該当事項はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
① 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益や雇用環境の改善傾向が続き、緩やかな回復基調にあるものの、足踏み状態が続く個人消費に加え英国のEU離脱など、先行きが不透明な状況が続きました。外食産業界におきましても、原材料価格の上昇や、人手不足に伴う人件費等のコスト上昇等、厳しい事業環境が続いております。
このような状況の下、当社グループでは、QSC向上を基盤とした各ブランドにおける「銀だこスタイル」を確立させながらの店舗展開、そして前連結会計年度より本格的に開始したスイーツ事業等の新事業の育成に注力して、事業を推進してまいりました。
主力ブランドの「築地銀だこ」では、本年度からの新企画『贅沢ねぎだこシリーズ』として「瀬戸内塩レモンおろし」「紀州梅じそおろし」を発売開始するなど積極的な新商品開発に取り組み、第一弾の瀬戸内塩レモンおろしの発売と共にTVCMをスポットで実施、さらにラジオCMなどプロモーションも積極的に実施いたしました。出店につきましては、立地・収益性を重視した出店戦略に切り替え、ハイボール主体の出店、不採算店舗の閉鎖に注力いたしました。5月9日には、「銀だこハイボール酒場 新富築地橋店」をオープンし、ランチ需要取り込みの施策を実施するなど、オフィス立地での小型店のモデル店として取り組みました。
「銀のあん」では、「クロワッサンたい焼」販売開始当初の大ヒットによる反動から、足元の既存店ベースはマイナスで推移しておりますが、新商品の導入、積極的な販促キャンペーン等に加え、「築地銀だこ」への業態変更等、様々なテコ入れに取り組んでおります。
「COLD STONE CREAMERY」では、前連結会計年度において新たに開発したアイスキャンディの卸販売に注力し、スパ・温浴施設等の導入数は80か所を超え、鉄道の車内販売に採用されるなど販路が拡大いたしました。また、大手小売各社での夏の御中元ギフトとしても採用され好評を博しました。前連結会計年度にスタートしたコールド・ストーン・プレミアム アイスクリーム バーのコンビニエンスストアでの販売は順調に進捗しており、6月14日には第4弾「トロピック マンゴ アンニン」の販売も行われました。
当社の連結子会社であるL.A. Style株式会社が前連結会計年度より展開を開始した「The Coffee Bean & Tea Leaf」につきましては、イオンモール内に2店舗の新規出店、新たな旗艦店として南青山店、東京ガーデンテラス紀尾井町店をオープンいたしました。現状ではまだブランドの構築をしている段階であるため、今期は日本限定商品の開発・販売や各種プロモーション等により、ブランドの定着化を目指しております。
スイーツ事業においては、パティシエの鎧塚俊彦氏が代表取締役社長である株式会社サンセリーテとの合弁会社「株式会社1016」を軸に展開しております。4月21日に「キッシュヨロイヅカ 江ノ島店」をオープンし、一日にキッシュ、タルトが約1,000個売れる大盛況ぶりでスタートいたしました。「株式会社1016」において開発されたフード、スイーツ類を自社工場で内製化し、収益性の向上とモデルの確立を図ってまいります。
海外事業の展開につきましては、台湾において、「築地銀だこハイボール酒場」の海外1号店として「築地銀だこハイボール酒場 忠孝敦化店」、台湾独自の業態として「銀だこ食堂雙連店」の2店舗が4月にオープンいたしました。いずれも現地メディアの反響が大きく、好調なスタートを切りました。また、焼きたてチーズタルト専門店「BAKE」の台湾1号店を台北の三越店内にオープンいたしました。香港と同様に、連日行列が絶えない状況が続いております。
マレーシアでは、合弁会社を通じて「築地銀だこ」をクアラルンプール郊外に2店舗オープンいたしました。
また、中東エリアでの展開へ向けて、官民ファンド「クールジャパン機構」が日系外食・小売企業の中東進出を支援する目的で出資したCipher Nippon Investment L.L.C社と、「築地銀だこ」「銀のあん(クロワッサンたい焼)」のGCC(湾岸協力理事会)諸国におけるマスターフランチャイズ契約を締結することに合意いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高につきましては、既存店が前年同期を下回る状況が続きましたが、15,598百万円(前年同期比4.4%増)と増収の着地となりました。
営業利益につきましては、既存店ベースがマイナスで推移したこと、「The Coffee Bean & Tea Leaf」及び新規事業の立上げコストの影響等により、429百万円(前年同期比48.0%減)となりました。
経常利益につきましては、営業利益の減少に加え為替差損の発生等により、339百万円(前期比59.8%減)に、親会社に帰属する四半期純利益につきましては、前述要因に加え、子会社における新規事業の費用の発生に伴う法人税負担が増加したため31百万円(前期比92.0%減)となりました。
② 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して381百万円減少し15,473百万円となり
ました。その主な要因は、受取手形及び売掛金が1,221百万円減少した一方、有形固定資産が508百万円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比較して13百万円減少し10,905百万円となりま
した。その主な要因は、支払手形及び買掛金が396百万円減少、未払法人税等が263百万円減少し、短期借入金が715百万円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して368百万円減少し、4,567百万円となり
ました。その主な要因は、四半期純利益31百万円を計上した一方、剰余金の配当128百万円及び繰延ヘッジ損益の減少232百万円等によるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の期末残高(以下「資金」という)は477百万円増加し、1,291百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は1,185百万円(前年同四半期は1,496百万円の増加)であります。この増加は主に税金等調整前四半期純利益の計上168百万円、売上債権の減少1,207百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は1,378百万円(前年同四半期は1,223百万円の減少)であります。この減少は主に有形固定資産の取得による支出1,301百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、増加した資金は707百万円(前年同四半期は237百万円の減少)であります。この増加は主に長期借入れによる収入が721百万円があったことによるものであります。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、9百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。