました。
肥料・バイオスティミュラント分野では、海外向け植物成長調整剤「アトニック」を中心に伸長したこと、為替が円安基調で推移したことなどから、肥料・バイオスティミュラント分野全体の売上高は20億74百万円(前年同四半期比1億12百万円増加、同5.7%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ7億89百万円増加し、104億64百万円となりました。これは現金及び預金の増加7億65百万円、受取手形及び売掛金の増加3億62百万円が主な原因です。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1億10百万円減少し、57億12百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金の減少6億42百万円、短期借入金の増加3億54百万円が主な原因です。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ8億99百万円増加し、47億52百万円となりました。これは、四半期純利益による利益剰余金の増加が主な原因です。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は9億76百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動状況に重要な変更はありません。