第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、新規設立に伴う有価証券届出書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中国経済の減速の影響及び円高進行により足踏み状態にあります。加えて、英国のEU離脱決定による海外政治・経済の不確実性の高まりもあり、先行きは不透明な状況にあります。

 当社企業グループは、クリエイティブサービスを事業とし、お客様が創造性(クリエイティブ)を表現するために必要である多様なソリューションを提供するため、「クリエイティブをサポートする企業集団」として、幅広いビジネスを積極的に展開、推進しております。

 印刷技術の進化や、ネットワーク環境の利便性向上などにより、クリエイティブの表現方法、表現技術、伝達手段は多種、多様化しております。非伝統的な印刷製造技術のみならず、2D-CAD・3D-CAD・3D-CGを軸とする技術、プロダクトを含む多様なデザイン力・IT構築力をトータルで保持することが当社企業グループにおける企業間競争において重要となってきております。

 汎用的な一般情報用紙への印刷にとどまらない、特殊素材・立体物への印刷技術と提案活動に加え、多岐にわたる「カタチあるモノ」、例えばノベルティ・フィギュア・3Dプリンター造形などへのクリエイティブ提案を含めたソリューションの提供ニーズは今後拡大が見込めるものと思われます。

 また、単純な紙媒体の総体的需要は今後縮小が確実視されております。それを代替するデジタルコンテンツに対するクリエイティブサービスへのニーズは、マーケティング分野を中心に、拡大することと思われます。

 当社企業グループは、グループ各社が専門とする技術及びノウハウと、最新設備を備えたグループインフラにより、クリエイティブニーズを確かなカタチとしてご提供しております。また、ワンストップで様々なプロフェッショナルサービスを提供できるようグループ間の支援体制を整え、ソリューション営業の強化を図っております。

 当期においては、第1四半期連結会計期間より前期にグループ化した株式会社サカモトの業績が加わっております。また、第3四半期において新たに株式会社ソニックジャムをグループ化、平成28年9月10日効力発生予定の株式交換によりクラウドゲート株式会社をグループ化しデジタルコンテンツ制作の拡充を図ります。なお、両社の業績は第4四半期連結会計期間より取り込む予定であります。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高170億81百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益6億4百万円(前年同期比158.6%増)、経常利益6億29百万円(前年同期は匿名組合投資損失等の計上により経常損失2億54百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益3億82百万円(前年同期は親会社株式に帰属する四半期純損失3億29百万円)となりました。

 

(2)資産、負債及び純資産の状況

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は、主に、有利子負債を圧縮したことによる現金及び預金の減少、及び減価償却による有形固定資産・無形固定資産の減少により、前連結会計年度末に比べて20億71百万円減少し、287億15百万円となりました。

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末における負債は、主に、有利子負債を圧縮したことにより、前連結会計年度末に比べて19億74百万円減少し、194億82百万円となりました。

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産は、主に、自己株式の取得及び支払配当金による減少が、親会社株主に帰属する四半期純利益計上額を上回ったことにより、前連結会計年度末に比べて96百万円減少し、92億32百万円となりました。

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて4億7百万円減少し、31億57百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は32億17百万円(前年同期比24億48百万円増)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益6億65百万円、減価償却費6億27百万円、売上債権の減少額8億円、仕入債務の増加額6億37百万円により資金が増加したことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は1億36百万円(前年同期比4百万円増)となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入1億16百万円により資金が増加しましたが、有形固定資産の取得による支出2億53百万円により資金が減少したことによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は34億87百万円(前年同期は13億25百万円獲得)となりました。これは主に、短期借入金の純減少額25億30百万円、長期借入金の返済による支出3億51百万円、自己株式の取得による支出3億68百万円により資金が減少したことによるものです。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社企業グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。