第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

2 【経営上の重要な契約等】  

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】  

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。 

 

(1)業績の状況  

当第2四半期累計期間(平成28年1月1日~平成28年6月30日)における我が国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、景気は緩やかな回復基調が続きました。国内需要の面では、企業の設備投資は持ち直しの動きがみられ、個人消費は消費者マインドに足踏みがみられるなか、おおむね横ばいとなっているものの、実質総雇用者所得は緩やかに増加となりました。一方、海外経済については、アメリカの金融政策正常化の影響、中国を始めアジア新興国等の経済の先行き、原油価格等の下落の影響、金融資本市場の変動の影響等に留意する必要がありますが、全体としては緩やかに回復しています。
 携帯電話市場においては、平成27年度通期の総出荷台数に占めるスマートフォンの割合が79.7%(前年度比6.5ポイント増)と上昇しております(注1)。スマートフォン端末の普及に伴いユーザーのインターネット利用がPCからスマートフォンへシフトしており、スマートフォン広告市場が継続的に拡大することが見込まれています。
 労働市場においては、平成28年6月末現在の有効求人倍率が1.37倍と、前月を0.01ポイント上回っており(注2)、雇用情勢は着実に改善し、求人広告に対するニーズの増加が見込まれています。

このような環境の中で当社は、「インターネットマーケティングを通じて豊かな世界を実現する」という企業理念のもと、「自社の運営するメディアの利用価値を最大化する」というミッションを実現することを目指し、運営するサービスのスマートフォン版に注力し、ユーザー数の拡大や掲載広告数の増加に向け各種施策の実行や積極的な営業活動を展開しました。

(注1)株式会社MM総研の発表資料によっております。

(注2)厚生労働省の一般職業紹介状況によっております。

 

具体的な取り組みは以下の通りであります。  

ポイントメディア事業においては、ユーザーの利便性向上のために広告カテゴリごとに、人気や価格を一括して整理・比較しやすいページを追加する等、継続的なサイトの改良に取り組んでまいりました。会員登録方法の改善やプロモーション手法の改善によりスマートフォン版の会員数が増加したことに加え、獲得した会員のアクティブ率、ユニーク率の向上を図るためにゲームコンテンツを導入した他、各種キャンペーンを実施しました。また、会員のECサイトでの利用金額の一定割合をポイントで還元するEC連携型のアフィリエイト広告を強化しました。

HRメディア事業においては、営業活動の強化により平成28年6月末のモッピージョブの求人広告掲載件数が約8万2千件にまで増加したこと等によりサイトへの流入数が増加し、売上が増加しました。

また、利用者の利便性向上を目的に、モッピージョブにおける求人広告原稿の詳細ページと応募フォームを改善したことにより、求人広告への応募率が上昇しました。

 

この結果、当第2四半期累計期間の売上高は1,808,064千円(前年同四半期比23.2%増)、営業利益は294,192千円(同28.0%増)、経常利益は287,693千円(同26.3%増)、四半期純利益は152,700千円(同13.1%増)となりました。  

なお、当社は事業を集約しスマートフォンメディア事業の単一セグメントとしているため、セグメント毎の記載はしておりません。

 

(2)財政状態の分析 

(資産)

当第2四半期会計期間末における総資産の額は、前事業年度末に比べ285,260千円増加し、3,611,470千円となりました。これは主に、現金及び預金が144,705千円増加したこと、及び、株式会社ゆめみ、アイ・ティ・リアライズ株式会社との資本業務提携により、投資その他の資産が149,043千円増加した一方で、のれんが24,079千円減少したことによるものであります。

 

(負債)

当第2四半期会計期間末における総負債の額は、前事業年度末に比べ126,620千円増加し、1,545,377千円となりました。これは主に借入金が121,670千円増加したことによるものであります。

 

(純資産)

当第2四半期会計期間末における純資産の額は、前事業年度末に比べ158,640千円増加し、2,066,093千円となりました。これは主に四半期純利益の計上に伴う利益剰余金が152,700千円増加したことによるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況  

当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物の残高は前事業年度末より144,705千円増加し、1,578,231千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

  (営業活動によるキャッシュ・フロー) 

営業活動により獲得した資金は、231,512千円(前年同四半期比180,504千円増)となりました。主な要因は、仕入債務の増加額40,383千円、のれん償却額24,229千円、及び、税引前四半期純利益257,693千円の計上により資金が増加したことによるものであります。

 

  (投資活動によるキャッシュ・フロー)  

投資活動の結果使用した資金は、214,417千円(前年同四半期比44.4%減)となりました。主な要因は、関係会社株式である株式会社ゆめみの取得による支出159,558千円、無形固定資産の取得による支出20,837千円があったこと等によるものであります。

 

  (財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果獲得した資金は、127,610千円(前年同四半期比28.7%減)となりました。主な要因は、長期借入れによる収入200,000千円、長期借入金の返済による支出78,330千円があったことによるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。