第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間(平成29年1月1日~平成29年6月30日)におけるわが国経済は、企業収益の改善を背景にした雇用・所得環境が改善するなど、引き続き緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら世界経済においては、米国トランプ政権の政策運営やアジア新興国等の経済動向など、先行き不透明な状況が続いております。

 国内の農業においては、平成29年5月12日に肥料や農薬などの農業資材や流通加工分野の業界再編を促す「農業競争力強化支援法」が国会において可決されるなど、わが社を取り巻く環境も大きな変化が予想されます。

 このような情勢のもと、当社グループは、国内外において、各製品の販売拡大のため積極的な営業活動を行ってまいりました。

 これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は87億73百万円(前年同四半期比5億99百万円増加、同7.3%増)、営業利益は21億12百万円(前年同四半期比1億89百万円増加、同9.8%増)、経常利益は20億76百万円(前年同四半期比3億25百万円増加、同18.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億7百万円(前年同四半期比1億86百万円増加、同15.3%増)となりました。

 なお、当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績は、国内農薬事業を中心に需要の最盛期に当たり、売上高及び営業利益等が下半期と比較して多額となる傾向にあります。

 

 当社グループはアグリテクノ事業の単一セグメントでありますが、各分野別の業績につきましては以下のとおりであります。

 農薬分野では、国内市場においては水稲除草剤の新製品が売上高の伸長に貢献し、前年を上回りました。一方、海外市場においては水稲除草剤の原体販売などが伸長しましたが、海外向け殺ダニ剤「ダニサラバ」(シフルメトフェン剤)の出荷が前年と比較して減少したことなどから、わずかに前年を下回りました。そのため農薬分野全体の売上高は67億65百万円(前年同四半期比14百万円減少、同0.2%減)となりました。

 肥料・バイオスティミュラント分野では、国内市場において「ハウス肥料」や「養液土耕用肥料」を中心に出荷が増加し、また海外向けの「アトニック」の出荷が増加したことから、肥料・バイオスティミュラント分野全体の売上高は20億7百万円(前年同四半期比6億13百万円増加、同44.0%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

①資産、負債および純資産の状況

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は135億92百万円で、前連結会計年度末に比べ20億45百万円の増加となりました。これは主に受取手形及び売掛金の増加25億69百万円によるものであります。

 負債につきましては75億52百万円で、前連結会計年度末に比べ7億90百万円の増加となりました。これは主に短期借入金の増加7億72百万円、未払法人税等の増加3億87百万円によるものであります。

 純資産は60億40百万円で、前連結会計年度末に比べ12億54百万円の増加となりました。これは主に利益剰余金の増加12億59百万円によるものであります。

 

②キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は24億30百万円となり、前連結会計年度末に比べ61百万円減少しました。

 営業活動によるキャッシュ・フローは、5億66百万円の支出(前年同四半期は2億77百万円の収入)となりました。主な収入要因は税金等調整前四半期純利益20億53百万円、たな卸資産の減少3億74百万円等によるものであります。また、主な支出要因は売上債権の増加25億53百万円、法人税等の支払額2億70百万円等によるものであります。

 投資活動によるキャッシュ・フローは、66百万円の支出(前年同四半期は3億94百万円の支出)となりました。主な支出要因は有形固定資産の取得による支出1億7百万円等によるものであります。

 財務活動によるキャッシュ・フローは、5億81百万円の収入(前年同四半期は4億48百万円の収入)となりました。主な収入要因は短期借入金の増加7億67百万円等によるものであります。また、主な支出要因は配当金の支払額1億47百万円等によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4億88百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。