第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当社は、平成30年5月25日開催の取締役会でRicardo Villuendas Segui氏から、同氏が保有するスペインLIDA Plant Research, S.L.及びCAPA ECOSYSTEMS,S.L.U.の株式を取得することを決議し、平成30年7月5日付けで株式を取得いたしました。
 詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間(平成30年1月1日~平成30年9月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境や企業収益等の改善が続き、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、世界経済においては米国の保護主義的な経済政策や中国との貿易摩擦の激化への懸念など、依然として先行きは不透明な状況となっております。

 このような情勢のもと、当社グループは、国内外において、各製品の販売拡大のため積極的な営業活動を行ってまいりました。売上高につきましては主に肥料・バイオスティミュラント分野での出荷が増加したこともあり、前年同四半期を上回りましたが、費用面で人件費や研究開発費が増加した影響により販売費及び一般管理費が増加した結果、営業利益は前年同四半期を下回りました。

 これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は121億11百万円(前年同四半期比6億3百万円増加、同5.2%増)、販売費及び一般管理費は34億98百万円(前年同四半期比4億36百万円増加、同14.2%増)となり、営業利益は21億84百万円(前年同四半期比1億94百万円減少、同8.2%減)、経常利益は22億11百万円(前年同四半期比1億56百万円減少、同6.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は15億42百万円(前年同四半期比63百万円減少、同3.9%減)となりました。

 

 当社グループはアグリテクノ事業の単一セグメントでありますが、各分野別の業績につきましては以下のとおりであります。

 農薬分野では、国内市場においては殺虫剤「ハチハチ」の出荷が前年と比較して減少したことなどから前年を下回りました。一方、海外市場においては除草剤原体「ベンゾフェナップ」の出荷が前年と比較して減少したものの、殺ダニ剤「ダニサラバ」(シフルメトフェン剤)、殺菌剤「カリグリーン」の出荷が前年と比較して増加したことなどから、前年を上回りました。これらにより、農薬分野全体の売上高は88億13百万円(前年同四半期比1億73百万円増加、同2.0%増)となりました。

 肥料・バイオスティミュラント分野では、国内市場において「養液土耕栽培システム」、「有機肥料」の出荷が増加したこと、また海外向けの「アトニック」の出荷が増加したことから、肥料・バイオスティミュラント分野全体の売上高は32億97百万円(前年同四半期比4億30百万円増加、同15.0%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ43億38百万円増加し、164億32百万円となりました。これはのれんの増加21億53百万円、受取手形及び売掛金の増加3億56百万円が主な原因です。

 負債につきましては、前連結会計年度末に比べ29億76百万円増加し、87億36百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金の減少5億62百万円、短期借入金の増加41億円が主な原因です。

 純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ13億62百万円増加し、76億95百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加が主な原因です。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は7億99百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動状況に重要な変更はありません。