第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日まで)のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の収束時期が見通せないことにより依然として先行き不透明な状況が続いております。

 このように先行きと収束時期が見通せない状況ではありますが、当社は安心安全な「食」を安定的にお届けすることを社会的な使命と捉えて責任を果たすべく、畜産・水産生産者に対する配合飼料の安定供給を継続しており、現時点で当社の財政状態及び経営成績に与える影響は軽微であると考えておりますが、今後の動向により業績予想に修正の必要性が生じる可能性があります。

 飼料業界におきましては、主原料であるとうもろこしは、期の前半は主産地である米国中西部が良好な天候に恵まれたことで3ドル前半まで値を下げたものの、8月に発生した大規模な暴風により生育中のとうもろこしへの大きな被害が発生し、価格は反発しました。これに加え、作柄不安と安定的な輸出需要などを要因として価格は上昇傾向が継続しております。

 畜産物につきましては、家庭向けの消費によって国産豚肉の需要が増加したこと等により豚肉相場は前年同期を上回って推移しましたが、鶏卵相場は生産量の増加により5月以降は相場の下落が継続し前年と比較し大きく値を下げております。また、牛肉相場は消費の落ち込みやインバウンド需要の激減を受け、前年同期に比べ大幅に値を下げております。

 こうした環境にあって、当社グループは3ヶ年の中期経営計画の達成に向けて、原料調達・生産体制の合理化、畜産・水産生産者へ供給する製品の品質・サービスの向上、コスト低減などの取り組みを進めてまいりました。

 当社グループの当第2四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上高は1,030億1千3百万円(前年同期比3.4%減)、営業利益は25億4千1百万円(前年同期比22.5%増)、経常利益は27億1千8百万円(前年同期比18.4%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は18億4千7百万円(前年同期比18.6%増)となりました。

 

 セグメントごとの経営成績の状況は、次のとおりであります。

 

① 飼料事業

 飼料事業では、畜産・水産飼料ともに平均販売価格が前年同期を下回り、販売数量も前年同期に比べて微減したこと等から、当第2四半期連結累計期間の売上高は773億1千5百万円(前年同期比4.2%減)となりました。営業利益は、販売費及び一般管理費が大きく減少したこと等から、33億9千万円(前年同期比20.0%増)となりました。

 

② 食品事業

 食品事業では、豚肉相場は前年同期よりも高値で推移した一方、鶏卵・水産物の取扱数量が減少したこと等により、当第2四半期連結累計期間の売上高は243億8千1百万円(前年同期比0.6%減)となりました。営業利益は、豚肉相場の上昇に伴う仕入コストの増加等により、8千1百万円(前年同期比60.9%減)となりました。

 

③ その他

 特約店、畜産・水産生産者への畜水産機材等の販売の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は13億1千7百万円(前年同期比4.1%減)となり、営業利益は1億6千1百万円(前年同期比3.2%減)となりました。

 

 財政状態の状況は、次のとおりであります。

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、建設中であった北九州畜産工場が7月に竣工したことに伴う有形固定資産の増加等により949億2百万円(前期末比4.4%増)となりました。

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、シンジケートローン契約の実行に伴う借入金の増加等により547億6千3百万円(前期末比5.4%増)となりました。なお、本契約により調達した資金は、北九州畜産工場の建物建築、機械設備等の購入・製作に係る必要資金の一部として充当しております。

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上、株式相場の上昇に伴うその他有価証券評価差額金の増加等により401億3千9百万円(前期末比3.2%増)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1億3百万円増加し、27億6千万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

① 営業活動によるキャッシュ・フロー

 営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払による資金の減少等があったものの、税金等調整前四半期純利益の計上等による資金の増加が上回り、41億7百万円の収入(前年同期は40億7百万円の支出)となりました。

 

② 投資活動によるキャッシュ・フロー

 投資活動によるキャッシュ・フローは、7月に竣工した北九州畜産工場を含む飼料製造工場への設備投資に伴う資金の減少等により、41億1千8百万円の支出(前年同期は8億8千4百万円の支出)となりました。

 

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー

 財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の返済や配当金の支払いによる資金の減少があった一方、7月に竣工した北九州畜産工場の設備資金を長期借入金で調達したことによる資金の増加等により、1億1千4百万円の収入(前年同期は47億4千3百万円の収入)となりました。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間のグループ全体の研究開発費は3億8千万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況について重要な変更はありません。

 

(6)主要な設備

 当第2四半期連結累計期間において、次の主要な設備を休止しております。

2020年9月30日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメント

の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

建物及び

構築物

機械装置

及び

運搬具

土地

(面積㎡)

リース

資産

その他

合計

提出会社

門司飼料㈱

(福岡県北九州市門司区)

飼料事業

その他

飼料製造設備

0

0

472

(15,832)

[3,009]

0

472

(注)1 門司飼料㈱の設備は、主に提出会社が賃貸していたものであります。

2 上記金額に消費税等は含まれておりません。

3 上記中[外書]は、連結会社以外からの賃借設備であります。

4 減価償却資産は備忘価額まで償却が終了しております。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。