当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融政策により、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、中国経済の減速、原油安等による株価下落等、景気の先行きは不透明な状況となっております。
当社の属する鍼灸接骨院業界におきましては、柔道整復師、はり師・きゅう師の国家資格者が順調に増加しており、新規開業数も順調に推移しております。
このような状況のもと、当社ではほねつぎチェーン加盟院数、アトラ請求サービス会員数、HONEY-STYLE利用院数ともに順調に推移いたしました。また、新規機材の発掘を積極的に行っており、当事業年度において取り扱いを開始した機材の販売が順調に推移いたしました。
以上の結果、当事業年度における売上高は2,564,070千円(前事業年度比72.1%増)、営業利益は387,415千円(前事業年度比396.7%増)、経常利益は453,313千円(前事業年度比560.1%増)、当期純利益は268,734千円(前事業年度比873.5%増)となりました。
当社は鍼灸接骨院支援事業の単一セグメントであるためセグメント別の記載はしておりませんが、支援内容別の概要は以下のとおりであります。
・ほねつぎチェーン
当事業年度末におけるほねつぎチェーン加盟院数は前事業年度末から21院増加し67院となりました。各種展示会への出展やWEB広告等の効果及び既存オーナー等からの紹介などにより契約件数は順調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は1,051,241千円(前事業年度比106.4%増)となりました。
・アトラ請求サービス
鍼灸院・接骨院の開業が順調に推移していることから、新規開業先への積極的な営業展開や会員向けの療養費早期現金化サービスの開始などにより新規契約先が順調に推移しており、当事業年度末における会員数は前事業年度末から386会員増加し1,695会員となりました。会員数の増加に伴い療養費請求代行処理件数は安定的に推移いたしました。
以上の結果、売上高は287,161千円(前事業年度比23.6%増)となりました。
・HONEY-STYLE
鍼灸接骨院の口コミ/予約システムであるHONEY-STYLE におきましては、当事業年度末における利用院数は前事業年度末から52院増加し、474院となりました。また、HONEY-STYLE会員数は前事業年度末から47,958会員増加し217,049会員となりました。HONEY-STYLE会員数の増加も寄与し、取扱商品の販売が順調に推移いたしました。また、ほねつぎアカデミーにおいて様々なセミナーを積極的に開催いたしました。
以上の結果、売上高は264,803千円(前事業年度比13.6%増)となりました。
・機材、消耗品販売
機材販売につきましては、新規開業先への積極的な営業展開に加え、新規機材の販売が好調に推移いたしました。また、消耗品販売につきましては、HONEY-STYLE利用院数及びアトラ請求サービス会員数が順調に推移しており、ECサイトによる売上が順調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は776,598千円(前事業年度比192.3%増)となりました。
・鍼灸接骨院経営コンサルティング
鍼灸接骨院に対する経営コンサルティングは引き続き行っているものの、鍼灸接骨院経営コンサルティングに投じていた経営資源については、ほねつぎチェーンに集中させていることから、売上高は113,543千円(前事業年度比23.0%減)となりました。
・介護支援、その他
ほねつぎ介護デイサービスの新規加盟店開発及び既存加盟店のロイヤリティ収入の安定確保に努めたものの、売上高は70,721千円(前事業年度比30.6%減)となりました。なお、当事業年度において、介護に特化した営業人員を配置し、ほねつぎ介護デイサービスの新規加盟店開発に注力する体制を構築しております。
当事業年度末における現金及び現金同等物は、前事業年度末より76,479千円増加し、1,277,882千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、158,177千円の収入(前事業年度は76,218千円の収入)となりました。これは主に売上債権が225,272千円及び営業貸付金が191,409千円増加したものの、税引前当期純利益453,313千円の計上及び仕入債務が128,162千円増加したことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、224,783千円の支出(前事業年度は3,136千円の収入)となりました。これは主に貸付金の回収による収入25,329千円があったものの、有形固定資産の取得による支出119,897千円、無形固定資産の取得による支出55,604千円及び投資有価証券の取得による支出77,000千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、143,085千円の収入(前事業年度は550,038千円の収入)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出352,830千円及び短期借入金の純減額70,000千円があったものの、長期借入れによる収入が570,000千円あったことによるものであります。
当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
・ほねつぎチェーン、介護支援
これらの支援内容においては、当社が顧客と締結している契約で受注金額が確定しているのは加盟金等であり、受注金額及び残高の算定に必要な設備・器具・備品関連の商品は加盟院の規模・ニーズによって変動いたします。よって、受注金額及び残高を確定することは困難な状況であるため、記載を省略しております。
・HONEY-STYLE、機材、消耗品販売
これらの支援内容においては、受注から販売までの所要日数が短く、常に受注残高は僅少であります。よって、受注状況に重要性がないため、記載を省略しております。
・アトラ請求サービス、鍼灸接骨院経営コンサルティング
これらの支援内容においては、受注という概念がないため、記載を省略しております。
当事業年度における仕入実績を示すと、次のとおりであります。
なお、当社は鍼灸接骨院支援事業の単一セグメントのため、支援内容別に記載しております。
支援内容 | 仕入高(千円) | 前年同期比(%) |
ほねつぎチェーン | 360,950 | 194.8 |
アトラ請求サービス | 10,159 | 112.9 |
HONEY-STYLE | 63,611 | 68.0 |
機材、消耗品販売 | 439,083 | 237.9 |
鍼灸接骨院経営コンサルティング | 1,053 | 26.0 |
介護支援、その他 | 3,791 | 26.4 |
合計 | 878,649 | 179.4 |
(注) 1 金額は、仕入価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
当事業年度における販売実績を示すと、次のとおりであります。
なお、当社は鍼灸接骨院支援事業の単一セグメントのため、支援内容別に記載しております。
支援内容 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
ほねつぎチェーン | 1,051,241 | 206.4 |
アトラ請求サービス | 287,161 | 123.6 |
HONEY-STYLE | 264,803 | 113.6 |
機材、消耗品販売 | 776,598 | 292.3 |
鍼灸接骨院経営コンサルティング | 113,543 | 77.0 |
介護支援、その他 | 70,721 | 69.4 |
合計 | 2,564,070 | 172.1 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
当社といたしましては、当面の対処すべき課題として以下のとおり認識し、対策に取り組んでおります。
① 事業の拡大に対応する人材の確保及び育成
当社にとって最大の資産は、当社の保有する経験・ノウハウを担っていく「人」であり、継続的に企業価値を向上していくためにも優秀な人材を安定的に確保していくことは極めて重要であると考えております。そのため人材の獲得に向けて積極的に活動し、経営資源である人材を十分かつ適時に確保し、資本効率の最大化を目指してまいります。また、人員の増加にあわせ、定期的な社内研修の実施等、教育制度の一段の充実に努めてまいります。
② 内部統制、リスク管理体制の整備・強化及びコンプライアンスの徹底
当社の継続的な拡大を支えていくために、当社として業況推移を常時正確に把握し適時・適切に経営判断へ反映させていくことが、従来以上に重要になると考えております。また、企業の社会的責任を積極的かつ十分に果たしていくためには、コンプライアンス体制のさらなる充実、強化が重要であると認識しております。社会環境と安全性を重視し、法令及び規則の遵守をより確実に実践するために、取締役会、コンプライアンス委員会の機能強化と社内の徹底した情報共有化のための施策に取り組んでまいります。
③ 療養費不正請求防止への取組み
当社が支援を行う鍼灸接骨院業界では、一部の鍼灸接骨院において、療養費の不正請求が課題となっております。この課題に対処するため、当社が展開するほねつぎチェーンにおいてはスーパーバイザーによる巡回指導を行い、当社が経営コンサルティングを行う院やアトラ請求サービス会員に対してはA-COMS Basicによる不正請求防止に役立つツールの提供等により、療養費の不正請求を防止すべく、注力してまいります。
④ A-COMS及びA-COMS Basicにおけるサービス内容の拡充
当社が開発したA-COMS及びA-COMS Basicについて、既存の利用院の満足度の向上及び今後の利用院拡大等のためには、サービス内容の拡充が必要であると認識しております。A-COMS及びA-COMS Basicは拡張性があり、サービス内容の追加を行うことが可能でありますので、継続的にサービス内容の見直し及び拡充を行ってまいります。
⑤ ほねつぎチェーンの拡大
当社は平成22年からほねつぎチェーンの展開を開始し、現在もチェーン拡大期にあるため、総売上高に占める新規の加盟金等による収入の割合が大きくなっています。したがって、ほねつぎチェーンが一定規模に達するまでの期間においては、当社の業績の拡大には新規の加盟を増加させることが重要であり、今後も新規加盟を最優先に取り組んでまいります。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。当社はこれらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。ただし、これらは当社に関するリスクの全てを網羅したものではなく、記載された事項以外の予見し難いリスクも存在します。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1) ほねつぎチェーン運営上のリスク
当社はほねつぎチェーンに対する指導を徹底し、療養費の不正請求を防止する仕組みを導入しておりますが、何らかの事情により一部のほねつぎチェーン鍼灸接骨院で療養費の不正請求が発生し、行政処分を受けた場合、ほねつぎブランドに対する信用が失墜し、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
また、当社は柔道整復師に対する指導を行い施術事故が起こらないよう努めておりますが、重大な過失による施術事故が起きた場合、ほねつぎブランドに対する信用が失墜し、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(2) ほねつぎ介護デイサービス運営上のリスク
当社はほねつぎ介護デイサービスのフランチャイジーに対する指導を徹底し、介護事故が起こらないよう努めておりますが、重大な過失により介護事故が起き、行政処分を受けた場合、ほねつぎ介護デイサービスに対する信用が失墜し、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(3) 外部環境の変化に対するリスク
現在は順調に成長を続けている鍼灸接骨院業界でありますが、今後、はり師・きゅう師、柔道整復師学校の増加及び国家資格者の増加に伴う鍼灸院・接骨院・介護事業所の増加による過当競争が起こり、当社の取引先である個々の鍼灸接骨院の事業環境が悪化し業績が低下した場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(4) 法的規制に関わるリスク
当社が事業を行う鍼灸・柔道整復・介護の業界は、医療法、健康保険法、介護保険法、柔道整復師法、あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律及び貸金業法等の法的規制を受けております。当社はこれらの法的規制の遵守に努めており、また、遵守する事業モデルを提供しておりますが、当該法的規制の強化により当社の事業に対して著しく不利となる法改正が行われた場合に、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(5) システム運用に関わるリスク
当社の運営するA-COMS、A-COMS Basic及びHONEY-STYLEにおいて、日常的な業務担当者間の連携や社内研修により、社員の技術力・意識の向上を図っておりますが、万が一、システム障害が発生し、多大な影響を及ぼした場合、損害賠償を請求され、損害賠償の支払い等が発生し、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(6) 情報管理体制について
当社は、業務を遂行するうえで顧客の個人情報を取扱う場合があります。当社では、プライバシーマークを取得し、個人情報の取扱いを厳格に管理しております。しかしながら万が一、個人情報の外部への漏洩が生じた場合、当社の信用に大きな影響を与えるとともに、損害賠償を請求され、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(7) 知的財産権について
当社では、新規に開発したサービスに関するもので知的財産権の対象となる可能性のあるものについては、必要に応じて特許権・商標権等の取得申請を行っておりますが、必ずしもかかる権利を取得できる保証はありません。
当社のサービスに関する技術及びノウハウ、あるいはサービス名等に関する特許権・商標権等を他社が先に取得した場合、サービスの開発または販売等に支障が生じ、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
また、当社は、第三者の知的財産権を侵害しないよう常に注意を払って事業展開しておりますが、当社の認識の範囲外で第三者の知的財産権を侵害する可能性があり、その第三者より損害賠償請求及び差止め請求等の訴訟を提起され、損害賠償の支払い等が発生した場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(8) 人材の確保について
当社の事業遂行において優秀な人材を確保・定着させることが重要戦略の一つでもあります。当社では、中途採用を核とし優秀な人材を人種・国籍・性別・年齢を問わず幅広く採用しております。また、優秀な人材を集めるためには報酬だけを指標とする人材活用ではなく、スキルアップ等を含めた社内環境、優秀な人材を受け入れることのできる社内風土の確立が、高水準の人材との信頼関係構築のために最重要要素であると認識しております。したがって、これらの人事上の課題を充足できない等の理由により、優れた人材を確保・定着させていくことができない場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(9) 国家資格者の雇用について
当社が持続的に成長をしていくためには、国家資格者である柔道整復師、はり師・きゅう師、介護福祉士等を雇用し、かつ育成していく必要があります。当社従業員に限らずほねつぎチェーン加盟院に対してこれらの有資格者を雇用するための支援を行う必要があります。現状は国家資格者数が年々増える傾向にありますが、意図的に合格者を減らし、総数を減らしていくなどの政策的な方針転換があった場合など、国家資格者の確保が難しくなり、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(1) ほねつぎチェーン鍼灸接骨院加盟契約
契約の内容 | 当社は、ほねつぎチェーン鍼灸接骨院の加盟者に対し、ほねつぎを統一名称とする鍼灸接骨院の開院及び運営資格を付与し、経営指導を行います。 |
契約期間 | 6年間とし、双方のいずれかより期間満了の180日前までに書面にて契約更新をしない旨の意思表示がない場合には自動的に5年間更新します。 |
加盟金 | 3,000千円 |
ロイヤリティ | 月額100千円 |
(2) 経営コンサルティング基本契約
契約の内容 | 当社は鍼灸院、接骨院、マッサージ院等の施術所の開業または運営に関して、支援及び助言を行います。 |
契約期間 | 5年間とし、期間満了の3ヶ月前までに双方のいずれかより書面による契約更新をしない旨の意思表示がない場合には同一条件で5年間更新します。 |
申込金 | 100千円~200千円 |
経営指導料 | 月額50千円~230千円 |
(3) 「ほねつぎ介護デイサービス」フランチャイズチェーン加盟契約
契約の内容 | 当社は、ほねつぎ介護デイサービスフランチャイズチェーン加盟者に対し、ほねつぎ介護デイサービスを統一名称とする介護デイサービスの事業所の開設及び運営資格を付与し、経営指導を行います。 |
契約期間 | 6年間とし、双方のいずれかより期間満了の180日前までに書面にて契約更新しない旨の意思表示がない場合には自動的に5年間更新します。 |
加盟金 | 2,000千円 |
ロイヤリティ | 店舗の月間総売上高の5% |
該当事項はありません。
文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたりましては、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りや評価が含まれておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。
(2) 財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産合計は、前事業年度末に比べ564,898千円増加し、1,970,426千円となりました。これは主に売掛金が219,867千円、営業貸付金が191,409千円、繰延税金資産が12,456千円それぞれ増加したことによります。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産合計は、前事業年度末に比べ207,716千円増加し、427,913千円となりました。これは主に建物が45,525千円、ソフトウエアが22,081千円、投資有価証券が73,845千円及び長期前払費用が23,382千円増加したことによります。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債合計は、前事業年度末に比べ334,825千円増加し、1,255,784千円となりました。これは主に買掛金が128,162千円、未払法人税等が171,970千円増加したことによります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債合計は、前事業年度末に比べ168,902千円増加し、327,307千円となりました。これは主に長期借入金が165,666千円増加したことによります。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は、前事業年度末に比べ268,887千円増加し、815,248千円となりました。これは主に当期純利益の計上により利益剰余金が268,734千円増加したことによります。
(3) 経営成績の分析
(売上高)
当事業年度の売上高は2,564,070千円となり、前事業年度に比べ1,074,042千円増加しました。これは、ほねつぎチェーン加盟院やアトラ請求サービス会員、HONEY-STYLE利用院の増加が順調に推移したことによるものであります。
(売上総利益)
売上原価につきましては、前事業年度に比べ630,651千円増加し、1,539,112千円となりました。これは、機材等の商品仕入高や労務費の増加が主な要因になります。
この結果、売上総利益は443,391千円増加して1,024,958千円となりました。
(営業利益)
販管費及び一般管理費は、前事業年度に比べ133,978千円増加し、637,542千円となりました。これは内部管理体制の構築のための人件費の増加が主な要因となります。
この結果、営業利益は前事業年度と比べ309,413千円増加し、387,415千円となりました。
(経常利益)
営業外収益は、前事業年度に比べ58,500千円増加し、76,075千円となりました。主な内訳は、買取店舗売却益45,706千円及び解約料収入12,200千円によるものになります。
また、営業外費用については、前事業年度に比べ16,725千円減少し10,177千円となりました。主な内訳は支払利息3,261千円及び投資事業組合運用損3,154千円によるものになります。
この結果、経常利益は前事業年度に比べ384,639千円増加し453,313千円となりました。
(当期純利益)
法人税、住民税及び事業税(法人税等調整額を含む)は184,578千円となり、これらの結果、当期純利益は前事業年度に比べ241,130千円増加し268,734千円となりました。
(4) キャッシュ・フローの状況の分析
当事業年度末における現金及び現金同等物は、前事業年度末より76,479千円増加し、1,277,882千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、158,177千円の収入(前事業年度は76,218千円の収入)となりました。これは主に売上債権が225,272千円及び営業貸付金が191,409千円増加したものの、税引前当期純利益453,313千円の計上及び仕入債務が128,162千円増加したことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、224,783千円の支出(前事業年度は3,136千円の収入)となりました。これは主に貸付金の回収による収入25,329千円があったものの、有形固定資産の取得による支出119,897千円、無形固定資産の取得による支出55,604千円及び投資有価証券の取得による支出77,000千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、143,085千円の収入(前事業年度は550,038千円の収入)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出352,830千円及び短期借入金の純減額70,000千円があったものの、長期借入れによる収入が570,000千円あったことによるものであります。
(5) 経営者の問題認識と今後の方針について
鍼灸接骨院業界が抱える課題は、療養費に依存した売上構成、高齢者に偏った顧客・利用者層、業務効率化の遅れ、療養費入金までの資金繰りなど、多岐にわたります。当社の経営者は、鍼灸接骨院業界のこれらの課題を認識したうえで、A-COMSを基盤とする当社のITシステムを最大限に活用した鍼灸接骨院の運営支援に取り組む方針であります。
この経営者の方針のもと、当社は今後、さらなるほねつぎチェーン加盟院及びHONEY-STYLE利用院増加に努め、療養費早期資金化サービスの導入により、アトラ請求サービスの既存会員に対するサービス内容の拡充及び新規会員の獲得を図り、鍼灸接骨院業界の活性化に取り組んでまいります。