文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間(平成29年1月1日~平成29年3月31日)におけるわが国経済は、新興国の景気回復や欧米諸国の堅調な景気動向を背景に、輸出を中心として底堅く推移しております。しかしながら世界経済においては、米国トランプ政権の政策運営や英国のEU離脱(Brexit)交渉の行方等により、為替動向を含め依然として先行きは不透明な状況となっております。
なお、当社グループの第1四半期連結累計期間の業績は、国内農薬事業を中心に需要盛期に備えた出荷が集中するため、売上高及び営業利益等が他の四半期と比較して多額となる傾向にあります。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は53億7百万円(前年同四半期比1億71百万円減少、3.1%減)、営業利益は15億26百万円(前年同四半期比1億21百万円減少、同7.4%減)、経常利益は14億81百万円(前年同四半期比87百万円減少、同5.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億10百万円(前年同四半期比76百万円減少、同7.1%減)となりました。
当社グループはアグリテクノ事業の単一セグメントでありますが、各分野別の業績は以下のとおりであります。
農薬分野においては、国内向けの出荷が堅調に推移し、前年比で売上高が増加しましたが、海外向けの販売は、殺ダニ剤「シフルメトフェン」において前年比で出荷量が減少し、売上高が減少しました。その結果、農薬分野の売上高は42億27百万円(前年同四半期比4億66百万円減少、同9.9%減)となりました。
肥料・バイオスティミュラント分野においては、国内向けの出荷が堅調に推移しました。またバイオスティミュラント分野の「アトニック」につきましては、欧州の子会社 Asahi Chemical Europe社やインドネシアの子会社 PT. OAT MITOKU AGRIO社を通じての出荷量が増加したため、売上高が増加しました。その結果、肥料・バイオスティミュラント分野の売上高は10億79百万円(前年同四半期比2億94百万円増加、同37.5%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は140億48百万円で、前連結会計年度末に比べ25億1百万円の増加となりました。これは主に受取手形及び売掛金の増加30億71百万円によるものであります。
負債につきましては84億23百万円で、前連結会計年度末に比べ16億62百万円の増加となりました。これは主に支払手形及び買掛金の増加5億67百万円、短期借入金の増加8億78百万円によるものであります。
純資産は56億24百万円で、前連結会計年度末に比べ8億38百万円の増加となりました。利益剰余金の増加8億62百万円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億18百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。