第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。なお、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大は、当社グループの事業への影響を及ぼす可能性もあり、今後の推移状況を注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間(2020年1月1日~2020年3月31日)におけるわが国経済は、内外における新型コロナウイルス感染症の拡大の影響から経済環境は急速に悪化しました。景気の先行きについては、感染症の拡大が収束する時期や内外経済に与える影響の大きさによって変わり得るため、不透明感がきわめて強くなっております。一方、携帯電話市場においては、2019年の総出荷台数に占めるスマートフォンの割合が88.8%と継続的に上昇しております(注)。スマートフォン端末の普及に伴い、スマートフォン広告市場についても継続的に拡大しております。

 このような環境の中、当社グループは「インターネットマーケティングを通じて豊かな世界を実現する」という企業理念のもと、「自社の運営するメディアの利用価値を最大化する」というミッションを実現することを目指しております。

 当第1四半期連結累計期間においては、当社グループが運営するポイントサイト「モッピー」の会員数や掲載広告数がプロモーション効果やポイ活トレンドの好影響により増加したこと、アフィリエイトプログラムにおけるD2C(Direct-to-Consumer)クライアントとの取引拡大が継続していることにより、売上高が引き続き伸長しました。利益面では、売上高の増加に加えて、連結子会社である株式会社ゆめみにおける人材への先行投資一巡に伴う利益貢献や、関連会社であるビットバンク株式会社の業績が好調であったことも大きく寄与いたしました。

 この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は4,605,155千円(前年同期比13.4%増)、営業利益は501,317千円(同127.3%増)、経常利益は511,220千円(同170.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は302,858千円(同119.2%増)となりました。

(注)株式会社MM総研の発表資料によっております。

 

 セグメントの業績は、以下のとおりであります。

 

モバイルサービス事業

 モバイルサービス事業は、日本最大級のポイントサイトである「モッピー」に加え、採用課金型アルバイト求人サイト、不動産情報サイト等の運営をしております。「モッピー」においては、QUOカードPayとのポイント交換開始等の取り組みにより、継続的にポイントの利用価値向上に取り組んでまいりました。また、多様な集客方法により会員数が増加したことに加え、会員の利便性向上を目的としたポイントの獲得手段の増加、各種キャンペーンの実施等、継続的なサイトの改良に取り組んでまいりました。加えて、アフィリエイトプログラムについても自社メディアの媒体力の活用やクライアントの新規開拓等の取り組みにより取扱高の拡大に取り組んでまいりました。

 この結果、当第1四半期連結累計期間におけるモバイルサービス事業の売上高は4,609,290千円(前年同期比13.7%増)、セグメント利益は742,084千円(22.1%増)となりました。

 

フィナンシャルサービス事業

 フィナンシャルサービス事業は、暗号資産(仮想通貨)関連事業、スマートフォン決済事業、投資リターンを得ることを目的とした投資育成事業を行っております。ポイントサイトで当社の発行するポイントは現金や電子マネーに交換可能との観点からは一種の暗号資産(仮想通貨)であると認識しており、現在流通する各種暗号資産やその要素技術であるブロックチェーン技術をいち早く活用することで、新たな事業を生み出すことが可能であると考えております。このような考えのもと、100%子会社である株式会社マーキュリーへの投資を継続し、暗号資産(仮想通貨)交換業の登録に向け、着実に準備を進めてまいりました。また、投資育成事業においては、社内の経営資源を活用し投資先支援を積極的に行っております。

 この結果、当第1四半期連結累計期間におけるフィナンシャルサービス事業の売上高は1,975千円(前年同期比96.1%減)、セグメント損失は48,678千円(前年同期はセグメント損失218,105千円)となりました。

 

② 財政状態の分析

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における総資産の額は、前連結会計年度末に比べ937,451千円増加し、13,839,646千円となりました。これは主に借入金の増加により現金及び預金が654,928千円増加したこと等によるものであります。

 

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における総負債の額は、前連結会計年度末に比べ753,745千円増加し、7,074,646千円となりました。これは主に長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む。)が695,005千円増加したこと及びポイントサイトの事業規模拡大に伴いポイント引当金が181,400千円増加したこと等によるものであります。

 

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産の額は、前連結会計年度末に比べ183,705千円増加し、6,764,999千円となりました。これは主に利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い302,858千円増加した一方、配当金の支払いにより154,940千円減少したこと、その他有価証券評価差額金が34,013千円増加したこと等によるものであります。

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。