当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日まで)のわが国経済は、4月の新型コロナウイルス感染症拡大防止のための緊急事態宣言による外出自粛要請等に伴い、急速に経済活動が停滞しました。5月の宣言解除後に経済活動が再開したものの、11月以降には再び感染が拡大しており、先行き不透明な状況が続いております。
このように先行きと収束時期が見通せない状況ではありますが、当社グループは安心安全な「食」を安定的にお届けすることを社会的な使命と捉えて責任を果たすべく、畜産・水産生産者に対する配合飼料の安定供給を継続しており、現時点で当社グループの財政状態及び経営成績に与える影響は軽微であると考えておりますが、今後の動向により業績予想に修正の必要性が生じる可能性があります。
飼料業界におきましては、原料となるとうもろこし及び大豆粕ともに、中国向けの旺盛な輸出需要に加え、南米の主産地であるブラジルやアルゼンチンにおける天候不順による作柄への懸念等により、価格は前期比で大幅な上昇となりました。
畜産物につきましては、豚肉相場は巣ごもりによる国産豚肉の需要が増加したこと等により前年同期を大きく上回りました。鶏卵相場は期初だけ豚肉相場同様に価格の回復もみられましたが、5月以降はインバウンド需要喪失に加え、供給量の増加等により大きく値を下げて推移しました。また、牛肉相場は消費の落ち込みやインバウンド需要の激減を受け、前年同期に比べ大幅に値を下げております。
こうした環境にあって、当社グループは3ヶ年の中期経営計画の達成に向けて、原料調達・生産体制の合理化、畜産・水産生産者へ供給する製品の品質・サービスの向上、コスト低減などの取り組みを進めてまいりました。
当社グループの当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上高は1,600億3千9百万円(前年同期比2.4%減)、営業利益は44億7千4百万円(前年同期比21.8%増)、経常利益は47億5千6百万円(前年同期比20.5%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は32億2千9百万円(前年同期比20.2%増)となりました。
セグメントごとの経営成績の状況は、次のとおりであります。
① 飼料事業
飼料事業では、畜産・水産飼料ともに販売数量は前年同期並みとなりましたが、平均販売価格は前年同期を下回ったこと等から、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,205億5千3百万円(前年同期比2.7%減)となりました。営業利益は、販売費及び一般管理費が減少したこと等から、56億6千9百万円(前年同期比16.7%増)となりました。
② 食品事業
食品事業では、豚肉相場は前年同期よりも値を上げたものの、鶏卵相場は軟調に推移しており取扱数量も減少したこと等から、当第3四半期連結累計期間の売上高は374億4千6百万円(前年同期比1.2%減)となりました。営業利益は、豚肉相場の上昇に伴う仕入コストの増加及び鶏卵の取扱数量減少等により、2億3千3百万円(前年同期比5.3%減)となりました。
③ その他
特約店、畜産・水産生産者への畜水産機材等の販売の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は20億3千9百万円(前年同期比2.8%減)となり、営業利益は2億6千3百万円(前年同期比2.1%減)となりました。
財政状態の状況は、次のとおりであります。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、当第3四半期連結会計期間末日が金融機関の休日であったことによる受取手形及び売掛金の増加、北九州畜産工場の竣工に伴う有形固定資産の増加等により1,018億1千7百万円(前期末比12.0%増)となりました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、当第3四半期連結会計期間末日が金融機関の休日であったことによる支払手形及び買掛金の増加等により607億8千7百万円(前期末比17.0%増)となりました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により410億2千9百万円(前期末比5.5%増)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間のグループ全体の研究開発費は5億6千6百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況について重要な変更はありません。
(5)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、次の主要な設備を休止しております。
|
2020年12月31日現在 |
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメント の名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
|||||
|
建物及び 構築物 |
機械装置 及び 運搬具 |
土地 (面積㎡) |
リース 資産 |
その他 |
合計 |
||||
|
提出会社 |
門司飼料㈱ (福岡県北九州市門司区) |
全社 |
遊休資産 (飼料製造設備) |
0 |
0 |
472 (15,832) [3,009] |
- |
0 |
472 |
(注)1 門司飼料㈱の設備は、主に提出会社が賃貸していたものであります。
2 上記金額に消費税等は含まれておりません。
3 上記中[外書]は、連結会社以外からの賃借設備であります。
4 減価償却資産は備忘価額まで償却が終了しております。
当社は、2020年11月26日開催の取締役会において、連結子会社であるフィードグローブ㈱における配合飼料等の仕入・販売事業を分割して新たに設立する新設会社に承継させることを決議いたしました。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。