【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

(1) 連結子会社の数 9

株式会社アンビション・バロー、AMBITION VIETNAM CO.,LTD、株式会社ホープ少額短期保険、株式会社ヴェリタス・インベストメント、株式会社アンビション・エージェンシー、株式会社アンビション・レント、株式会社アンビション・ベンチャーズ、株式会社DRAFT、株式会社フレンドワークス

連結子会社であった株式会社アンビション・パートナーは、株式会社アンビション・エージェンシ―を存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。

連結子会社であった株式会社Re-Tech RaaSは、当社を存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。

株式会社VISIONは、株式会社ヴェリタス・インベストメントを存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。

株式会社フレンドワークスは、新たに株式を取得したことにより、当連結会計年度から連結子会社に含めております。

 

(2) 主要な非連結子会社の名称等

株式会社ルームギャランティ

(連結の範囲から除いた理由)

上記の非連結子会社は、小規模であり、総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、連結財務諸表に重要な影響を及ぼさないため、連結の範囲から除外しております。

 

2.持分法の適用に関する事項

(1) 持分法を適用している非連結子会社の名称等

株式会社フレンドワークス
 株式会社フレンドワークスは、段階的に株式を取得したことにより、当連結会計年度において一時的に持分法を適用いたしましたが、当連結会計年度末においては連結子会社に含めております。

 

(2) 持分法を適用していない非連結子会社の名称等

株式会社ルームギャランティ

(持分法を適用しない理由)

上記の持分法非適用会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため持分法の適用範囲から除外しております。

 

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社の決算日が連結決算日と異なる会社は次のとおりであります。

会社名:株式会社ホープ少額短期保険

決算日:3月31日

※連結決算日現在で本決算に準じた仮決算を行った財務諸表を基礎としております。

 

4.会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

イ.有価証券の評価基準及び評価方法

関係会社株式

移動平均法による原価法

その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

時価法

(決算日の市場価格等に基づく評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は主として移動平均法により算定しております)

市場価格のない株式等

移動平均法による原価法

ロ.棚卸資産の評価基準及び評価方法

販売用不動産

個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法)

仕掛販売用不動産

個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法)

貯蔵品

最終仕入原価法

 

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

イ.有形固定資産

定率法によっております。

ただし、建物(建物附属設備を除く)及び2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物は、定額法によっております。

なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

建物及び構築物     7~43年

その他         3~15年

ロ.無形固定資産

定額法によっております。

なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。

 

(3) 重要な繰延資産の処理方法

社債発行費

社債の償還期間にわたり定額法により償却しております。

 

(4) 重要な引当金の計上基準

イ.貸倒引当金

債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

ロ.賞与引当金

従業員の賞与支給に備えるため、賞与支給見込額のうち当連結会計年度に負担すべき額を計上しております。

 

(5) 重要な収益及び費用の計上基準

イ.賃貸DXプロパティマネジメント事業

当社及び連結子会社は、オーナー様との管理受託契約に基づき、プロパティマネジメントサービス及びその他の管理サービスを提供しております。

住居用不動産の転貸借による収入については「リース取引に関する会計基準」(リース取引に関する会計基準)(企業会計基準第13号 2007年3月30日)等に従い収益を認識しております。

礼金、更新料、その他の事務手続等については、入居期間を履行義務の充足期間として、履行義務を充足するにつれて一定の期間にわたり均等に収益を認識しております。

内装収入等については、顧客との契約によりサービスの提供が完了した一時点で履行義務が充足されることから、当該時点において収益を認識しております。

ロ.賃貸DX賃貸仲介事業

当社及び連結子会社は、顧客の代理人として不動産賃貸契約の仲介履行を行う義務を負っております。当該履行義務は賃貸借契約が成立することが確実となった一時点で充足されるものであり当該時点において収益を計上しております。

ハ.売買DXインベスト事業

当社及び連結子会社は、中古住宅の販売を行っており、顧客との不動産売買契約に基づき当該物件の引き渡しを行う義務を負っております。当該履行義務は、物件が引き渡される一時点で充足されるものであり、当該引渡時点において収益を計上しております。

ニ.インキュベーション事業

当社及び連結子会社は、投資先企業の株式の売却により収益を計上しており、売却の約定日時点で収益を認識しております。

 

(6) のれんの償却方法及び償却期間

のれんの償却については、個別案件毎に判断し、10年間の定額法により償却を行っております。ただし、金額の僅少なものについては発生年度に一括で償却しております。

 

(7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 

(8) その他連結財務諸表作成のための重要な事項

資産に係る控除対象外消費税及び地方消費税は、当連結会計年度の費用として処理しております。

 

(重要な会計上の見積り)

(棚卸資産の評価)

1.当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

 

 

(千円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

販売用不動産

2,817,537

9,291,316

仕掛販売用不動産

5,322,704

4,656,964

 

2.識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

(1) 算出方法

当社グループは、棚卸資産の評価に関する会計基準に従い、収益性の低下により正味売却価額が帳簿価額を下回っている販売用不動産及び仕掛販売用不動産の帳簿価額を、正味売却価額まで切り下げる会計処理を適用しております。会計処理の適用に当たっては、個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法)を採用しております。具体的には、正味売却価額が販売用不動産等の帳簿価額を下回った場合には、正味売却価額をもって連結貸借対照表価額としております。

(2) 主要な仮定

見積りの算出に用いた重要な仮定は、正味売却価額の算定の基礎となる売価、見積追加製造原価及び見積販売直接経費であります。

(3) 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

当該主要な仮定は連結財務諸表作成時点における最善の見積りに基づき決定しておりますが、見積りと将来の結果が異なる可能性があります。すなわち、経済環境の悪化等に伴う賃料の低下及び空室率の上昇、想定外の追加コストが発生すること等による賃貸費用の悪化、市場金利の変動に伴う割引率の上昇、住宅販売市況の悪化に伴う販売価格の低下等により、正味売却価額の算定に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

(表示方法の変更)

(連結貸借対照表)

前連結会計年度において、「流動負債」の「その他」に含めていた「賞与引当金」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動負債」の「その他」に表示していた155,314千円は、「賞与引当金」2,000千円、「その他」153,314千円として組み替えております。

 

(追加情報)

(資産保有目的の変更)

賃貸等不動産の一部について、賃貸等不動産から販売用不動産へ保有目的を変更したことに伴い、賃貸等不動産2,148,953千円を販売用不動産に振り替えております。

 

(連結貸借対照表関係)

※1 非連結子会社に対するものは、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度
(2023年6月30日)

当連結会計年度
(2024年6月30日)

投資有価証券(株式)

1,000

千円

1,000

千円

 

 

※2 担保資産及び担保付債務

担保に供している資産は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度
(2023年6月30日)

当連結会計年度
(2024年6月30日)

現金及び預金(定期預金)

10,000

千円

10,000

千円

販売用不動産

2,151,246

 

7,250,050

 

仕掛販売用不動産

5,069,251

 

4,656,964

 

建物及び構築物

800,645

 

1,077,278

 

土地

2,204,235

 

2,453,677

 

10,235,378

 

15,834,326

 

 

(注) 債務の担保に供している資産は上記のほか、連結上消去されている子会社株式があります。

 

担保付債務は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度
(2023年6月30日)

当連結会計年度
(2024年6月30日)

短期借入金

1,919,200

千円

2,970,500

千円

1年内返済予定の長期借入金

2,759,772

 

1,048,594

 

長期借入金

5,619,219

 

10,807,860

 

10,298,192

 

14,826,955

 

 

 

※3 有形固定資産の減価償却累計額は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度
(2023年6月30日)

当連結会計年度
(2024年6月30日)

減価償却累計額

414,373

千円

465,527

千円

 

(注) 減価償却累計額には、減損損失累計額が含まれております。

 

 

 

(連結損益計算書関係)

※1 顧客との契約から生じた収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(収益認識関係)」を参照ください。

なお、当該注記事項における売上高には、顧客との契約から生じる収益に加え、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号 2007年3月30日)等に基づく収益等が含まれております。

 

※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自  2022年7月1日

至  2023年6月30日)

当連結会計年度

(自  2023年7月1日

至  2024年6月30日)

役員報酬

583,624

千円

617,348

千円

給料手当及び賞与

1,663,364

 

1,829,436

 

退職給付費用

29,084

 

30,816

 

地代家賃

275,672

 

305,156

 

広告宣伝費

319,236

 

280,721

 

支払手数料

220,402

 

263,635

 

貸倒引当金繰入額

24,203

 

42,261

 

賞与引当金繰入額

 

186,598

 

 

 

※3 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自  2022年7月1日

至  2023年6月30日)

当連結会計年度

(自  2023年7月1日

至  2024年6月30日)

車両運搬具

千円

2,070

千円

 

 

※4 固定資産除却損の内容は次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自  2022年7月1日

至  2023年6月30日)

当連結会計年度

(自  2023年7月1日

至  2024年6月30日)

その他(ソフトウエア及び建物附属設備、工具器具備品)

6

千円

3,097

千円

 

 

 

※5 減損損失

前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)

    当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

場所

用途

種類

減損損失

㈱アンビション・エージェンシー

高田馬場店(東京都新宿区)

店舗

建物附属設備等

4,739千円

 

当社グループは、キャッシュ・フローを生み出す最小の単位として、店舗ごとに資産のグルーピングをしております。営業活動から生じる損益が継続してマイナスとなっている店舗を対象とし、回収可能価額が帳簿価額を下回るものについて帳簿価額を回収価額まで減損し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。なお、当該資産の回収可能価額を零として評価しています。

 

当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

    当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

場所

用途

種類

減損損失

㈱アンビション・エージェンシー

池袋東口店(東京都豊島区)

店舗

建物附属設備等

177千円

㈱アンビション・エージェンシー

新宿東口店(東京都新宿区)

店舗

建物附属設備等

6,647千円

㈱アンビション・エージェンシー

武蔵小山店(東京都品川区)

店舗

建物附属設備等

5,223千円

 

当社グループは、キャッシュ・フローを生み出す最小の単位として、店舗ごとに資産のグルーピングをしております。営業活動から生じる損益が継続してマイナスとなっている店舗を対象とし、回収可能価額が帳簿価額を下回るものについて帳簿価額を回収価額まで減損し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。なお、当該資産の回収可能価額を零として評価しています。

 

(連結包括利益計算書関係)

※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

 

 

 

前連結会計年度

(自  2022年7月1日

至  2023年6月30日)

当連結会計年度

(自  2023年7月1日

至  2024年6月30日)

その他有価証券評価差額金:

 

 

 

 

当期発生額

△8,728

千円

46,536

千円

組替調整額

△20,577

 

△39,139

 

税効果調整前

△29,305

 

7,397

 

税効果額

9,158

 

△1,590

 

その他有価証券評価差額金

△20,147

 

5,807

 

為替換算調整勘定:

 

 

 

 

当期発生額

731

 

997

 

その他の包括利益合計

△19,416

 

6,804

 

 

 

 

 (連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度
期首株式数(株)

当連結会計年度
増加株式数(株)

当連結会計年度
減少株式数(株)

当連結会計年度末

株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式(注)1

6,804,400

66,600

6,871,000

合計

6,804,400

66,600

6,871,000

自己株式

 

 

 

 

普通株式(注)2

48

45

93

合計

48

45

93

 

(注)1.変動事由の概要

    ストック・オプションの権利行使による増加 66,600株

  2.普通株式の自己株式の株式数の増加45株は、単元未満株式の買取による増加であります。

 

2.新株予約権に関する事項

会社名

内訳

新株予約権の目的となる株式の種類

目的となる株式の数(株)

当連結会計年度末残高

(千円)

当連結会計

年度期首

当連結会計年度増加

当連結会計年度減少

当連結会計

年度末

提出会社

(親会社)

ストック・オプションとしての新株予約権

2,928

合計

2,928

 

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(千円)

1株当たり配当額(円)

基準日

効力発生日

2022年9月29日

定時株主総会

普通株式

129,282

19.00

2022年6月30日

2022年9月30日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(千円)

配当の原資

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年9月28日

定時株主総会

普通株式

151,159

利益剰余金

22.00

2023年6月30日

2023年9月29日

 

 

 

当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度
期首株式数(株)

当連結会計年度
増加株式数(株)

当連結会計年度
減少株式数(株)

当連結会計年度末

株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式(注)1

6,871,000

81,200

6,952,200

合計

6,871,000

81,200

6,952,200

自己株式

 

 

 

 

普通株式(注)2

93

93

合計

93

93

 

(注)1.変動事由の概要

    ストック・オプションの権利行使による増加 81,200株

 

 

2.新株予約権に関する事項

会社名

内訳

新株予約権の目的となる株式の種類

目的となる株式の数(株)

当連結会計年度末残高

(千円)

当連結会計

年度期首

当連結会計年度増加

当連結会計年度減少

当連結会計

年度末

提出会社

(親会社)

ストック・オプションとしての新株予約権

2,882

合計

2,882

 

 

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(千円)

1株当たり配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年9月28日

定時株主総会

普通株式

151,159

22.00

2023年6月30日

2023年9月29日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(千円)

配当の原資

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年9月26日

定時株主総会

普通株式

257,227

利益剰余金

37.00

2024年6月30日

2024年9月27日

 

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

 

前連結会計年度

(自  2022年7月1日

至  2023年6月30日)

当連結会計年度

(自  2023年7月1日

至  2024年6月30日)

現金及び預金勘定

5,639,629

千円

5,256,341

千円

預入期間が3ヶ月を超える
定期預金

△68,000

 

△68,000

 

現金及び現金同等物

5,571,629

 

5,188,341

 

 

 

※2 当連結会計年度に株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳

前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)

株式の取得により新たに株式会社DRAFTを連結したことに伴う連結開始時の資産および負債の内訳並びに株式の取 得価格と取得による支出(純額)との関係は次のとおりです。

 

流動資産

80,911千円

固定資産

4,184千円

のれん

348,790千円

流動負債

△31,366千円

固定負債

△2,520千円

 株式の取得価額

 400,000千円

現金及び現金同等物

△68,258千円

差引:取得による支出

331,741千円

 

 

当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

株式の取得により新たに株式会社フレンドワークスを連結したことに伴う連結開始時の資産および負債の内訳並びに株式の取得価額と取得による支出(純額)との関係は次のとおりです。

 

流動資産

15,745千円

固定資産

40,253千円

のれん

23,272千円

流動負債

△6,793千円

固定負債

△12,477千円

 株式の取得価額

 60,000千円

 支配獲得時までの取得価額

△1,000千円

 支配獲得時までの持分評価額

△3,376千円

 段階取得に係る差益

△15,223千円

現金及び現金同等物

△11,072千円

差引:取得による支出

29,327千円

 

 

 

(リース取引関係)

(借主側)

1.ファイナンス・リース取引

該当事項はありません。

 

2.オペレーティング・リース取引

  オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

                          (単位:千円)

 

前連結会計年度

(2023年6月30日)

当連結会計年度

(2024年6月30日)

1年内

131,051

290,812

1年超

18,752

833,285

合計

149,803

1,124,097

 

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社グループは、設備投資計画やM&Aなどの案件に照らして、必要な資金(主に銀行借入や社債発行)を調達しております。一時的な余資は主に流動性の高い金融資産で運用しております。

 

(2) 金融商品の内容及び当該金融商品に係るリスク

営業債権である営業未収入金は、顧客の信用リスクに晒されております。

営業投資有価証券及び投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業等の株式であり、市場価格の変動リスク及び発行体の信用リスクに晒されております。

営業債務である営業未払金、未払金及び未払費用は、そのほとんどが1ヶ月以内の支払期日としております。

営業預り金は、入居者から物件保有者の代理としてお預りした家賃及び敷金等であり、そのほとんどが1ヶ月以内の支払期日となっております。

借入金及び社債は、主に設備投資及びM&Aに係る資金調達を目的としたものであり、償還日は最長で決算日後8年であります。このうち一部は、金利変動による市場価格等の変動リスクに晒されております。

 

(3) 金融商品に係るリスク管理体制

① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

営業債権に係る信用リスクは、所管部署が相手先の状況をモニタリングすることでリスク低減を図っております。

② 市場リスク(市場価格及び金利等の変動リスク)の管理

営業投資有価証券及び投資有価証券については、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握し、保有状況を継続的に見直すことでリスクを管理しております。

借入金及び社債については、定期的に市場変動状況を確認し、金利状況を把握することでリスクを管理しております。

③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

営業債務や借入金及び社債については、流動性リスクに晒されておりますが、当社では月次に資金繰り計画を作成するなどの方法により管理しております。

 

(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価には、市場価格に基づく価格のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価格が含まれております。当該価格の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

 

 

2.金融商品の時価等に関する事項

前連結会計年度における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、市場価格のない株式等は、次表には含めておりません。((注)4.参照)。

前連結会計年度(2023年6月30日)

 

連結貸借対照表計上額

(千円)

時価(千円)

差額(千円)

(1) 営業投資有価証券

1,953

1,953

(2) 投資有価証券

 

 

 

   その他有価証券

4,623

4,623

資産計

6,576

6,576

(1) 社債(1年内償還予定の社債含む)

175,300

174,609

△690

(2) 長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)

9,612,897

9,586,197

△26,699

負債計

9,788,197

9,760,806

△27,390

 

 

当連結会計年度における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、市場価格のない株式等は、次表には含めておりません。((注)4.参照)。

当連結会計年度(2024年6月30日)

 

連結貸借対照表計上額

(千円)

時価(千円)

差額(千円)

(1) 営業投資有価証券

1,453

1,453

(2) 投資有価証券

 

 

 

   その他有価証券

4,312

4,312

資産計

5,765

5,765

(1) 社債(1年内償還予定の社債含む)

49,900

49,361

△538

(2) 長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)

12,991,648

12,920,342

△71,305

負債計

13,041,548

12,969,704

△71,844

 

(注)1. 現金は注記を省略しており、預金、営業未収入金、営業未払金、未払金、未払費用、営業預り金及び短期借入金は短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

2. (1) 社債(1年内償還予定の社債含む) (2) 長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)これらの時価については、その将来キャッシュ・フローを国債の利回り等適切な指標に信用スプレッドを上乗せした利率で割り引いた現在価値により算定しております。

3.投資信託について、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に従い、投資信託の基準価額を時価とみなしており、当該投資信託が含まれております。

4. 市場価格のない株式等の連結貸借対照表計上額

 

前連結会計年度(2023年6月30日)

 

(単位:千円)

区分

連結貸借対照表計上額

営業投資有価証券

 

非上場株式

142,446

その他

757

投資有価証券

 

非上場株式

13,790

その他

78,998

非連結子会社株式

1,000

 

  連結貸借対照表に持分相当額を純額で計上する組合その他これに準ずる事業体への出資については記載を省略しております。当該出資の連結貸借対照表計上額は、219,075千円であります。

 

当連結会計年度(2024年6月30日)

 

(単位:千円)

区分

連結貸借対照表計上額

営業投資有価証券

 

非上場株式

161,473

その他

757

投資有価証券

 

非上場株式

13,790

その他

非連結子会社株式

1,000

 

  連結貸借対照表に持分相当額を純額で計上する組合その他これに準ずる事業体への出資については記載を省略しております。当該出資の連結貸借対照表計上額は、158,218千円であります。

 

5.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2023年6月30日)

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

5,639,629

営業未収入金

318,538

合計

5,958,168

 

 

当連結会計年度(2024年6月30日)

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

5,256,341

営業未収入金

370,521

合計

5,626,862

 

 

 

6.社債及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2023年6月30日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

社債

125,400

33,400

16,500

長期借入金

3,058,988

1,217,043

3,389,461

526,236

761,450

659,717

合計

3,184,388

1,250,443

3,405,961

526,236

761,450

659,717

 

 

当連結会計年度(2024年6月30日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

社債

33,400

16,500

長期借入金

1,427,574

5,533,331

3,928,132

481,764

1,183,848

436,996

合計

4,498,974

5,549,831

3,928,132

481,764

1,183,848

436,996

 

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

 金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

 時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

前連結会計年度(2023年6月30日)

区分

時価(千円)

レベル 1

レベル 2

レベル 3

合計

営業投資有価証券

1,953

1,953

投資有価証券

4,623

4,623

資産計

6,576

6,576

 

 

当連結会計年度(2024年6月30日)

区分

時価(千円)

レベル 1

レベル 2

レベル 3

合計

営業投資有価証券

1,453

1,453

投資有価証券

4,312

4,312

資産計

5,765

5,765

 

 

 

(2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前連結会計年度(2023年6月30日)

区分

時価(千円)

レベル 1

レベル 2

レベル 3

合計

社債(1年内償還予定の社債含む)

174,609

174,609

長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)

9,586,197

9,586,197

負債計

9,760,806

9,760,806

 

 

当連結会計年度(2024年6月30日)

区分

時価(千円)

レベル 1

レベル 2

レベル 3

合計

社債(1年内償還予定の社債含む)

49,361

49,361

長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)

12,920,342

12,920,342

負債計

12,969,704

12,969,704

 

(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

営業投資有価証券及び投資有価証券

 上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。

社債(1年内償還予定の社債を含む)及び長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)

 これらの時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

 

(有価証券関係)

1.その他有価証券

前連結会計年度(2023年6月30日)

区分

種類

連結貸借対照表計上額(千円)

取得原価(千円)

差額(千円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1) 株式

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3) その他

3,240

3,073

166

小計

3,240

3,073

166

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1) 株式

1,953

2,196

△243

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3) その他

小計

1,953

2,196

△243

合計

5,193

5,269

△76

 

(注) 非上場株式(連結貸借対照表計上額156,236千円)については、市場価格がないため、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

 

 

当連結会計年度(2024年6月30日)

区分

種類

連結貸借対照表計上額(千円)

取得原価(千円)

差額(千円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1) 株式

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3) その他

2,882

2,881

1

小計

2,882

2,881

1

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1) 株式

1,453

2,196

△742

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3) その他

小計

1,453

2,196

△742

合計

4,336

5,077

△741

 

(注) 非上場株式(連結貸借対照表計上額175,264千円)については、市場価格がないため、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

 

2.売却したその他有価証券

前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)

区分

売却額
(千円)

売却益の合計額
(千円)

売却損の合計額
(千円)

株式

27,702

23,761

債券

その他

37,500

37,500

合計

65,202

61,261

 

 

当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

区分

売却額
(千円)

売却益の合計額
(千円)

売却損の合計額
(千円)

株式

債券

その他

50,000

合計

50,000

 

 

 

3.減損処理を行った有価証券

前連結会計年度において、営業投資有価証券について44,749千円減損処理を行っております。

当連結会計年度において、営業投資有価証券について21,399千円減損処理を行っております。

なお、減損処理にあたり、連結会計年度末における時価が取得原価に比べて50%以上下落した場合には減損処理を行い、30%以上50%未満下落した場合には回復する見込みがあると認められないものについて減損処理を行っております。

また、時価のない有価証券については、連結会計年度末における実質価額が取得原価に比べて50%以上下落した場合には、中長期等の事業計画等を入手して財政状態の改善の見通しを判断することが可能である場合には回復可能性を考慮して必要と認められた額について減損処理を行うこととしております。

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

当社グループは、確定拠出年金制度を採用しております。

 

2.確定拠出制度

当社グループの確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度29,084千円、当連結会計年度30,816千円であります。

 

 

(ストック・オプション等関係)

1.権利確定条件付き有償新株予約権の概要

(1) 権利確定条件付き有償新株予約権の内容

決議年月日

2015年12月15日

取締役会

第2回新株予約権

2017年11月16日

取締役会

第4回新株予約権

2017年11月16日

取締役会

第5回新株予約権

付与対象者の区分及び
人数

当社取締役 1名

当社取締役 1名

当社取締役 4名

当社従業員 17名

当社子会社の取締役 8名

当社子会社の従業員 49名

株式の種類別及び付与数

(注)

普通株式 280,000株

普通株式 280,000株

普通株式 612,600株

付与日

2016年1月6日

2017年12月1日

2017年12月1日

権利確定条件

 

① 割当日から本新株予約権の行使期間の終期にいたるまでの間に東京証券取引所における当社普通株式の普通取引終値が一度でも行使価額(但し、「新株予約権の行使に際して出資される財産の価額又はその算定方法」に定める行使価額の調整に準じて取締役会により適切に調整されるものとする。)に50%を乗じた価格を下回った場合、新株予約権者は残存するすべての本新株予約権を行使期間の満期日までに行使しなければならないものとする。但し、次に掲げる場合に該当するときはこの限りではない。

イ 当社の開示情報に重大な虚偽が含まれることが判明した場合

ロ 当社が法令や金融商品取引所の規則に従って開示すべき重要な事実を適正に開示していなかったことが判明した場合

ハ 当社が上場廃止となったり、倒産したり、その他本新株予約権発行日において前提とされていた事情に大きな変更が生じた場合

 

① 割当日から本新株予約権の行使期間の終期にいたるまでの間に東京証券取引所における当社普通株式の普通取引終値が一度でも行使価額(但し、「新株予約権の行使に際して出資される財産の価額又はその算定方法」に定める行使価額の調整に準じて取締役会により適切に調整されるものとする。)に50%を乗じた価格を下回った場合、新株予約権者は残存するすべての本新株予約権を行使期間の満期日までに行使しなければならないものとする。但し、次に掲げる場合に該当するときはこの限りではない。

イ 当社の開示情報に重大な虚偽が含まれることが判明した場合

ロ 当社が法令や金融商品取引所の規則に従って開示すべき重要な事実を適正に開示していなかったことが判明した場合

ハ 当社が上場廃止となったり、倒産したり、その他本新株予約権発行日において前提とされていた事情に大きな変更が生じた場合

 

① 当社ののれん償却前営業利益が以下の各号に掲げる条件を充たした場合、新株予約権者は、当該のれん償却前営業利益を達成した事業年度に係る有価証券報告書が提出された日が属する月の翌月から3年が経過した日以降に、各新株予約権者に割り当てられた新株予約権のうち当該各号に掲げる割合に相当する数を限度として、新株予約権を行使することができる。行使可能な本新株予約権の数に1個未満の端数が生じる場合には、これを切り捨てるものとする。

イ 2018年6月期乃至2020年6月期のいずれかの事業年度におけるのれん償却前営業利益が1,000百万円を超過した場合:付与された本新株予約権の90%に相当する新株予約権

ロ 2018年6月期乃至2022年6月期のいずれかの事業年度におけるのれん償却前営業利益が1,500百万円を超過した場合:付与された本新株予約権の100%に相当する新株予約権

 

 

 

 

ニ その他、当社が新株予約権者の信頼を著しく害すると客観的に認められる行為をなした場合

② 新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めない。

③ 本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における授権株式数を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使は行うことはできない。

④ 各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。

 

ニ その他、当社が新株予約権者の信頼を著しく害すると客観的に認められる行為をなした場合

② 新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めない。

③ 本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における授権株式数を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使は行うことはできない。

④ 各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。

 

なお、上記ののれん償却前営業利益の判定においては、当社の有価証券報告書に記載される連結損益計算書(連結損益計算書を作成していない場合には損益計算書)における営業利益及び連結キャッシュ・フロー計算書(連結キャッシュ・フロー計算書を作成していない場合にはキャッシュ・フロー計算書)におけるのれん償却費を用いるものとする。また、国際財務報告基準の適用等によりのれん償却前営業利益の判定に用いるべき項目の概念に重要な変更があった場合には、別途当該判定に用いるべき項目又は指標を取締役会で定めるものとする。

② 新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社または当社関係会社の取締役、監査役または従業員であることを要する。ただし、任期満了による退任、定年退職、その他正当な理由があると取締役会が認めた場合は、この限りではない。

③ 新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めない。

④ 本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における発行可能株式総数を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使はできない。

⑤ 各本新株予約権1個未満の行使はできない。

対象勤務期間

対象勤務期間の定めはありません。

対象勤務期間の定めはありません。

対象勤務期間の定めはありません。

権利行使期間

自 2017年10月1日

至 2026年1月5日

自 2018年6月1日

至 2027年11月30日

自 2021年10月1日

至 2027年11月30日

 

(注) 株式数に換算して記載しております。なお、第2回ストック・オプションは、2016年4月1日付及び2018年4月26日付で普通株式1株につき2株に分割したことによる分割後の株式数に換算して記載しており、第4回ストック・オプション及び第5回ストック・オプションは、2018年4月26日付で普通株式1株につき2株に分割したことによる分割後の株式数に換算して記載しております。

 

(2) 権利確定条件付き有償新株予約権の規模及びその変動状況

当連結会計年度(2024年6月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。

 

 

① ストック・オプションの数

決議年月日

2015年12月15日

取締役会

第2回新株予約権

2017年11月16日

取締役会

第4回新株予約権

2017年11月16日

取締役会

第5回新株予約権

権利確定前    (株)

 

 

 

前連結会計年度末

付与

失効

権利確定

未確定残

権利確定後    (株)

 

 

 

前連結会計年度末

280,000

280,000

536,600

権利確定

権利行使

81,200

失効

11,400

未行使残

280,000

280,000

444,000

 

(注) 第2回ストック・オプションは、2016年4月1日付及び2018年4月26日付で普通株式1株につき2株に分割したことによる分割後の株式数に換算して記載しており、第4回ストック・オプション及び第5回ストック・オプションは、2018年4月26日付で普通株式1株につき2株に分割したことによる分割後の株式数に換算して記載しております。

 

②  単価情報

決議年月日

2015年12月15日

取締役会

第2回新株予約権

2017年11月16日

取締役会

第4回新株予約権

2017年11月16日

取締役会

第5回新株予約権

権利行使価格   (円)

373

652

652

行使時平均株価  (円)

967

 

(注) 第2回ストック・オプションは、2016年4月1日付及び2018年4月26日付で普通株式1株につき2株に分割したことによる分割後の権利行使価格を記載しており、第4回ストック・オプション及び第5回ストック・オプションは、2018年4月26日付で普通株式1株につき2株に分割したことによる分割後の権利行使価格を記載しております。

 

2.採用している会計処理の概要

(権利確定日以前の会計処理)

(1) 権利確定条件付き有償新株予約権の付与に伴う従業員等からの払込金額を、純資産の部に新株予約権として計上する。

(2) 新株予約権として計上した払込金額は、権利不確定による失効に対応する部分を利益として計上する。

 

(権利確定日後の会計処理)

(3) 権利確定条件付き有償新株予約権が権利行使され、これに対して新株を発行した場合、新株予約権として計上した額のうち、当該権利行使に対応する部分を払込資本に振り替える。

(4) 権利不行使による失効が生じた場合、新株予約権として計上した額のうち、当該失効に対応する部分を利益として計上する。この会計処理は、当該失効が確定した期に行う。

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度
(2023年6月30日)

 

当連結会計年度
(2024年6月30日)

繰延税金資産

 

 

 

 

 

税務上の繰越欠損金(注)2

70,335

千円

 

64,245

千円

未払事業税

31,426

 

 

41,216

 

貸倒引当金繰入超過額

15,706

 

 

28,357

 

減損損失

5,448

 

 

7,268

 

賞与引当金

15,887

 

 

53,681

 

未払費用

19,091

 

 

11,429

 

前受金(契約負債)

157,472

 

 

186,004

 

営業投資有価証券

50,570

 

 

40,458

 

販売促進費

4,015

 

 

140

 

減価償却超過額

703

 

 

33,788

 

繰延消費税等

19,682

 

 

17,528

 

その他

1,365

 

 

1,717

 

繰延税金資産小計

391,705

 

 

485,835

 

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額
(注)2

△47,300

 

 

△43,999

 

将来減算一時差異等の合計に係る評価性
引当額

△60,210

 

 

△55,887

 

評価性引当額小計(注)1

△107,510

 

 

△99,886

 

繰延税金資産合計

284,194

 

 

385,949

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

△4,485

 

 

△6,076

 

その他

△14

 

 

△5,904

 

繰延税金負債合計

△4,500

 

 

△11,981

 

繰延税金資産の純額(△は繰延税金負債の
純額)

279,694

 

 

373,968

 

 

(注) 1.評価性引当額が7,624千円減少しております。この減少の主な内容は、将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額が4,323千円減少したことに伴うものであります。

(注) 2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

前連結会計年度(2023年6月30日)

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

合計
(千円)

税務上の繰越欠損金※1

70,335

70,335

評価性引当額※2

△47,300

△47,300

繰延税金資産

23,035

23,035

 

※1.税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

※2.税務上の繰越欠損金は、経営者が承認した事業計画等に基づく将来の課税所得の見込みにより、回収可能と判断した部分について繰延税金資産を計上しております。

 

 

当連結会計年度(2024年6月30日)

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

合計
(千円)

税務上の繰越欠損金※1

64,245

64,245

評価性引当額※2

△43,999

△43,999

繰延税金資産

20,246

20,246

 

※1.税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

※2.税務上の繰越欠損金は、経営者が承認した事業計画等に基づく将来の課税所得の見込みにより、回収可能と判断した部分について繰延税金資産を計上しております。

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前連結会計年度
(2023年6月30日)

 

当連結会計年度
(2024年6月30日)

法定実効税率

30.6

 

30.6

(調整)

 

 

 

 

 

役員給与の損金不算入額

0.0

 

 

0.0

 

雇用者給与等支給額増加の特別控除

△1.9

 

 

△0.0

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

1.1

 

 

1.0

 

住民税均等割

0.2

 

 

0.1

 

のれん償却

3.0

 

 

2.4

 

評価性引当額の増減

△0.7

 

 

△0.3

 

親会社との税率の差異

3.0

 

 

1.9

 

所得税額控除

 

 

△1.6

 

その他

△0.4

 

 

△1.5

 

税効果会計適用後の法人税等の負担率

34.9

 

 

32.7

 

 

 

 

(企業結合等関係)

取得による企業結合

株式会社フレンドワークスの株式の取得

当社は、2024年2月29日、株式会社フレンドワークス(以下「フレンドワークス」といいます。)の全株式を取得しました。

 (1) 企業結合の概要

① 被取得企業の名称及びその事業の内容

  被取得企業の名称     株式会社フレンドワークス

  被取得企業の事業の内容  内装業

② 企業結合を行った理由

フレンドワークスは、内装・原状回復工事の専門家として、高品質なサービスを提供してきました。その豊富な経験と技術力を活かし、物件の価値を最大限に引き出すことが可能となり、当社グループは、内装工事、リノベーション、リフォーム工事からご入居後の原状回復までを一貫して提供することが可能となります。

③ 企業結合日        2024年4月30日

④ 企業結合の法的形式    現金を対価とする株式取得

⑤ 取得した議決権比率

取得直前に所有していた議決権比率

33.3%

企業結合日に追加取得した議決権比率

66.7%

取得後の議決権比率

100.0%

 

⑥ 取得企業を決定するに至った主な根拠

当社が現金を対価としてフレンドワークスの全株式を取得したことによるものであります。

 (2) 連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間

   2024年5月1日から2024年6月30日

 (3) 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

企業結合の直前に保有していた株式の企業結合日における時価

 

20,000千円

取得の対価

現金

40,000千円

取得原価

 

60,000千円

 

 (4) 主要な取得関連費用の内訳および金額

アドバイザリー費用等

400千円

 

 (5)被取得企業の取得原価と取得するに至った取引ごとの取得原価の合計額との差額

段階取得に係る差益

15,223千円

 

 (6) 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

① 発生したのれんの金額    23,272千円

② 発生原因

  今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものであります。

③ 償却方法及び償却期間

  一括償却

 (7) 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

流動資産

15,745千円

固定資産

40,253千円

資産合計

55,998千円

流動負債

6,793千円

固定負債

12,477千円

負債合計

19,271千円

 

 

 

(資産除去債務関係)

1.資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

重要性が乏しいため記載を省略しております。

 

2.連結貸借対照表に計上しているもの以外の資産除去債務

当社及び連結子会社は、賃貸借契約に基づいて使用する建物について、退去時における原状回復に係る債務を有しておりますが、当該債務に関連する賃借資産の使用期間が明確でなく、移転等の予定もないため、資産除去債務を合理的に見積もることができません。そのため、当該債務に見合う資産除去債務を計上しておりません。

 

(賃貸等不動産関係)

当社及び一部の連結子会社では、東京都その他の地域において、居住用の賃貸等不動産(土地を含む。)を有しております。

前連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する損益は74,868千円(賃貸収益は売上高に、賃貸費用は売上原価に計上)であります。

当連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する損益は111,294千円(賃貸収益は売上高に、賃貸費用は売上原価に計上)であります。

また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、次のとおりであります。

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2022年7月1日

至 2023年6月30日)

当連結会計年度

(自 2023年7月1日

至 2024年6月30日)

連結貸借対照表計上額

 

 

 

期首残高

1,349,720

3,355,861

期中増減額

2,006,140

599,487

期末残高

3,355,861

3,955,348

期末時価

4,081,370

4,203,099

 

(注) 1.連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額であります。

2.期中増減額のうち、前連結会計年度の主な増加要因は、提出会社による新規取得4,001,096千円であり、主な減少は販売用不動産への振替1,919,431千円によるものであります。当連結会計年度の主な増加要因は、提出会社による新規取得2,795,066千円であり主な減少は販売用不動産への振替2,083,313千円によるものであります。

3.当連結会計年度末の時価は、適切な市場価格を反映していると考えられる指標等を用いて自社で算定した金額であります。

 

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他

合計

賃貸DX
プロパティ
マネジメント
事業

賃貸DX
賃貸仲介
事業

売買DX
インベスト
事業

インキュベーション
事業 

一時点で移転される財

又はサービス

2,327,412

853,643

15,454,975

18,636,031

58,681

18,694,712

一定の期間にわたり移転

される財又はサービス

665,826

11,756

677,582

21,365

698,948

顧客との契約から生じる

収益

2,993,239

865,399

15,454,975

19,313,614

80,047

19,393,661

その他の収益(注)

16,163,415

103,311

63,437

16,330,164

515,465

16,845,629

外部顧客への売上高

19,156,654

865,399

15,558,287

63,437

35,643,778

595,512

36,239,291

 

(注)その他の収益は、賃貸DXプロパティマネジメント事業及び売買DXインベスト事業においては「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号)に基づく賃料収入等、インキュベーション事業においては、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号)に基づくベンチャー投資における営業投資有価証券の売却収入等、その他においては、保険契約における保険料収入であります。

 

 

当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他

合計

賃貸DX
プロパティ
マネジメント
事業

賃貸DX
賃貸仲介
事業

売買DX
インベスト
事業

インキュベーション
事業 

一時点で移転される財

又はサービス

2,264,639

908,743

19,495,956

22,669,339

500,844

23,170,184

一定の期間にわたり移転

される財又はサービス

762,774

11,602

774,376

22,201

796,578

顧客との契約から生じる

収益

3,027,413

920,346

19,495,956

23,443,716

523,046

23,966,763

その他の収益(注)

17,205,045

131,657

154,500

17,491,203

607,427

18,098,631

外部顧客への売上高

20,232,459

920,346

19,627,613

154,500

40,934,920

1,130,473

42,065,394

 

(注)その他の収益は、賃貸DXプロパティマネジメント事業及び売買DXインベスト事業においては「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号)に基づく賃料収入等、インキュベーション事業においては、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号)に基づくベンチャー投資における営業投資有価証券の売却収入等、その他においては、保険契約における保険料収入であります。

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

 収益を理解するための基礎となる情報は、「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項 (5) 重要な収益及び費用の計上基準」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。

 

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

 

前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日

(1)契約負債の残高等

 

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度期首残高

当連結会計年度期末残高

顧客との契約から生じた債権

282,157

288,342

契約負債

634,074

637,855

 

 連結貸借対照表上、顧客との契約から生じた債権は、「営業未収入金」及び「長期営業未収入金」に、契約負債は「前受金」及び「その他固定負債」に計上しております。

 契約負債は、主に賃貸DXプロパティマネジメント事業において、顧客との契約に基づく支払条件により顧客から受け取った礼金、更新料並びに契約及び更新にかかる事務手数料に関連するものであります。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。当連結会計年度に認識した収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、365,470千円であります。

(2)残存履行義務に配分した取引価格

 当社及び連結子会社では、残存履行義務に配分した取引価格の注記にあたって実務上の便法を適用し、当初に予想される契約期間が1年以内の契約、及び履行義務の充足から生じる収益を「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日)第19項に従って認識している契約については、注記の対象に含めておりません。残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は、以下の通りであります。

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度

1年以内

85,073

1年超2年以内

428,337

2年超3年以内

58

3年超

 -

合計

513,469

 

 

 

当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日

(1)契約負債の残高等

 

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度期首残高

当連結会計年度期末残高

顧客との契約から生じた債権

288,342

271,185

契約負債

637,855

799,046

 

 連結貸借対照表上、顧客との契約から生じた債権は、「営業未収入金」に、契約負債は「前受金」及び「その他固定負債」に計上しております。

 契約負債は、主に賃貸DXプロパティマネジメント事業において、顧客との契約に基づく支払条件により顧客から受け取った礼金、更新料並びに契約及び更新にかかる事務手数料に関連するものであります。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。当連結会計年度に認識した収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、399,645千円であります。

(2)残存履行義務に配分した取引価格

 当社及び連結子会社では、残存履行義務に配分した取引価格の注記にあたって実務上の便法を適用し、当初に予想される契約期間が1年以内の契約、及び履行義務の充足から生じる収益を「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日)第19項に従って認識している契約については、注記の対象に含めておりません。残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は、以下の通りであります。

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度

1年以内

440,581

1年超2年以内

165,042

2年超3年以内

920

3年超

合計

606,544